北谷先生の「死んだらわかるけど、それでは遅い」
今回は、「あのお方でなければ人類を救えない」です。
☆
家庭連合の信仰を持ってしばらく経った頃、
韓国で文鮮明先生にお目にかかる恵みにあずかりました。
今から三十年以上前の話です。
私は小さい頃から肉が苦手で食べませんでした。
親や兄弟は好きなのですが、どういうわけか、私は嫌いだったのです。
匂いの強いものは嫌いでした。
ところが、韓国に行ってみると、もう空港に着いた瞬間から
キムチの匂いがするのです。
今はそんなことはありませんが、
当時の金浦空港は強い匂いがしました。
そして、食事に連れて行ってもらったのが参鶏湯(サンゲタン
鶏肉に高麗人参、もち米などを入れて煮込んだスープ料理) 専門店だったのです。
私は肉が苦手だったのですが、中でも鶏肉が一番の苦手だったのです。
それなのに、鶏が丸ごと出てくるのです。
見た瞬間、「わっ、もういい」となってしまいました。
それで 「肉はいいから、ご飯はありませんか」と聞いたら、
その鶏の中に入っているというのです。
これには全く閉口しました。
そんな感じで、食べ物が全く合わなかったのです。
☆
当時の私にとって文鮮明先生は神様のような、雲の上の存在でした。
神道では、“神様”と言えば、
「すだれの向こうに在す」という神秘的なイメージがあります。
心がすーっと清くなる、何とも言えない神秘さを感じるのです。
ところが、目の前にいらっしゃる文鮮明先生は、
言葉はとても早口で、顔の表情も変幻自在にされます。
神秘的なイメージからはほど遠かったのです。
それまでビデオでは拝見していたのですが、実際にお会いすると、
自分のイメージしていたものとは全く違っていて、
少なからずショックを受けました。
そのうえ、その時の私は、韓国の食事が合わず、
何日間も飲まず食わずの状態で、体調も最悪だったのでした。
頭もガンガンして「一刻も早く日本に帰りたい」
と思いながら三日間を過ごしたのです。
☆
帰国してから、実家(神道の教会)の母に
韓国でのことを報告しに行きました。
自分では大変だったとしか思えなかったのですが、
子供の頃からお世話になっている
“神様”に 報告しておかなければいけないと思って行ったのです。
その時、金剛龍王大神(こんごうりゅうおうおおがみ )が母に入ったのです。
金剛龍王大神は、私を幼い頃から
守護してくれていた“神様”です。
母を通して金剛龍王大神が語るには、私と一緒に韓国に行き、
私を通して文鮮明先生にお目にかかったというのです。
金剛龍王大神は文鮮明先生の印象を、母の口を通して、
「何千年の間で初めて見た。
あのお方でなければ人類を救えないと思う」と語りました。
私の受けた印象とは天地の差がありました。
そして、「もっと食べ物に気をつけていただきたい。
もっと寝る時間を取っていただきたい。
そして一年でも一カ月でも、一日でも一分でも、
長く生きていただかないと困る」と、切々と訴えるのです。
そして、「真の父母(文鮮明・韓鶴子ご夫妻)の時代だけで
成さなければならない」と言うのです。
人間始祖アダムとエバが堕落することによって、
彼らが偽りの父母となって人類がサタンの血統圏になってしまったので、
真の父母がそのすべての過ちを清算して、全人類を生み変えて、
神様の血統圏に復帰しなければならないということでしょう。
☆
また、私はこの訪韓の時、
文鮮明先生にしか関心が行かなかったのですが、
金剛龍王大神は違いました。
韓鶴子夫人について、
「この方も、同じように勝利された方だ」
とはっきりと証ししたのです。
そして、「真の父母(文鮮明・韓鶴子ご夫妻)の時代だけで
成さなければならない」と言うのです。
光言社刊 北谷真雄 / 著
「死んだらわかるけど、それでは遅い」より
「死んだらわかるけど、それでは遅い」より
☆
霊界にいる人たちというのは、
すべてがわかっているわけではありません。
私たちの背後の先祖たちは、
私たちが聞いたみ言を共に聞いて学び、
見るもの聞くもの、すべて私たちを通して体験するといいます。
北谷先生を守っている守護霊も
北谷先生が、韓国で初めてお父様に会われた時、
一緒に会うことができました。
また、北谷先生が当時、あまり意識をもって
見られたわけではない、お母様のことも、
北谷先生とともにお会いしたのです。
ちなみに、北谷先生がお父様に対して、
「少なからずショックを受け」たとありますが、
お父様はいと高きところにおられる方ではなく、
私たちの「親」として親しみをもって
接してくださっていたのでしょう。
「何千年の間で初めて見た」
と守護霊が言われた真の父母様。
私たちは、そのお方に侍っているということが
どれだけ感謝でならないか、
つくづく感じさせられるのです。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
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