777双の前川浩子先生の誌上説教
「あなたは、感謝が足りません」を紹介します。
前川先生自身の証しになります。
☆
私は1963年に「統一原理」を聞いて、
その正しさを理解しました。
そして、この道に身を投じたのですが、
いくら歩んでも神様(天の父母様)を
実感することができませんでした。
他の兄弟姉妹が神様を慕い、み旨に
燃えている姿を見ては、劣等感にさいなまれながら
3年、とうとう一歩も歩めなくなったのです。
思いきって相談した申美植(シン・ミシㇰ)先生〔崔奉春
(チュェ・ボンチュン)〈日本名・西川勝〉宣教師夫人、36双〕から、
「あなたはあまりにも感謝が足りませんね」と指摘されました。
私は、「感謝する心は神様の心、
不平不満はサタンの心」
と毎日唱えていました。
でも、私の心は苦しみでいっぱいだったため、
感謝する隙間は一ミリもありませんでした。
「感謝、ですか?」
美植先生は、
「例えば、2人の子供にお菓子をあげたとします。
一人は喜ばず、もう一人はとても喜んだとしたら、
喜んでくれた子のほうがかわいいし、
次はその子にもっと良い物をあげたいと思うでしょう。
神様も同じなんですよ」と語られました。
☆
私はようやく
“私の心を見て、心を動かされるなんて、
神様はそんなに身近な方だったのか。
だから、感謝するほど神様と近くなるんだ!”
と気づいたのです。
日中はひたすら神様に感謝して歩むようにしました。
道を歩いていても、電車に乗っていても、
「神様、ありがとうございます」
「こんなに良いことを教えてくださって、
ありがとうございます、神様」と、
感謝を込めて神様と対話しました。
☆
原理を知り、神と出会って天国人に
そのような生活をしていくうちに、
私の顔は明るくなりました。
アメリカから帰られた西川先生が、
私の顔を見た瞬間
「どうしたの? 随分顔が変わったね」
と言われました。
それまでの私は、統一教会(家庭連合)に導かれてからも、
誰かが何か言うと
「あの人は心から笑っていない」と思ったり、
掃除の時間に掃除をしない人を裁いたりしていました。
また、自信がなく、人から何か頼まれると、
まず「できなかったら、どうしよう」と思い悩み、
いつも暗い心でした。
ところが、感謝することを意識しながら歩み始めると、
そんなことに引っかからなくなり、劣等感もなくなってきました。
何を見ても希望に感じるようになったのです。
☆
いちばん嬉しかったのは、非常に批判的だった自分が、
どの兄弟姉妹を見ても、神様が愛する子女だと思うと、
たまらなく美しく、慕わしく感じるようになったことです。
また誰かに話し掛けられると、
「神様が私に話し掛けてくださっている」と感じました。
古い教会の建物も周りの自然も全て、
美しくキラキラと輝いて見えました。
天国とは、こういう所なのかと思いました。
感謝しながら歩むことで、私の心の中に
サタンの入る隙がなくなり、
私という人間が変わっていきました。
たとえ天国ができ、そこに天国人が
たくさん住んでいたとしても、
私が天国人に変わっていなければ、
夢も希望もないのです。
今、私には不安というものが全くありません。
たとえきょうお金がなくても、
ご飯を食べられなくても、恐れはありません。
ただ、ために生きることがうれしいのです。
また、そのように思って生活すると、
絶対に物が不足して困るということがありません。
前川浩子(777双)
『祝福家庭』78号(2015年 秋季号)
誌上説教
「感謝と笑いの生活」より
『祝福家庭』78号(2015年 秋季号)
誌上説教
「感謝と笑いの生活」より
☆
感謝することの大切さを教えていただきました。
前川婦人は「感謝する心は神様の心・・・」
と毎日唱えていたにも関わらず、
心から感謝の生活をしていなかったのに、
「心は苦しみでいっぱいだった」といいます。
その後、美植先生に指摘を受けた後、
心から感謝する生活を送る中で、
物事の捉えた方が激変していかれました。
真のお母様も「感謝」する生活を心掛けておられますように、
どんな時にも感謝することによって、
天運が開かれていくのだと思いました。
前川先生、ありがとうございました。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
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