光言社刊、北谷先生の
「死んだらわかるけど、それでは遅い」
今回は、『霊界は必ず約束を守る』です。
☆
家を教会にしたのですが、わが家は
それで生計を立てたわけではありません。
すべてボランティアでした。
賽銭箱は置いていましたが、
信者さんたちの気持ちに任せていました。
毎日大勢が出入りしますから、畳も傷みます。
冷暖房も必要ですし、お供え物にも結構お金がかかります。
ですから、教会を維持するだけでも大変でした。
そんな教会の実情を見て、母の教会の跡を取るのは
姉がしたらいいと思っていました。
将来、 姉のご主人になる人が商売でもして、
姉は教会の仕事をする、それがいいと思っていたのです。
☆
わが家は大阪で建築関係の小さな商売をしていたのですが、
父が交通事故に遭ってからは十分に働けなくなりました。
私たちがどうして生活できたかというと、
父に代わって霊界が営業をしてくれたからです。
具体的には、'神様'が得意先や
知り合いのところに行って働きかけるのです。
そうすると、 相手の人の心の中にふっと父のことが浮かぶのです。
「クニさん(父のこと)、どうしてるかな」と。
そしてその瞬間、「助けてあげなきゃいけないな」
という気持ちになるのだそ うです。
もし父(母や家族も含めて)が普段、行いが悪くて
迷惑ばかりかけていたら、その人は
父のことが思い浮かんだ瞬間、「ざまあ見ろ」と思うでしょう。
ですから、そういう場合に「助けたい」と思ってもらうためには、
日頃から努力して、人のためになるような
生き方をしていなければならないということです。
☆
こうして、霊界の協助によって商売がうまくいくようになりました。
そして、事務所を新築する話が持ち上がりました。
ところが、そうしようと決めた途端、
仕事がパタッと来なくなってしまったのです。
早速、いつものように'神様'にその理由を尋ねると、
「順番が違う」という返事です。
「どういうことですか?」と尋ねると、
「事務所を建てる前に、やることがあるやろ」
要するに、事務所を建てる前に教会を、
神様のお社を建てなさいということだったのです。
☆
そこで教会を建てることにしたのですが、
お金がないので借金をしなければなりませんでした。
それでも、借金をして教会を建てると決めた途端、
すぐにまた仕事が来るようになったのです。
こうして商売がうまく回っていき、
ついに教会を建てることができました。
二階建てで、 教会が二階、住居が一階の、
当時としては大きな建物でした。
ちょうど、父の交通事故から十年が経っていました。
父の治療費を保険金で支払わないと決めた時に
霊界がしてくれた「村一番の家を建ててやる」
という約束が、十年で成就したのです。
霊界は、一度約束したことは、こちらが信仰を立てさえすれば、
何十倍、何百倍にしてかなえてくれるということを、
この時体験しました。
☆
信教の自由を求めて「神の国をつくろう」と、
メイフラワー号に乗ってアメリカに渡った清教徒たちは、
飢えながらも、未来のために作物の種を残しました。
そして、自分の家を建てる前に教会を建てようとし、
学校を建てようとしたのです。
自分のことよりも、公的なことを優先する、
その姿勢が神様を感動させたのです。
そうしてアメリカは神様に祝福された国となりました。
これこそ、天運を呼び込む最善の方法だと思います。
何よりも公的なことを優先するということです。
これは幼い頃からの体験で分かってはいましたが、
「統一原理」を学んでからは、その深い意味、
背後にある神様のご心情まで理解できるようになったのです。
北谷 真雄・著
「死んだらわかるけど、それでは遅い」 (光言社刊)
霊界は必ず約束を守る
3「神様はいつも見ているよ」
「死んだらわかるけど、それでは遅い」 (光言社刊)
霊界は必ず約束を守る
3「神様はいつも見ているよ」
☆
北谷先生のお母さんは、霊界からのメッセージ通り、
家より教会を建てることを優先されました。
その証しを読んでいた時に、
アメリカ建国のことを思い出しましたが、
北谷先生も同じことを書かれていました。
公的なものを優先する、
神様を優先する、ということは、
本当に導かれるのだな、とつくづく思わされました。
何よりも神様を中心とした生活、
生活信仰をすることを
日常生活の中心に置き、
十一条などの礼典生活を
基本としていくこと。
一つ一つの積み重ねを
天は必ず見ておられるのだ、
そう信じて生活していきたいです。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
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