史吉子(サ キルジャ)先生のみ言
「再臨主の家門(文氏)の
共通した性稟と蕩減の役事」前半です。
☆
主がこの地に来られましたが、
ではなぜ、主が文氏なのでしょうか?
文氏には共通点があるそうです。
どんな共通点かと言うと、犠牲と奉仕の精神に富むのです。
文氏は概して、寛容で
他人を利用しようとする心が無いそうです。
むしろ人に利用されても、
恨まずに心優しいところが多いのです。
お父様が例えて言われたのですが、お父様のお父様は、
大変心優しい方だったそうです。
それでお父様は、私たちに
お父様のお父様を忠父様、
お父様のお母様を忠母様
とお呼びするようにとおっしゃったのです。
☆
昔はおじいさんたちが、タバコの葉を乾燥させた
粉状のタバコをキセルに詰めて吸っていました。
それでタバコ屋で一箱、二箱と売るのではなく、
袋にタバコの葉を入れて袋詰めで売っていました。
ところが、お父様がお生まれになったその村は、
小さくてお店が無かったそうです。
それで専売所として、タバコを数十袋、
毎月売ってくれと忠父様に任せたそうです。
言うなれば、委託販売です。
全部売った後で、手数料を少しもらいます。
ところが、専売所では月末になると集金に来るのですが、
忠父様は「タバコが全部売れずに、
まだ何袋か残っているが、
これはどうしたものかな?」と心配されました。
そのように心配されたところ、一つ方法が浮かんだそうです。
タバコの袋が5袋残っていたら、同じ量を入れてあっても、
人はどれがたくさん入っているかなと言いながら、
あれこれと触ってみるそうです。
そうすると、タバコの粉が段々と下に落ちます。
それで上の方に隙間ができます。
それで、忠父様がハサミで
5つの袋の上の部分を切ったそうです。
そうして、その隙間にタバコの葉を一杯に詰められたそうです。
5袋が3袋になり、2袋は無くなるのです。
ところが、忠母様は
とても経済的な考えを持っておられたそうです。
忠母様は、現実的であったそうです。
それで、忠父様に
「どうして、このように馬鹿なことをなさるんですか?
私たちがタバコの袋の中から
タバコを取り出してもいないのに、
これを詰めかえたら、2袋分は誰が払うんですか?
私たちが弁償しなければならないじゃないですか。
手数料はおろか、無駄金を
弁償しなければならないなんて、
そんな馬鹿なことをしないでください。」
とおっしゃったそうです。
そうすると、忠父様は
「違うよ。私を信じて会社が任せてくれたのに、
私が全部売ってお金をやらなきゃな。
損をするのは、私はかまわない。
その方が気が楽だ。」とおっしゃったそうです。
☆
それから文氏は大抵...。
私たちは誰かにお金を貸してあげた後、
いくら待っても返さない時は、その家を訪ねて行きます。
「お金をくれ」と催促に行くのですが、
「お金をくれ」と訪ねて行った文氏よりも、
その家がひどく貧乏な時は
「お金をくれ」と言うこともできず、
自分が持っているお金を全部叩いてあげてしまい、
そのまま無一文になって帰って来たそうです。
それ程、寛容だったそうです。
☆
そのように善良で、寛容な
文氏の一族にメシヤがお生まれになったのです。
もし韓国に、善良で、犠牲精神と奉仕精神この上ない
文氏がいなかったら、メシヤが来られなかったそうです。
韓国にメシヤが来たのは、私たちの先祖たちが
苦痛の中で耐え抜いた蕩減歴史もありましたが、
特に文氏がいたからだそうです。
文氏がいなかったら、
主が来られることができなかったと言われました。
わが国の5千万人余りの人口で、
文氏が40万人を少し越えるそうです。
史吉子/ 著「原理によるみ言の証」
第1章総序論
再臨主の家門(文氏)の共通した性稟と蕩減の役事
第1章総序論
再臨主の家門(文氏)の共通した性稟と蕩減の役事
☆
真のお父様(文鮮明師)の故郷は
通称「文村」と呼ばれていました。
家訓は「家を訪ねてくる人を
良く接待してあげること」であったといいます。
忠父様の「タバコの証し」にもあるように、
ために生きないと苦しい、というくらい
情の根底が「ために生きる」だったのですね。
まさに奇特な、”神”のような家門、
その血筋を受けついで生まれたのが
真のお父様でした。
真の父母様による、この貴いみ言を
知ることができた私たち。
考えてみたら、このようなみ言を
受け入れることができた、ということ自体、
私一代の力でできたものではないでしょう。
私たちの背景も、功労があるからに違いありません。
だからこそ、今度は私たちの後孫のためにも、
私の代で、ために生きる家系を築く、
そのような努力をする必要があると感じます。
真のお父様を生み出してくださった韓国と
貴い家門を残してくださった
文家に感謝したいと思います。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
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