2020年12月15日

(証し)お父様のみ言を徹底検証してみたら、奇跡的な結果が! 《中村惣一郎先生》



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神の目的、真なる因縁を
求めていけば、
必ず神に会うことができる。
それは宇宙の法則のようなものである




中村惣一郎先生の草創期の証し。

50年前、初めて真のお父様に会われた
若き日の中村先生が、
お父様のみ言通り、徹して歩んでみようと
決意されました。
感動の証しです。


(福岡でお父様にお会いした後)
三月の中旬に鹿児島に移動してから、
私は一つの目標を立てていました。

それは「歴史的父との因縁を復帰し、
内的勝利の基準を確立せよ」というものでした。

創造理想を抱かれた神様は、人間の堕落以降、
アダム、ノア、アブラハム、モーセ、
そしてイエス様を通して歴史を導いてこられました。

そして今、この地上に再臨主を送られました。
その時代に私は生きているのです。

そのような私を訪ねてくださった神様との
歴史的因縁を復帰すること、
そしてそのような内的因縁を
いつも心のうちに抱きながら生活すること、
それが私の目標でした。


真のお父様が、六五年一月二十八日に
第一次世界巡回で来日されたとき、
歓迎式典で語られた「神の目的」という
み言が『成約新聞』に掲載されました。

そのみ言を福岡にいるときに読んだのですが、
そのみ言は「神の目的、真なる因縁を求め続ければ、
必ず神様に会うことができる。
それは宇宙の法則のようなものである」

というものでした。

そこで私は、この年の七月二十日から八月末まで行われた
夏季開拓伝道のときに、
このみ言を実践しようと決意しました。

“神様に出会いたい、生きて働かれる神様を確信したい”
と思ったからです。

そして夏季開拓の四十日間、「神の目的」、
それのみに徹しようと思ったのです。

それ以後、生活のすべてをそこに集中しようとしました。

夏季開拓の間、電車、自転車を使わず、
食事も簡単にしました。

九州に「棒ラーメン」というものがあるのですが、
それを主に食べ、
調理に十分間ほど、食べるのも数分間で終えました。

“二十四時間その目的しかない”、
そのような生活をしようとしたのです。


そのころ、東京の中央大学の学生、関西の近畿大学の学生、
名古屋の高校生と私という、四人の男性が鹿児島にいました。
その四人で鹿児島の真夏の炎天下を歩きました。

三人の兄弟たちが歩いている十五メートルほど先を、
いつも私が早足で歩いていました。
神様の目的のみに徹したいと思ったからです。

きっと、兄弟たちは“おかしな教会長だ”と
思っていたことでしょう。

開拓伝道が始まってから二十日を過ぎたのですが、
何も起こりませんでした。
なかなかみ言を聞く人がいませんでした。

しかし、“何かが起こる。奇跡のようなことが、
残された期間の中に起こる”
という、不思議な確信がありました。


すると、ある人が「面白い人を紹介する」と言うのです。

その“面白い人”とは、社会主義を勉強しているが、
聖書をも読んでいる女性だということでした。
その女性は、労映(労働者の映画鑑賞サークル)の
副委員長をしている人でした。

不思議だったのは、その女性と話している間に、
“この人は、神のみ旨に献身しなければならない”
という思いがとても強くわいてきたことでした。

序論の講義をした後、土日を挟んで月曜までの
四日間ほどで講義を終了しました。

その当時の教会は、教会といっても
二軒長屋のうちの一軒でした。
隣室で兄弟姉妹が祈る中、すべての講義が終了しました。

講義を終えたお祝いにと兄弟姉妹たちが聖歌を歌ったとき、
その女性の目から涙が流れました。
そのとき、“生まれた!”と思いました。

私がその後、鹿児島から千葉に異動になったあとに
分かったことですが、
実は、その女性は共産主義の活動をしていたのですが、
いろいろな疑問を感じ、葛藤しながら
自分の生きるべき真実の道を探していた人でした。

そして統一原理と出会って、そこに解答を見いだしたのでした。
彼女は友人たちを伝道し始めました。
そのかたが新国田鶴子さん(七七七双)です。


開拓伝道の残りの十日間ほどは、
波乱万丈の出来事が連続しました。

今まで通教していた青年が献身的に歩むことを決意し、
鹿児島大学の学生、看護学生の計四人が、
東京で行われた四十日開拓伝道報告会に出席しました。
そして、そのうち二人が三日修練会に参加して
献身的に歩むことになったのです。

こうして、「神の目的を求めていけば、
必ず神に会うことができる。
それは宇宙の法則のようなものである」

というみ言が現実のものとなったのです。

このように、お父様のご来日を起点とした、
この四十日間の開拓伝道期間は、
私の信仰生活にとって一大転換期となりました。



新国田鶴子さんは、今年の基元節の時に、
聖和されましたが、
伝道された時も、食口たちの精誠の下
奇跡の結実として導かれたのですね。

「完全な主体が生ずれば、完全な対象が生ずる」
という、お父様のみ言があります。

私たちがお父様と完全にひとつになれば、
絶対的な主体になり、そのことによって対象圏が
生まれてくるというのです。

中村先生の証しは、まさにそのような歩みであると
感じさせていただきました。

「神の目的、真なる因縁を求め続ければ、
必ず神様に会うことができる。
それは宇宙の法則のようなものである」


このみ言を現実化するために、
中村先生はどれほど精誠を込めて、歩まれたことでしょうか。

私たちも路傍伝道を継続していますが、
このままではいけないと感じているところです。

中村先生の証を相続しつつ、
過去以上の気概を持って歩むことを
天が願っていると感じさせていただきました。




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