サンデー世界日報に浅川先生の
「家庭円満を招くいのちの言葉」が掲載されています。
今後、不定期に紹介したいと思います。
今回は、『鬼滅の刃は真の愛の言葉』です。
☆
漫画「鬼滅の刃」が空前のヒットとなっている。
アニメも大人気で、2020年はコロナと
「鬼滅」の年だった、と言っても過言ではない。
「鬼滅」は、鬼に親を惨殺され、
妹を鬼にされた主人公・炭治郎が、
妹を元の人間へ戻すために鬼たちと戦って、
数々の試練を乗り越えていく物語だ。
そもそも「鬼」とはどんな存在だろうか。
人間の幸せな姿を見るといたたまれなくなり、
不幸に落とし込め、地獄の底に叩き込んで、
立ち上がれないようにして、ほくそ笑む存在である。
なぜ、主人公は鬼に勝てるのか。
簡単に言うと、目に見えるからである。
鬼がいかに凶悪な存在でも、
目に見える限りは退治できる可能性がある。
動きが見えれば対応できる。
左右であれ上下であれ、鬼の動きを防ぎ、
攻撃することができる。
☆
しかし、「鬼」が目に見えず、心の内にいたらどうか。
「鬼滅の刃」のように、人の目に見える「鬼」だけならば、
人類はとっくに平和と幸福を享受したであろう。
ところが、2021年現在でも、世界的に対立や葛藤は消滅せず、
家庭の悲劇は続いている。
SNSの普及は新たなる犯罪を生み出している。
科学の驚異的発展にもかかわらず、
なぜ不幸は絶えないのか。
☆
人の目に「鬼」が見えず、そして
その「鬼」は人間の心を住処としているからである。
人間の自己中心性、嫉妬妬み、憎悪、怨み、
蔑視などの心に住み着き、
その居心地の良さに根を張っているのだ。
しかも、「鬼」は生命力があるので、取り憑いた人間が死ねば、
子供に、孫にと、先祖代々移行していくのである。
しかも、人間の心が醜悪でさえあれば、
場所をどこでも移動できる。
「鬼」には国境がない。
人を不幸にするためなら、いつでもどこでも、
誰の心の中にでも侵入する。
嫉妬心や憎悪の火種があれば、燃え上がらせ、
囗から暴言を出させ、手足を操作して暴行を働かせ、
破滅させていくのである。
夫婦、親子、嫁姑を喧嘩させ、
心と体を傷だらけにしていく。
このように「鬼」は古今東西、
悪と不幸を人々に感染させてきたのである。
有史以来、戦争と殺戮がない時代は無かったと言うほど、
人類は見えざる内なる「鬼」に翻弄され、苦しめられてきた。
☆
では、どうしたら、難攻不落の見えざる
「鬼」を退治できるのだろうか。
「鬼」が恐れるものがただ一つだけある。
それが、真の愛である。
与えて忘れる無我無心の真の愛である。
人間の心に「我」が少しでもあれば、「鬼」は入り込むことができる。
しかし、全く無心無我の真の愛には、入り込む隙がない。
退散するしかない。
真の愛のこもった言葉はまさに、「鬼滅の刃」なのである。
☆
あらゆる「鬼」の攻撃でもひるまず、
真の愛を実践された文鮮明先生は言われている。
「神は、愛の心を持って生き、
苦難にぶつかっても
愛の刀で苦悩を断ち切れる人を求めて、
私を呼ばれたのです」
(文鮮明自叙伝67P)
自叙伝書写とは、真の愛の言葉で
内なる「鬼」を滅して、幸福の道を開く実践である。
家庭円満を招くいのちの言葉237
自叙伝書写講師 浅川勇夫
鬼滅の刃は真の愛の言葉
自叙伝書写講師 浅川勇夫
鬼滅の刃は真の愛の言葉
☆
確かに鬼は目に見えますが、
悪魔(サタン)さらに、悪霊は、
目には見えない存在です。
昨年は、コロナと鬼滅の刃の年だった、
よく言われますけれど、
コロナが厄介なのは、
コロナウィルスが目に見えない、からですよね。
霊的存在、というのは、目に見えません。
ある意味、コロナウィルスよりも厄介だといえます。
コロナウィルスは、ワクチンもできるでしょうし、
いずれは、消滅するのではないでしょうか。
悪霊、サタンは、いまもなお存在しています。
歴史始まって、今日に至るまで、
私たちの心に働くのです。
浅川先生のご指摘の通り、
根絶させる唯一の方法は、一つ、
『真の愛』を持ち、実践するしかない、というのです。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
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