前田千代子講師の
『天一国時代の信仰生活講座』です。
☆
私たちは、さまざまな導きを通して天の父母様(神様)に出会い、
このみ旨の道を出発しました。
そして、信仰生活の出発は、自分自身の中に動機があって
始めたと思われている人もいるかもしれません。
しかし、私たちの信仰の動機は神様にあり、
私たちは神様からの召命を受けた者なのです。
それは一世であっても、二世、三世といった
祝福子女であっても変わりません。
ただし、一世は堕落圏内から、
祝福子女は神の血統圏内から召命されたのです。
召命とは、「神様の恵みによって、
神様に呼び出された」ということです。
その神様の召命を受けて、私たちは信仰するようになりました。
ですから、私たちの信仰の出発点は、
自分ではなく、神様にあります。
新しい使命のために、私たちは選ばれたのです。
信仰の動機は、神様です。
決して自分から始まったのではありません。
☆
聖書に、召命について記した箇所があります。
「わたしは地の果(はて)から、あなたを連れてき、
地のすみずみから、あなたを召して、あなたに言った、
『あなたは、わたしのしもべ、
わたしは、あなたを選んで捨てなかった』と」
(イザヤ41・9)
「わたしはあなたをまだ母の胎につくらないさきに、
あなたを知り、あなたがまだ生(うま)れないさきに、
あなたを聖別し、
あなたを立てて万国の預言者とした」
(エレミヤ1・5)
神様は、地の果てからイザヤを連れてこられました。
またエレミヤに対しては、生まれる前から召命したと語られました。
イザヤもエレミヤも旧約時代の人ですが、
現代の私たちについても同じことが言えるでしょう。
☆
神様は、私が地の果てにいたとしても、
生まれる前であったとしても、
私という存在があることを知っていらっしゃるのです。
むしろ、私たちが生まれてきたのも、
こうして生きているのも、
神様が生命を与え、人生を与えてくださったからです。
自分自身を自分の目で見れば、
小さく不足で何もできないような私であるかもしれません。
しかし、神様の目から見ると、全く違う私なのです。
待って待って待ち望んで、ようやく生まれ、
今日まで導いてくださった神様がいらっしゃいます。
私たちはそのような神様によって予定された者であり、
時が来て選ばれた一人一人です。
神様が動機となって、私をこの道へと召命されたのです。
教会とは、建物ではなく、そのような
召命された人々が集まる所を言うのです。
また、私たちは一人一人が、
神様から召命された一人一人であり、
尊い神の子、兄弟姉妹なのです。
前田千代子・著
『天一国時代の信仰生活講座』(2)
第一章 神による召命
1. 信仰の動機とは?
(Blessed Lifeより)
『天一国時代の信仰生活講座』(2)
第一章 神による召命
1. 信仰の動機とは?
(Blessed Lifeより)
☆
この道に導かれたことは、
どれほど感謝であるか知れません。
しかし、時には、挫折というか、
「私なんて、この道に必要な存在なのだろうか」
そう思ってしまうこともあるのではないでしょうか。
「私」は神様に召されたのだ。。。
召命観を持つということは、
信仰が困難になった時、
どれだけ力づけられ、勇気づけられることでしょうか。
天の召命を受けた私であることを
しっかりと自覚する者になっていきたいと思うのです。
『天一国時代の信仰生活講座
真の愛を育む生活信仰のすすめ』
季刊「祝福家庭」誌で10回にわたって連載され、
好評を博した前田千代子講師の
「信仰生活講座」が単行本になりました。
千葉中央修練所で長年、行われてきた
講義のエッセンスが詰まった一冊です。
(光言社)
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
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