手足も指の一本も大切であるように、
ある一つの存在というものは、
全体を代身した一つ──
李ヨハネ(イ ヨハン)先生の
信仰サプリ、
説教「一人の人」の続きです。
☆
一人の責任
一人の責任
すべての存在は、それぞれの創造目的のために
つくられたとおりに、ある役目を果たしています。
機械一つとってみても、非常に小さい付属品の一つでも、
もしそれがなければ力が出せません。
本当にこれを見て驚きました。
例えば、紙切れみたいなパッキングーつをはめて発動させると、
とても力強く動きます。
しかし、機械を長く使うと、そのパッキングも古くなってきて
パッキングの役目が果たせなくなり、
そのとき機械の発動は持続できなくなります。
☆
人は心情の存在です。
ところで心情の誘発は、とても小さなことを通してなされます。
とても小さいことを通して心情を発動させなければなりません。
心情を保って心情的な発動をさせるというのは、
機械を発動させることよりも難しいことです。
愛というのはもっと難しいものです。
心情はお互いのサイズがきちんと合わないと
発動しないようになっています。
きちんと合うとき、あなたであり私であるという
心情の発動が起こります。
人間が作った機械も精密ですが、神が創造した人間においては、
愛を持つべき存在として、
どれほど精密につくられたかということを皆さんは推測できるはずです。
さあ、機械の小さな一つの付属品のように、
自分はいかなる分野であろうとなくてはならない自分であり、
どこまでも自分の存在位置で
必要とされなければならない自分であることが分かります。
☆
この責任を果たすことにおいては、
自分を肯定することができません。
人は一生、自分を肯定できません。
全体との関係の中にあるので自分を肯定できないということを
知らなければなりません。
すべての機械が有機的な関係を持っているように、
自分という存在は全体目的のためにある者として、
自分が自分の責任を果たせなければ、無用の者です。
自分の責任を果たせなければ、落ちて出ていってしまうのです。
心情世界で授受できない人は、すぐに疎外され、
相対基準を結べずに審判を受けるでしょう。
今日私たちの家庭、社会、国家、世界においても、
あるいは心情の世界においても、授受できなければ埋もれてしまいます。
だれも相対しないというのです。
生活の中の心情復活 李耀翰
「一人の人」
一人の責任
1984年4月3日(火)統一神学校
(この説教はチャペルの時間に語られたもの)
「一人の人」
一人の責任
1984年4月3日(火)統一神学校
(この説教はチャペルの時間に語られたもの)
☆
「一人一人が大切な存在である」
というのは、先日子供たちに、
家庭礼拝で少し似たような話をしました。
今日のお話を読みながら、
子供たちに話すよりも、
私自身の心に留めておかないといけない、
そのような思いになりました。
自分に与えられた責任を果たせないと
ヨハネ先生が語られているように、
疎外されるような思いにさせられます。
たとえ足りない存在だとしても、
私は全体のために、全体を活かすために、
なくてはならない存在である、
そのようにとらえることによって、
私の存在価値を見出すことができると思います。
意識の転換、
私の存在位置というものを
明確にしていく必要がある、
改めて感じさせていただきました。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
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