史吉子(サ キルジャ)先生
「原理によるみ言の証」より、
『試練を通過した後に体血した、神様の愛』続編になります。
☆
お父様も私たちと同じ人間なのに、
お父様は私たちと何が違うのですか?
お父様は霊界をご存知で、
サタンと闘って勝利することのできる
心情的な内容をもっておられると言うのが、
私たちと違うのです。
☆
皆さんもよくご存知でしょうが、
金日成はどれほど悪い人だったでしょうか?
金日成はたくさんの人を殺しました。
ところが、お父様は金日成に会いに行かれる時、
その憎む心を克服するためにアメリカのハワイに行かれて、
最後の祈祷を捧げられました。
「天下の全ての人が金日成を殺人魔と憎んでも、
私は金日成を憎むことができない。
私までが憎んだら、彼を生かすことができない。
だとしたら、私はどんな心で金日成に会いに行くべきか?
そうだ、私は金日成を生んだ父親の立場で会いに行こう。
全ての人が金日成を見て、
『あいつを殺せ。死刑場に送って殺せ。
銃殺しろ』と言っても、もし その場に彼の父親がいたら、
『私の息子は悪い奴だけれど、
私の前で死ぬのだけは見たくない』
と言うのが父親の心情だ。
金日成の父親は息子を生かすことさえできるなら、
どのようにしてでも生かしたい気持ちではないか?
その心を持って行こう!」
お父様はこのように心情の基準を立てて行かれたので、
金日成に会った時、何の憚りも無くすっと抱擁することができ、
金日成はお父様の深い愛がわかったのです。
朴普熙氏が平壌から帰ってきて言った言葉が、おもしろいです。
自分もお父様の後ろに立っていたら、
いつの間にか金日成を抱擁したそうです。
ところが、「殺しても足りない悪い奴! 殺人魔!」
と言う悪態が心の中から飛び出してきたと言うのです。
表面的にはお父様と同じ行動で抱擁したけれど、
心はそうではなかったそうです。
その時、「父母と兄弟は、厳然と違うみたいだ。」
と感じたそうです。
お父様の人格と愛は、神様がこのように変化させ、
また常にお父様には神様が共におられるために、
私たちのような普通の人間が真似することのできない、
高い次元の人格と愛だと言うことを知らなくてはな りません。
私は、それをしばしば感じながら生きてきました。
お父様が原理の一つ一つを探される時、
サタンと血みどろの闘いを繰り広げて探されたのに、
このように生命を賭けて探した原理を、
何の準備もせず、何の功労も無い人々に与えるのが
時には悔しく、勿体無いそうです。
それでも人類を生かさなければならないので、
ただであげるのだとおっしゃいます。
私は、そのようにお父様の悲憤慷慨される
お気持ちを十分に説明できません。
しかし、このような内容も場合によっては参考になるでしょう。
史吉子/ 著「原理によるみ言の証」
第1章総序論
第1章総序論
☆
お父様が金日成に対する心情と
朴先生が金日成に対する思いの違い、
なんだか、私の心を見透かされているようです。
行動は同じでも、どのような思いを持つか、
それが本当に重要であると思います。
自分の感情のまま、堕落性で行動するのではなく、
心を天に向けて、自分の本心のままに行動する、
まさに自己牧会プログラムの実践ですね。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
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