2020年07月12日

み言の恩恵を、どんどん増やす相続の仕方と、簡単に失う受け方 《金元弼先生》



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金元弼(キム ウォンピル)先生のみ言、
「悔い改めは出発の時と同じ」より
「み言を自分のものとして伝える」です。


親が食べたいものを食べず、人の寝る時に寝ず、
使いたい時に使わないで、お金をたくさんもうけたとします.
そして親はそのお金、財産を
全部その子供に相続してあげました。

相続したのだから、この財産は
子供のものになっていると考えると思います。
ところが、そうではないというのです。

なぜなら、親はたくさんの財産を得るために、
今話したような苦労した内容をもっているからです。

ところが子供はこういう過程を通じないで、
そのまま受け取ったわけです。
これはその子供の所有物になる条件となるのです。

自分のものとなるためには、親がこういう内容を通じて得たごとく、
子供もそういう内容を通じて初めて自分のものになるのです。
そうすれば、そのお金はどんどん増えていくというのです。

 
それと同じく、私たちは先生からたくさんの恵みを受けます。
み言を受けます。

先生が私たちに与えてくださるのは、
神のため、人類のためにすべてを尽くしたうえで
得たみ言であるというのです。

先生のみ言は、ただ伝え聞いたものではなく、
先生が神のために尽くすことによって得たものです。

ところが、私たちは尽くさないでこのみ言を受けます。
ですから、私たちは色々なみ言を受けて知っているけれども、
そのみ言は自分のものにはまだなっていないのです。
自分のものではなく、先生のものなのです。

神様や親はみ言が子供のものになることを念願します。
神様や親のものですけれども、
それが子供のものになるように念願するというのです。

その願いにこたえるためには、尽くして、
その内容を備えなければいけないのです。
そうしてこそ初めて、み言が親のみ言であり、
また子供のみ言にもなるというのです。


ところが人々は、み言を受けて、
これを自分のものにする過程を通じないで、
そのまま人に伝えます。

そしてその人も、受け取ってそのまま伝えるのです。
受け取って伝えたのですから、
そのみ言は自分のものにならないのです。

自分のものにならないままに人に伝えたのですから、
自分には何もなくなるというのです。

自分のものにできずに伝えると、最後にはサタンが構えているわけです。
そしてそのみ言がサタンのところに行ってしまうのです。

これを神のみ言が地に落ちたというのです。
人間のために与えたみ言が、
サタンのために与えたという結果になるのです。


皆さんが先生からみ言を受ける時には、
「あっ、すてきだなあ、本当に素晴らしい」とだけ思って
受け取るのではなく、一歩進んで、
どうしてこのようなことができたのだろう、
私もその道を行かねばならないと、
こう考えなければいけないのです。

そうすればみ言は、自分のものになるというのです。
どんどんとそのみ言は増えていきます。

ですから、そうでない場合は、
いつも目上の人に聞かなければなりません。
質問してまた聞かなければいけません。
だからみ言を自分のものにする努力をしてほしいと思います。


「悔い改めは出発の時と同じ」 
1975年11月2日 川崎・楚麗邑


み言を自分のものにする・・・
本当に大切なことだと思います。
み言を求める姿勢ももちろん重要です。

孔子は、「朝に道を聞かば、夕べに死すとも可なり」
という有名な言葉を残しています。

その「道」いわゆる「真理」を私たちは知ったのです。
これはどれほど素晴らしいことでしょうか。
人類が待ちに待った新しい真理を
一方的に与えられた私たちです。

もちろんその真理を伝えなければなりませんが、
重要なのは、「真理の実体になる」こと。

み言を口で伝えるだけでなく、
身をもって示すことのできる、
まさに真の父母様のごとくの道を
たどっていく私たちになっていきたいと思うのです。







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posted by ten1ko2 at 08:46 | Comment(0) | 信仰生活・信仰講座・礼拝説教 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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