神に近い者を犠牲にして、遠いものを救う?!
小山田先生の自叙伝。
今回は、狭山公園での真のお父様のみ言 の続き
「アベルを犠牲にしてカインを救う」です。
☆
私の印象に残るみ言があります。
「絶頂を越えよ」
と強調されたことです。
「理想世界をつくるにはメシヤが必要です。
メシヤと一つにならなければ
神様に帰る道がありません。
ではメシヤとは何者ですか。
歴史的な完成者であり、完成したアダムです」
「アベルを三回叩けば、
カインは自然屈伏します」
☆
このみ言に関して一例を挙げます。
かつて源義経は平家討伐の功名を立てましたが、
兄の源頼朝との対立から、山伏の姿に変えて
京の都から東北に向けて逃避行したといいます。
その際、忠臣である武蔵坊弁慶は、
義経と共に加賀国(石川県)安宅の関所を通過するとき、
関守に疑われた義経を、自らの金剛杖で叩いて越えていきました。
アベル(義経)を叩いてカイン(関守)を自然屈伏させた、のです。
これこそ「アベルを犠牲にしてカインを救う」という戦法で、
サタン屈伏の秘訣だと言えます。
☆
イスラエル出身の姉妹に聞いたところ、
「イスラー」とは「勝利」を、
「エル」は神様のことを表し、
「イスラエル」とは、「神の支配」「神の戦士」を意味しており、
神の力によって、 天使を屈伏するという意味があるそうです。
☆
「アベルを犠牲にしてカインを救うのです。
分けたものを一つにするためです。
だから祭物には存在意識がありません。
日本とアメリカ、イギリス、韓国を
いかに一つにするのでしょうか。
統一教会を犠牲にして
国を救わなければなりません」
さらにお父様は、
「蕩減は少数でします。
蕩減というのは自己犠牲だから、
たくさんの人は要りません。
したがって悪辣(あくらつ)な者は入教できません」
とおっしゃっています。
小山田秀生 自叙伝
「真の父母様の御跡を慕って」より
第六章 日本の行くべき道とは
「アベルを犠牲にしてカインを救う」
「真の父母様の御跡を慕って」より
第六章 日本の行くべき道とは
「アベルを犠牲にしてカインを救う」
☆
小山田先生の前回の記事において、
集会の時、お父様が小山田先生を叩かれたという
お話で終わっていました。
「アベルを犠牲にしてカインを救う」
小山田先生を叩くことで、
全体を覚醒させようとされたとのこと。
日本という国は、神様から見れば、
特別な立場にあります。
母の国としてその使命を果たすため、
私たちは犠牲の道を行く、というのです。
多くの先輩方が苦労されました。
宣教師として派遣され、海外で活動されました。
私の妻も1600名宣教師ですが、
当時、家庭を持っておられた方は、
ご家族を残して、海外に出発されました。
夫が教会に反対している妻は、
それでも出かけていかれたのです。
また、「国家メシヤ」と呼ばれた
777双をはじめとする先輩たちも、
海外に馳せ参じていかれました。
また、1999年、お父様を日本にお迎えすることができない・・・
その責任として、今は元老と呼ばれるような先輩方が、
ブラジルのレダという僻地に派遣され、
開拓の道を行かれました。
さまざまな土台があって、今、実りの時を
迎えていることを改めて感謝していきたいと思うのです。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
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