2020年04月23日

「子羊の婚宴」から60年! お母様が自叙伝で証された当日の様子、主の花嫁の決意 



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真の父母様の御聖婚 1960年4月11日〈天暦3/16〉☆


今年は歴史的な年であり、真のお父様の聖誕100周年と共に、
御聖婚60周年を迎えました(4/8)。
60年前の「子羊の婚宴」の様子が、
真のお母様の自叙伝にも書かれています。

教理研究院の「今日の摂理」 より紹介します。


  真の父母時代の幕開け

イエス様は人類の真の父母となるために誕生されましたが、
その使命を果たすことができず、十字架の道を行かれました。

イエス様の路程を蕩減するため、
血と汗と涙の道を歩んでこられた真のお父様は、
1960年3月27日に韓国の旧本部教会で、
再臨主を迎えるために精誠を尽くしてきた
洪順愛ハルモニ(大母様)の一人娘である、
真のお母様と約婚式を行われました。

4日後の3月31日、真の父母様の聖婚式と
3弟子の祝福式について決定がなされ、
4月11日(天暦3/16)午前10時、
旧本部教会に韓国全土から食口たちが参席する中、
真の父母様の聖婚式が挙行されました。

「小羊の婚宴」(ヨハネ黙示録19章)は、
真の父母様の聖婚式によって実現されました。
アダムとエバが堕落することで失った
人類の「真の父母」が、こうして誕生されたのです。

真の父母様の聖婚式は、蕩減復帰歴史において
長成期完成級の蕩減の峠を越える歴史的瞬間となりました。

長い復帰摂理史の基盤の上に、
完成したアダムとして来られた真のお父様は、
地上での摂理基盤を築いたのち、真のお母様を迎えられました。

天の代身であるお父様と、地の代身であるお母様が一つになり、
分かれていた天と地が初めて連結されるようになったのです。

アダムとエバが堕落して互いに怨讐となった結果、
神様との間にも障壁が生まれました。
その障壁が6000年ぶりに崩れるという、
救援摂理史の歴史的転換点を迎えたのです。


  家庭理想実現に向かう救援摂理の出発

真の父母様が、神様を中心とした
家庭的四位基台を完成なさることで、
地上天国創建のための出発の基台を立てられました。

真の父母様による祝福結婚を通して、
人類を本然の血統に転換し、
本来の家庭理想実現に向かうという、
救援摂理の出発となったのです。


  独り子と独り娘が聖婚する「小羊の婚宴」


真のお母様のみ言
〈韓鶴子総裁自叙伝『人類の涙をぬぐう平和の母』より抜粋〉

 私と文(鮮明)総裁の佳約式(約婚式)には、深い意味があります。聖書で言う人間の6000年の歴史は、真の父母を迎えるための悲痛なる路程でした。

 真の父母と出会えなかったことが、それまで全人類にとっての悲しみでしたが、この佳約式によって、その悲しみが終わったのです。まさに、祝福の日でした。

 聖婚式は、佳約式から半月後の4月11日、陰暦3月16日の午前10時から行われました。全国の教会から選ばれた約700人の信徒が青坡洞教会(旧本部教会)に集まる中、意義深い聖婚式が盛大に挙行されたのです。佳約式の時よりもさらに大勢の信徒が集まったため、教会は足の踏み場もないほどでした。周りの路地も、教会内に入れない人々で埋め尽くされました。

 式場は、教会の礼拝堂をきれいに飾りつけて準備されました。壁と床を白い布で覆い、玄関から入って左手に壇を作りました。白いチマチョゴリを着て長いベールをかぶった私は、新郎である文総裁と腕を組み、聖歌「宴のとき」に合わせて二階から下りていきました。こうして、歴史に永遠に残る聖婚式が、祝賀客の熱い歓迎の中、挙行されたのです。

 …聖婚式は、私が宇宙の母、平和の母として人類の前に新たに登極する日でした。神様の願ってこられた、独り子と独り娘が聖婚する「小羊の婚宴」は、アダムとエバが成し遂げられなかった宇宙的な真の夫婦、真の父母の理想を実現する場でした。

 式が終わり、私と文総裁は晴れて夫婦となって、初めて一つの食膳で食事をしました。普通の夫婦であれば当然のように楽しむ新婚旅行はもちろん、新婚生活における甘い夢すら、思い描くことはできませんでした。ただ、神様と教会のことだけを思ったのです。

 韓服に着替えた私たち夫婦は、信徒と共に歌を歌い、踊りを踊って、神様に栄光をお返しする喜びの時間を過ごしました。歌を歌ってほしい、という信徒たちのリクエストを受け、私は「春が来れば」を歌いました。

 「春が来れば、山に野原にツツジが咲くよ。ツツジの咲くところ、私の心も花咲いて……」

 春は新しい出発を意味します。私は、希望の季節である春が好きです。寒い冬を抜け出し、眠りから覚めた生命が躍動して、夢を描いていくことを願うからです。私は、統一家の歴史もいよいよ春を迎え、新たに出発しなければならないと考えました。

 その日、地上に真の父母の家庭が現れることで、神様の摂理は新たな扉を大きく開きました。薄氷を踏むような日々を越えて行われた聖婚式。その日は、神様が最も喜ぶ一日となりました。

 ヨハネの黙示録に、終わりの日に主が再び来られたら、「小羊の婚宴」をなさるという一節があります。その宴こそまさに、失われた独り子、独り娘を新郎新婦として結び、真の父母として立ててくださる神聖な祝福儀式です。

 私は文総裁と夫婦の契りを結びながら、神様の前に固く決意しました。

 「神様が苦労して歩んでこられた蕩減復帰摂理の歴史を、私の代で清算します。何より、神様の名のもとに起こっている宗教的な分裂は、神様が最も胸を痛められることです。それを必ずや、解決してみせます」

(117-120頁)

Blessed Lifeより


お母様の自叙伝を読むとお母様が誕生され、
ご聖婚まで成長される背景には、
大母様とハルモニ、すなわちお母様の
おかあさんとおばあさん、この二人の存在、
お二人の信仰と精誠があったことがわかります。

もっと言うならば、お二人がいなければ、
お母様は存在しなかった、独り娘として、
勝利しておられなかったのではないか、
そのようにも思います。

真の父母様の聖婚式は、
奇跡と奇跡の出会いである、
そのように言うことができるでしょう。

さらに言うならば、
お母様の御聖婚の動機が凄まじいです。

「神様が苦労して歩んでこられた
蕩減復帰摂理の歴史を、私の代で清算します」

普通の人は自分の幸せのために結婚しますが、
お母様はそうではなかったのです。
その決意が今もなお、変わらないお母様が
本当に素晴らしいし、ありがたいと思うのです。





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posted by ten1ko2 at 09:11 | Comment(0) | 父母様の路程 生活の証し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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