李ヨハネ先生のみ言。
今回は、「家庭問題に勝つ方法」です。
☆
では最後に、そういう中でどのように苦痛を扱っていくか
という問題について話してみましょう。
☆
イエス様にとっては、神のみ言を
分かつ対象がいないことが最も大きな苦痛でした。
神はこのように語れと言われたのですが、
そのように語ることができませんでした。
ですから神の前に罪人のようだったのですね。
神が命令されたとおりにできなかったのですから。
そうかと思えば、人々の前にも罪人のようでした。
安息日に病気を治したので、
ユダヤ教徒の前には罪人だったでしょう。
ユダヤ人が受け止めきれないことをされたからです。
その人たちが受け止めきれないことをされたイエス様は、
どんなに苦しかったことでしょう。
とりわけ安息日でも羊が穴にはまれば
引き上げてやらねばならないのではないだろうか
と説得された聖句(マタイ一二・11)があるのを見ると、
イエス様の気の毒な事情が推測されます。
痛々しい患者を見ると、治さねばならず、
ユダヤ人は安息日を侵したとしきりに言い、
神と人の間にはさまって、こうもできず
ああもできず苦労されたのが分かります。
☆
私たちも家庭のことを考える時、
家庭のすべてがみ旨を中心として、
このようになったならいいと思うのに、
全然見込みがないように思えて、
これを流してしまうこともできず、
つかんでいることもできない時があるでしょう。
家庭をうまく率いていかなければならないのですが、
み旨として見ると、悩み苦しむ時があるのではないですか?
そういう苦痛を最小限一回くらいは背負うようになります。
それをよく背負わなければならないのです。
☆
その時は、その場で問い詰めたり、
相手ゆえにもどかしがらないでください。
そういう時は、
「私がどれほどお父様の心を煩わせたのか、
今こそ分かりました。
このようにぶつかってみて、はっきり悟るようになりました。
右手が正しい道だと教えてあげるのに、
しきりに左側だと我を張ります。
このように何も分からない人間を率いてこられた神様は、
どれほど苦労が多く、心を煩わされたでしょうか」
このようにまず神を慰めてさしあげてください。
これが正に勝つ方法なのです。
煩わしいといってやたらに自分を捕まえてもどかしがると、
その人ゆえに自分まで罪を犯します。
ですから大抵の人が教会に来て恵みを受けながら、
家に帰ると、みなこぼしてしまうのです。
家に怨讐が待っています。
家にいる人は、自分が教会に来て恵みを受けて帰ると、
必ずその恵みを損おうとします。
以前にたくさん経験されたでしょう。
職員修練会での説教
『み旨による私』より
1977年5月23日 中央修練所
『み旨による私』より
1977年5月23日 中央修練所
☆
人というものは、自分の思うようには動かないものですね。。。
特に、家族、子供たちを見つめながら思わされます。
「天の願い、基準からみると、うちの子供たちは・・・」
そう思いつつ、要求することもできず、
「結局は自分が問題なのだ。。。」
そんな風に思うこともあったりします。
ヨハネ先生は、こういうときほど、
「神を慰めてさしあげてください」と言われます。
相手に要求するのではなく、
神様を慰めていく・・・
これが勝利の秘訣ですね。
天の心情を求めつつ、
もちろん、現状にとどまることなく、
しかし、要求することなく、
本心が動くように導いていきたいな、
そんなことを思わされています。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
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