2020年04月11日

真のお母様とご家庭のため捧げられた、ひそやかな生涯 [聖賢ソクラテス夫人聖和]



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先日、金明熙(キム ミョンヒ)先生(聖人祝福家庭)の聖和式が
韓国本部主催で行われました。
中和新聞に掲載されている、
李基誠(イ ギソン)会長の聖和の辞を紹介します。


尊敬する聖人祝福家庭 金明煕女史の聖和式を迎え、
天の父母様(神様)と真の父母様に感謝をお捧げします。

また、新型コロナウイルスの影響にもかかわらず、
早朝より訪ねてくださった皆さんに心より感謝を申し上げます。
協会聖和式に見合うように盛大な聖和式を挙げなければならないのですが、
感染予防のための政府の政策に呼応し、
少数で聖和式を挙げることを申し訳なく思います。

真のお母様は、金明煕女史の聖和の報をお聞きになると、
「生涯にわたって天の前に忠誠を捧げ、
 天上世界へと旅立たれるようになったことに感謝します」
と語られ、

 祝 神統一韓国時代開門安着忠誠子
     聖人祝福家庭  金明煕  女史

との揮毫を下さり、『協会聖和式』をもって、
お送りすることを許してくださいました。


金明煕女史は牧師である父親の影響で小学1年から祈祷生活に目覚め、
生涯を神霊と真理で信仰生活をされました。

回顧録を読めば、どれほど再臨主を待たれたか、
飛行機が噴き出す白い雲を見ても、
『もしかして主が来られるのではないか』と考え、
夜には天の星を見て主の啓示を切に求められました。  

母方は、独立万歳運動を主導し、失った祖国を探すために先頭に立った家門です。
父方は牧師である父親が、日帝のキリスト教迫害に立ち向かって逮捕され、
拷問と獄苦に遭うほどの篤実なキリスト教の家門でした。  

金女史は1954年1月7日、『原理』のみ言を聞いて入教されたあと、
数多くの霊的体験をされながら、
55年、日本において文喜進様をお生みになり、
59年4月1日、釜山に帰国されました。  

以後、真の父母様のために多くの精誠を捧げられ、
生涯を祭物としての信仰の道を変わることなく歩まれました。


その上で98年6月13日、
哲学者を代表する聖人ソクラテスと霊肉界祝福を受けられました。
この時、喜進様も李惠信様と霊人祝福を受けられ、
お二方が同じ日時に真の父母様の祝福を受けられました。

金女史は、この日のことを
『祝福を受けて新しい人生を迎えた気持ちでした』と回顧されています。  


金女史は、真のお母様に侍るために最善を尽くされました。

回顧録を読めば、

真のお母様のために祈祷をたくさんしました。
 お母様に対する私の信仰は最初から変わることがなく、
 真の父母様の家庭のための祈祷が私の日課でした


と話されました。  
そして、

真のお母様は清く純粋で、
 天が準備された本当に大切なお方です。
 統一教会のシンボルとして、ただ、天のためにお生まれになったお方です。

 食口たちはお母様が願うことをしてさしあげながら、
 その深い心を推し量らなければなりません。
 それは、そのまま神様にしてさしあげることと同じだからです


と語られています。  

このように金女史は、天のみぞ知る、
蕩減復帰摂理の祭物路程を黙々と歩まれ、
生が尽きる日まで変わりなく、
真の父母様に侍って忠と孝の道理を果たされました。

それゆえ、絶対信仰・絶対愛・絶対服従の模範となる道を
歩まれた真なる孝女であり、忠誠子であられたのです。

天一国8年天暦3月11日 (2020年陽暦4/3)


表に立ってみ旨を牽引する方もいれば、
陰に隠れて、精誠を尽くされる方もおられます。
君影草の別名で知られるスズランのような、
そんな歩みをされたのが、まさに
金明煕先生であったと思います。

最後までお母様のために祈られた方。
み旨に対して、絶対に、変わらずに歩まれた方。。。
私たちの模範ともなるべき歩みをされました。

西川先生が日本宣教をされる前、
お父様の以南入監中の時期に、
日本でひっそり喜進様を出産されたのですね。

ずっと韓国の一食口として歩まれながら、
晩年お会いした人によれば、
つつましい信仰者であり、
日本のこともとても愛しておられたといいます。

さて、日本では、同じころ亡くなられた
43双の阿部千鶴子夫人の聖和式(4月6日 3月30日聖和)がありました。

先に聖和された新國夫人と同じように
鶴の字がつく名前をもつ方の聖和であり、
意味があると、田中地区長も話されています。

基元節7周年と、御聖婚60周年を迎え、
勝利されたお母様を象徴されるような方たちが
聖和されていると感じます。

心からご冥福をお祈りいたします。






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〈金明煕(キム ミョンヒ)女史の略歴〉

1930年12月12日、平安北道朔州郡水東面で父の金ヂョンオク先生と、
母の洪ファクシル女史の長女として生まれ、
54年1月17日、ソウルの延世大学英語英文学科3年の時に
世界基督教統一神霊協会ソウル本部教会に入教、
その後、日本宣教活動を経て帰国し、
60年から青坡文学会会員として詩の創作に携わるとともに、
67年、釜山長老会神学校卒業。79年、ソウル漢城女子大英語英文科卒業。
81年から統一神学校で英語を教えるとともに、
ソウルの中央大英語英文科大学院とロンドン大学クイーンメアリー校大学院に学び、
86年に中央大学校英語英文学科修士を取得。
漢城大学と京畿大学で英語英文学科の講師をしながら、
92 年、京畿大学英語英文学科博士課程を修了。
98年6月13 日、3億6000万双1次国際合同祝福結婚式で
聖人ソクラテスと霊肉界祝福を受けられる。
天一国8年天暦3月9日(2020年陽暦 4/1)午前11時1分、満89歳で聖和。



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posted by ten1ko2 at 08:43 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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