浅川先生のシリーズ、
「平和の母」が流した七つの涙より、
第六の涙 人類への涙を紹介します。
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「地球の片隅で感じる苦痛は、地球全体の、
全人類の苦痛となることを忘れてはなりません」
(韓鶴子総裁自叙伝『人類の涙をぬぐう平和の母』250ページ)
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人間の生存にとって最も重要なのが食生活です。
飢えの危機に瀕している人々は、
2018年には世界で8億2,160万人に及び、
実に世界人類の9人に1人が飢えに苦しんでいることになります
(2019年「世界の食料安全保障と栄養の現状」、日本ユニセフ協会)。
「平和の母」韓鶴子夫人は、世界的飢餓に対して、
アキンウミ・アデシナ博士の言葉を引用しています。
「世の中に、食事を提供し、飢餓と
栄養失調をなくすことよりも重要なことはありません。
飢えというのは、人類にとってまさに害悪です。
白、黒、ピンク、黄色、いかなる肌の色の人も、
飢えてはいけません」
(同41ページ)
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人類はさらに深刻な問題を抱えています。
国内外の紛争のため、土地住居を追われて流浪する難民問題です。
強制的に住む場所を追われた難民、避難民は、
世界で約7,080万人もいるのです。
そのうち紛争や戦争、迫害から逃れるために
国外に脱出した難民は2,590万人に及びます。
毎日、37,000人の新たな難民避難民が生まれているのです
(国連難民高等弁務官事務所〈UNHCR〉、2019年報告)。
この悲惨な現実の犠牲者は子供たちです。
避難を強いられた人々の約40%は18歳未満の子供たちなのです。
親兄弟と離反し、誰にも守られることなく
暴力や虐待を受け、教育は全く受けられず、
少女たちは10代前半で結婚を強いられこともあります。
乳幼児たちは栄養失調で弱り果てて死を待つばかりです。
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この惨状に心を痛める「平和の母」は語られます。
「私たちが家で、心安らかに温かい御飯を
食べている時でも、多くの人々が
故郷から根を抜かれて追われ、流浪しています。
自分の家から追い出される苦痛と悲しみは、
人生を根底から揺さぶります。
その胸痛い悲劇を、私たちの世代で
必ずや終わらせなければなりません」
(同39〜40ページ)
「私は南米に行って、何度も涙を流しました。
広大な地で苦労しながら生きる人々の苦しみに涙し、
学習意欲にあふれながらも文字すら
学ぶことのできない子供たちを見ながら、
心が張り裂けそうになりました」
(同345ページ)
韓鶴子夫人は「平和の母」として、全人類の「真の母」として、
悲惨な人類のために涙を流し、自らを完全に犠牲にして、
与えて忘れる愛の実践をされているのです。
「平和の母」が流した七つの涙 6
【第六の涙】人類への涙
浅川 勇男
【第六の涙】人類への涙
浅川 勇男
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浅川先生のこの記事のタイトルは、
「平和の母」が流した七つの涙、ですが、
改めて涙にもいろいろな涙があることを感じます。
普通は自分のためにも涙を流すこともありますが、
お母様はそういう涙を一切流されてこなかったのかもしれません。
母の慈愛。。。子供の苦痛に涙を流し、
幸せのために祈りを捧げてくださり、
貴い涙を流されるお母様。
その涙によって、神様を感動させ、
私たちの罪は洗い流され、
人類すべてが活かされていくのだと思うのです。
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