2020年11月02日

新大陸会長、よろしくお願いします! *自叙伝に掲載された方相逸会長の証し



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このたびの新体制人事で、
総会長的立場として
方相逸(パン・サンイル)大陸会長が立たれました。

6500双で韓日祝福を受けられましたが、
真のお父様の自叙伝に
ご家庭の証しが紹介されいます。

ここに出てくる「青年」というのが、
実は、方相逸大陸会長のことなのです。


私によく従ってきたとても英明な青年がいました。
結婚の時が来て、一九八八年に配偶者を求めたところ、相手は日本の女性でした。

青年の父親は「よりによって日本人を嫁に迎えなければならないとは……」
と言葉を失ったそうです。

彼は、日本の統治時代に徴用で連れていかれ、
岩手の炭鉱で強制労働に従事した人でした。
仕事がとてもつらく、死を覚悟して炭鉱を脱出した彼は、
下関まで数十日かけて歩いていき、
釜山行きの船に乗ってようやく故国に戻ってきました。

ですから、日本に対する憎悪は天にも届くかと思われるほどでした。

「このとんでもない親不孝者め!
わが家の族譜からすぐに抜いてしまおう。
わが家には一歩たりとも怨讐の国の女を入れることはできない。
すぐに連れて消えてしまえ!
おまえとは意見が合わん。
家を出ようが死のうが、おまえの勝手にしろ!」

父親の態度は強硬でした。
しかし、青年は自らの意志を貫き、日本人女性と結婚した後、
楽安 (全羅南道)にある故郷の家に新婦を連れていきました。
父親は門も開けてくれませんでした。

渋々二人の結婚を受け入れた後も、嫁に対するいじめは続きました。
嫁がつらそうにしていると、
「おまえたちが私にしたことに比べれば、このくらいは何でもない。
こうなることも分からずに、この家に嫁に来たのか」と叱責しました。

また、舅は、名節 (正月や秋夕など韓国の伝統的な祝日のこと)
で家族が集まるたびに、日本の嫁をそばに座らせて、
岩手炭鉱時代の話を繰り返し聞かせました。

そのたびに嫁は、「お父さん。私が日本の代わりに謝罪します。
申し訳ありませんでした」と涙を流して許しを請いました。
日本の嫁は、舅の心の怨みがなくなるまで、
幾度となく繰り返される話を最後まで聞いて、何度も頭を下げました。

そうやって十年くらい経って、
ようやく舅は嫁に対するいじめを止めました。
怨讐に対するような冷たい態度が消え、
嫁をかわいがるようになったので、驚いた家族が尋ねました。

「最近、嫁のことをどうしてあんなにかわいがるのですか。
日本の女性なのに憎くないのですか」

「もう憎くはない。
心の中に積もり積もった怨みはすべてなくなった。
これまでだって嫁を憎んでいたわけではないのだ。
徴用された時の怨みを嫁にぶつけていただけだ。
この子のおかげで私の怨みがすべて解けた。
これからは、私の嫁だからかわいがらなくては」

日本人が犯した罪を日本女性の嫁が代わりに償ったのです。
人類が平和世界に向かう贖罪の道とはこのようなものです。

『平和を愛する世界人として』
第五章 真の家庭が真の人間を完成する―結婚と愛
【凍りついた舅の心を溶かしだ十年の涙】


昨日は、「6500双家庭会」の総会がリモートで行われ、
松戸教会でも、教会長を中心に、
何人かのメンバーが参加していました。

方相逸会長は、家庭会の日本会長でもあり、
昨日はスピーチをされていましたが、
祝福当時のエピソードを話されていたようで、
みんなの笑い声が聞こえてきました。

サモニムは、お義父さんに対して、
怨みを解く歩みをしていかれたのですね。。。

お父様が語られるように、これが、
「平和世界に向かう贖罪の道」です。

日韓、韓日家庭の役割はとても重要だと思います。

田中会長は、
「世界本部のユンヨンホ本部長との連絡は、
徳野会長の時より相当早くなったと思う。
大陸会長と本部長は、心情的にも近いし、
連絡もすぐ取れる、ツーカーの関係だと思う」
こんな風におっしゃっていました。

私たちも新大陸会長と一つになって、
与えられた責任を果たすことが、
平和世界を実現する道であると思い、
さらに邁進していきたいと思うのです。






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