2021年04月20日

感情のジェットコースター、うまくいくと思ったのに… ヨセフの場合 《橘先生》



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橘先生のエッセイ「夫婦愛を育む」
今回は、『感情のジェットコースター』です。

嬉しいことがあったとき、
期待に胸を膨らませていたとき、
すべてが水泡に帰する出来事が起こったら・・・


先回本欄で書いた横断歩道での出来事。
実は感動して幸せな気分に浸っていた数日後、
今度はがっかりすることが起こりました。

ショッピングモールの入り口に立てておいた傘が
無くなってしまったのです。
今まで安心して置いていたので、ちょっぴりショックです。
やっぱり良い事・悪い事、波があるんだなと思いました。

それくらいの緩やかな波なら平穏に過ごせますが、
時には一日・二日の間に大波が来たかと思ったら
サーッと引いていくことがあります。

ある朝、信じられないような良い知らせが舞い込み、
期待と不安が交錯する一日を過ごした後、
翌日には水泡に帰すということがありました。

もともと知らせは可能性レベルでしたので、
理性では期待し過ぎないようしていました。
翌日の知らせも「ああ、そうなんだ」
と理性的に受け止めようと努めましたが、
感情の疲労は半端ありませんでした。

表向きは穏やかにしていましたが、
内面はまさに感情のジェットコースターです。


希望を感じて前に進める出来事であった一方、
心の消化機能が動きません。

そんな脱力した私に、神様はその日のうちに、
第三者を通じて軟着陸できるメッセージを下さいました。
神様の介在を改めて感じた後は、消化が楽になりました。

これからもいろいろあるでしょうが、夫婦で二人三脚、
いや神様も一緒ですので三人四脚?
この先の大波小波の中も進んでいけるかなと思います。

人生を大きなスパンで見ても、やはりさまざまな波がやってきます。
自分の人生を振り返っても、忍の時期もあれば、動き出す時もあります。
時にはじっと忍の字で、気が付けば数年を過ごしていたりします。

 
願いがあり祈り続けていても事が動かないように感じる時、
思いを馳せるのがヤコブの息子ヨセフです。
(ディズニー映画『ヨセフ物語』はとても感動的でしたね)

兄たちによって奴隷として売られエジプトに行った彼は、
無実の罪で投獄され、いつ釈放されるか
分からないという時期を通過しました。

一度、釈放につながるかもしれない
大きなチャンスが訪れましたが、
望みを託した人が彼のことを忘れてしまいます。
どれほど落胆したことでしょうか。

さらにじっと解放の時を待つこととなり、
次のチャンスが訪れたのは2年後でした。
その2年間も希望を失わず、神様を信じ続けたヨセフでした。

ヨセフと共にあられた神様は、私とも
私の家族とも一緒にいてくださる。
その思いを柱に、与えられた道を
歩んでいけたらと思います。

夫婦愛を育む 156
感情のジェットコースター
ナビゲーター:橘 幸世
(blessed lifeより)


聖書に出てくる義人たちは、
私たちが壁にぶつかったときに
乗り越える術を与えてくれる友ですね。

試練を乗り越えられた真の父母様も
当然、生きた教訓ではありますが、
聖書の義人たちも、
時代は違ったとしても、
身近に感じる存在ではないかと思います。

神様が今の時代に生きる私たちに
残して下さった貴重な証し人達ですね。







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posted by ten1ko2 at 09:55 | Comment(0) | 夫婦講座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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