史吉子先生のみ言より、
「お父様が神様の召命を受け入れられる」(前半)です。
☆
お父様は16歳の時、主の召命を受けられました。
お父様は8歳の時から、既に
驚くべき能力を見せてくださいました。
ところがお父様には、一つ残念なことがありました。
お父様の祖父の弟である文潤国氏は、
キリスト教の牧師でしたが、
愛国運動をしながら多くの苦難を受けました。
これを見て来られたお父様は、
「どうして、わが国はこんなふうに弱いのか?
力があまりにも無い。
日本人たちにやられながら生きるのが、口惜しい。」
と、このように感じられたそうです。
☆
お父様は幼少の頃、近所の子供たちを連れて歩きながら、
熱心に鳥を捕まえたり、うなぎを捕まえたりしました。
お父様は、なぜそうされたのでしょうか?
お父様のみ言を通してみると、
お父様の同じ年頃の子供たちのためでした。
当時、韓国人は食べるものがありませんでした。
それで幼い子たちが、「お兄ちゃん。僕、肉が食べたい。
甘いものが食べたい。」と言ったそうです。
なぜかと言えば、日本人たちが全て奪って行ったからです。
お父様は、その子たちに肉を食べさせたいと考えられました。
それで、穴を掘って木の枝を渡した罠を作っておき、
手を叩きながら口笛を吹かれたそうです。
そうすると、空を飛んでいた様々な鳥が飛んで来て、
頭を下にしたまま落ち、罠に突っ込んで来たそうです。
そうして捕まえた鳥を焼き、
お腹いっぱい食べさせたとのことです。
火で焼いた鳥の肉を食べた後は、
子供たちの口に炭がついて、真っ黒になりました。
それでも鳥がたくさん残るので、
子供たちと一緒に鳥をズボンの内側に入れて帰り、
近所の人たちに分けてあげたのですが、
村に戻って来るまでに、ズボンの中にいた鳥が
逃げられず、もどかしいので、お父様のお腹を
嘴でつんつんつついたり、糞をしたりしたそうです。
お父様はその鳥のせいでとても辛くて、
この鳥たちを早く分けてあげなくてはと、
村まで走って行かれたそうです。
☆
その子供たちの中に、お父様の従弟であられる
文龍基長老がいました。
文龍基長老は自分もお父様のように鳥を捕まえようとして、
その場所に来て手を叩き、口笛を吹いたそうです。
しかし、いくらやっても一羽も飛んで来なかったそうです。
お父様が鳥を捕えられたのは、 霊的な能力だったのです。
☆
幼少の頃からお父様は、心から人のために生きられました。
南米の土地をたくさん購入されてからもおっしゃったのは、
「私がどうして幼い時から友達に食べさせ、
どんどん施そうとしたのか分かるか?
それは神様もそうであり、
メシヤも生命をもって生まれた
人間を飢え死にさせてはいけないからだ。」
とおっしゃいました。
人間が飢え死にするのが、 神様にもメシヤにも
一番苦痛に感じることだそうです。
それで神様が、 あの小さい村の
困っている子供たちに食べさせる練習をさせたのです。
☆
お父様は、獄中生活を6回もされました。
それで、色々な悲しいことの中で一番悲しいことは、
「ひもじい悲しさ」だとおっしゃいました。
ですから、お父様は
「絶対に人のお腹をすかさせてはいけない。
私が死ぬ前に、人が飢えて死ぬ現象は
必ず解決しなければ。」
と決心されてから言うのです。
お父様は最近でも、
「人類の飢餓問題は、
私が解決してから逝かねばならない!」
と、痛切に感じておられます。
☆
お父様が買われたブラジルの土地は、
太陽の光と水が豊富で三毛作が可能だそうです。
米を1年に三回収穫することができると言うのです。
それでお父様は、
「ブラジルに農地を作っておいて、
北朝鮮の人や全世界のお腹をすかせた人は
皆来なさいと伝えなさい。
土地をタダで分けてあげて、農業ができるようにして、
飽きるほどにお腹いっぱい食べさせなければ。」
とおっしゃいました。
そう言われながら、
神様が幼い頃からそういう練習をさせたんだ
とおっしゃいました。
お父様は、そういうメシヤとしての生涯を
ご自分も知らないうちに歩んで来られたのです。
史吉子/ 著「原理によるみ言の証」
第1章総序論
「お父様が神様の召命を受け入れられる」
第1章総序論
「お父様が神様の召命を受け入れられる」
☆
「ご飯は愛である」と言われた真のお父様。
興南刑務所で生命よりもご飯一つ粒が貴いといわれる環境で
ともに過ごした囚人たちにご飯半分を分け与えられました。
人にご飯を食べさせることが
どれだけ重要なことか、骨身にしみて
感じておられた真のお父様でありました。
世界の飢餓を解決されるため、
お父様の思いを引き継がれて、
お母様も最前線で歩んでおられることに、
心から感謝いたします。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
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