神の目的、真なる因縁を
求めていけば、
必ず神に会うことができる。
それは宇宙の法則のようなものである
☆
求めていけば、
必ず神に会うことができる。
それは宇宙の法則のようなものである
☆
中村惣一郎先生の草創期の証し。
50年前、初めて真のお父様に会われた
若き日の中村先生が、
お父様のみ言通り、徹して歩んでみようと
決意されました。
感動の証しです。
☆
(福岡でお父様にお会いした後)
三月の中旬に鹿児島に移動してから、
私は一つの目標を立てていました。
それは「歴史的父との因縁を復帰し、
内的勝利の基準を確立せよ」というものでした。
創造理想を抱かれた神様は、人間の堕落以降、
アダム、ノア、アブラハム、モーセ、
そしてイエス様を通して歴史を導いてこられました。
そして今、この地上に再臨主を送られました。
その時代に私は生きているのです。
そのような私を訪ねてくださった神様との
歴史的因縁を復帰すること、
そしてそのような内的因縁を
いつも心のうちに抱きながら生活すること、
それが私の目標でした。
☆
真のお父様が、六五年一月二十八日に
第一次世界巡回で来日されたとき、
歓迎式典で語られた「神の目的」という
み言が『成約新聞』に掲載されました。
そのみ言を福岡にいるときに読んだのですが、
そのみ言は「神の目的、真なる因縁を求め続ければ、
必ず神様に会うことができる。
それは宇宙の法則のようなものである」
というものでした。
そこで私は、この年の七月二十日から八月末まで行われた
夏季開拓伝道のときに、
このみ言を実践しようと決意しました。
“神様に出会いたい、生きて働かれる神様を確信したい”
と思ったからです。
そして夏季開拓の四十日間、「神の目的」、
それのみに徹しようと思ったのです。
それ以後、生活のすべてをそこに集中しようとしました。
夏季開拓の間、電車、自転車を使わず、
食事も簡単にしました。
九州に「棒ラーメン」というものがあるのですが、
それを主に食べ、
調理に十分間ほど、食べるのも数分間で終えました。
“二十四時間その目的しかない”、
そのような生活をしようとしたのです。
☆
そのころ、東京の中央大学の学生、関西の近畿大学の学生、
名古屋の高校生と私という、四人の男性が鹿児島にいました。
その四人で鹿児島の真夏の炎天下を歩きました。
三人の兄弟たちが歩いている十五メートルほど先を、
いつも私が早足で歩いていました。
神様の目的のみに徹したいと思ったからです。
きっと、兄弟たちは“おかしな教会長だ”と
思っていたことでしょう。
開拓伝道が始まってから二十日を過ぎたのですが、
何も起こりませんでした。
なかなかみ言を聞く人がいませんでした。
しかし、“何かが起こる。奇跡のようなことが、
残された期間の中に起こる”
という、不思議な確信がありました。
☆
すると、ある人が「面白い人を紹介する」と言うのです。
その“面白い人”とは、社会主義を勉強しているが、
聖書をも読んでいる女性だということでした。
その女性は、労映(労働者の映画鑑賞サークル)の
副委員長をしている人でした。
不思議だったのは、その女性と話している間に、
“この人は、神のみ旨に献身しなければならない”
という思いがとても強くわいてきたことでした。
序論の講義をした後、土日を挟んで月曜までの
四日間ほどで講義を終了しました。
その当時の教会は、教会といっても
二軒長屋のうちの一軒でした。
隣室で兄弟姉妹が祈る中、すべての講義が終了しました。
講義を終えたお祝いにと兄弟姉妹たちが聖歌を歌ったとき、
その女性の目から涙が流れました。
そのとき、“生まれた!”と思いました。
私がその後、鹿児島から千葉に異動になったあとに
分かったことですが、
実は、その女性は共産主義の活動をしていたのですが、
いろいろな疑問を感じ、葛藤しながら
自分の生きるべき真実の道を探していた人でした。
そして統一原理と出会って、そこに解答を見いだしたのでした。
彼女は友人たちを伝道し始めました。
そのかたが新国田鶴子さん(七七七双)です。
☆
開拓伝道の残りの十日間ほどは、
波乱万丈の出来事が連続しました。
今まで通教していた青年が献身的に歩むことを決意し、
鹿児島大学の学生、看護学生の計四人が、
東京で行われた四十日開拓伝道報告会に出席しました。
そして、そのうち二人が三日修練会に参加して
献身的に歩むことになったのです。
こうして、「神の目的を求めていけば、
必ず神に会うことができる。
それは宇宙の法則のようなものである」
というみ言が現実のものとなったのです。
このように、お父様のご来日を起点とした、
この四十日間の開拓伝道期間は、
私の信仰生活にとって一大転換期となりました。
☆
新国田鶴子さんは、今年の基元節の時に、
聖和されましたが、
伝道された時も、食口たちの精誠の下
奇跡の結実として導かれたのですね。
「完全な主体が生ずれば、完全な対象が生ずる」
という、お父様のみ言があります。
私たちがお父様と完全にひとつになれば、
絶対的な主体になり、そのことによって対象圏が
生まれてくるというのです。
中村先生の証しは、まさにそのような歩みであると
感じさせていただきました。
「神の目的、真なる因縁を求め続ければ、
必ず神様に会うことができる。
それは宇宙の法則のようなものである」
このみ言を現実化するために、
中村先生はどれほど精誠を込めて、歩まれたことでしょうか。
私たちも路傍伝道を継続していますが、
このままではいけないと感じているところです。
中村先生の証を相続しつつ、
過去以上の気概を持って歩むことを
天が願っていると感じさせていただきました。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
【「私たちの声」・私とTP ・信仰の証しの最新記事】
- オモニにもらったドーナツの味 ご子女様..
- 「南米に主人がいない」神の啓示から始まっ..
- 「根を張るんだよ」 アボジの手が私の..
- あの時高熱を癒してくださった、柔らかく温..
- アボジに、「キスしなさい!」と言われたら..
- 統一教会は異端なのか?! 弟を取り戻そう..
- 極と極、メシヤの実験カップル?! 777..
- 「私の人生は海のよう」 *嵐を越える秘訣..
- 問題児の修練生、若き日の大塚会長に起こっ..
- (証し)自分がメシヤかも?! 若き日の大..
- (証し)私が文先生をメシアだと確信した理..
- (証し)世界中が感動した日本人女性、余命..
- 初めて会った文先生のオーラは、金色で破格..
- アボジの押し、冒険できない日本人の中で「..
- 祝福でさらに運勢UP お義父さんもただ者..
- (証し)ただ者ではない! アボジを「おう..
- 阿部先生が忘れられない、1960年代草創..
- (証し)私の運勢を変えた、初めて出したお..