2021年12月02日

アボジが私を叩いた理由 3回たたけば自然屈服 《小山田先生自叙伝》

神に近い者を犠牲にして、遠いものを救う?! 



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小山田先生の自叙伝。
今回は、狭山公園での真のお父様のみ言 の続き
「アベルを犠牲にしてカインを救う」です。


私の印象に残るみ言があります。

「絶頂を越えよ」

と強調されたことです。

「理想世界をつくるにはメシヤが必要です。
 メシヤと一つにならなければ
 神様に帰る道がありません。

 ではメシヤとは何者ですか。
 歴史的な完成者であり、完成したアダムです」

「アベルを三回叩けば、
 カインは自然屈伏します」



このみ言に関して一例を挙げます。

かつて源義経は平家討伐の功名を立てましたが、
兄の源頼朝との対立から、山伏の姿に変えて
京の都から東北に向けて逃避行したといいます。

その際、忠臣である武蔵坊弁慶は、
義経と共に加賀国(石川県)安宅の関所を通過するとき、
関守に疑われた義経を、自らの金剛杖で叩いて越えていきました。

アベル(義経)を叩いてカイン(関守)を自然屈伏させた、のです。
これこそ「アベルを犠牲にしてカインを救う」という戦法で、
サタン屈伏の秘訣だと言えます。


イスラエル出身の姉妹に聞いたところ、
「イスラー」とは「勝利」を、
「エル」は神様のことを表し、
「イスラエル」とは、「神の支配」「神の戦士」を意味しており、
神の力によって、 天使を屈伏するという意味があるそうです。


「アベルを犠牲にしてカインを救うのです。
 分けたものを一つにするためです。
 だから祭物には存在意識がありません。

 日本とアメリカ、イギリス、韓国を
 いかに一つにするのでしょうか。
 統一教会を犠牲にして
 国を救わなければなりません」


さらにお父様は、

「蕩減は少数でします。
 蕩減というのは自己犠牲だから、
 たくさんの人は要りません。
 したがって悪辣(あくらつ)な者は入教できません」

とおっしゃっています。

小山田秀生 自叙伝
「真の父母様の御跡を慕って」より
第六章 日本の行くべき道とは
「アベルを犠牲にしてカインを救う」

小山田先生の前回の記事において、
集会の時、お父様が小山田先生を叩かれたという
お話で終わっていました。

「アベルを犠牲にしてカインを救う」
小山田先生を叩くことで、
全体を覚醒させようとされたとのこと。

日本という国は、神様から見れば、
特別な立場にあります。
母の国としてその使命を果たすため、
私たちは犠牲の道を行く、というのです。

多くの先輩方が苦労されました。
宣教師として派遣され、海外で活動されました。

私の妻も1600名宣教師ですが、
当時、家庭を持っておられた方は、
ご家族を残して、海外に出発されました。

夫が教会に反対している妻は、
それでも出かけていかれたのです。

また、「国家メシヤ」と呼ばれた
777双をはじめとする先輩たちも、
海外に馳せ参じていかれました。

また、1999年、お父様を日本にお迎えすることができない・・・
その責任として、今は元老と呼ばれるような先輩方が、
ブラジルのレダという僻地に派遣され、
開拓の道を行かれました。

さまざまな土台があって、今、実りの時を
迎えていることを改めて感謝していきたいと思うのです。





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