2022年06月07日

(証し)心に残る真の父、母の言葉 トレーナーをもらえなかった私に 《石尾局長》



220607.jpg


本部伝道教育局、
石尾局長の証しを紹介します。


全員に恵みを与えたい、真のお母様

アラスカ・コディアクで2005年7月と9月に、
2回の7日修練会がありました。

日本からの12人の他に韓国から12人、
ウエスタン(大部分は米国)から12人が呼ばれました。

当時、日本の全国祝福家庭総連合会総会長の補佐官であった私は、
12人のお世話役として参加しました。

今回は、そのときの初めの7日修練会
(2005年6月29日~7月8日、ノースガーデン) でのエピソードです。


この年の7月1日は、第15回「七・一節」でした。
早朝の敬礼式に続いて、集会があり、それが終わると、
真のお母様は、たくさんのトレーナーを部屋の前方に並べられました。

そして、「一人一人、取りにきなさい」と言われました。
なんと、お母様ご自身が、
修練生一人一人の体格に合ったサイズのトレーナーを選んで、
手渡してくださるというのです。

修練生は部屋の中央で1列に整列し、
前から一人ずつ受け取っていきました。

私は、日本から参加した12人のお世話役だという
自覚がありましたから、
日本のメンバー全員が列に並んでいることを確認して、
最後尾に立ちました。

私の順番が最後に回ってきたとき、
真のお母様の前には、数枚のトレーナーが残っていました。


お母様は私の方をごらんになり、残っていたトレーナーを確認したあと、
今度は、私を見て片手を上げてストップのジェスチャーをしながら、
日本語で「あとで」とおっしゃいました。

私はそれほど太っているほうではなく、
さらに、猫背のせいもあって、西洋の食口たちといると
小さく見えますが、身長180センチです。

残っていた数枚のトレーナーは小さなサイズばかりで、
私の体格に合うものがありませんでした。

私は、自分だけがトレーナーを頂けなかったことに対して、
全く愛の減少感を感じませんでした。
これはカッコつけて言っているのではありません。
お世話係なので当然だ、と思ったからです。

それよりも、真のお母様が私をごらんになりながら、
日本語で「あとで」と言ってくださったことが、
ただただうれしかったのです。

その日は午前10時からコディアクの沖に出て、
夕方4時までサーモン釣りに挑みました。

釣果は覚えていませんが、真のお母様が私に
日本語で話しかけてくださったことがうれしくて、
ずっと気分が良かったことを記憶しています。


帰港後、夜8時から再び集会がありました。
その集会の開始前、私は少し驚きました。

というのも、参加者全員が、真のお母様から朝、
頂いたトレーナーを着ていたのです。
当然ですが、その場でトレーナーを着ていないのは私一人でした。

それでも、私は、残念な思いや寂しい思い
(いわゆる愛の減少感)を全く感じませんでした。
それどころか、前述のとおり、お母様が私に一言かけてくださったことを、
一日中、喜んで過ごしていたのです。

ですから、何も考えずに座って、集会が始まるのを待っていました。

しばらくして、真の父母様が部屋に入ってこられました。
すると、真のお母様が、
「朝、もらえなかった人、出てきなさい」とおっしゃいました。

なんと、私の体格にあったサイズのトレーナーを、
私たちが釣りに出ている間に買ってくださっていたのです。
私 は、にこにこしながら、トレーナーを受け取りました。

そのときです。壇上の椅子に座っておられた真のお父様が、
横目で私を見ながら一言、おっしゃいまし た。
「もらうことばかり考えおって」


そうです。
私は、ただただうれしくて、無心で
真のお母様の元に歩み出て、トレーナーを受け取りました。

逆に、真の父母様に何かを差し上げたいとか、
せめて感謝と精誠を捧げて......
などということは、考えていませんでした。
それほど、心情的に幼かったのです。

この修練会には、たまたま私が参加していたので、
真の父母様の愛を私が受けました。
私以外の人がその場にいれば、
その人がその恵みを受けたことは言うまでもありません。

アラスカで拝見した真の父母様は、
“同じ空間にいる人は一人残らず、
わが子として愛してくださる父母”、
正に私たち一人一人の親でした。


天寶摂理が進む中、このアラスカ・コディアクでの出来事が思い出されます。
私たちの中で、 天寶になるのにふさわしい内容を持って
天寶になっている人がいるでしょうか?

真のお母様は、「真の父母と同時代に共に苦労した」ことを条件に、
「全ての祝福家庭を天寶にしてあげたい」と、
恩恵を下さろうとされます。

私たちが子女であれば、このお母様の愛に応えて、
全員が天寶の恵みを受け取るべきでしょう。

ただ、お母様から愛を受けることばかり考えていると、
きっと真のお父様に、「もらうことばかり考えおって」
と言われてしまうことでしょう。


真のお母様は「天一国の磁石になりなさい」、そして
「真のお父様を解放してさしあげましょう」と言われます。

私たちは、お母様と一つになって、
真の父母様を誇りながら伝道しましょう。
それは、私たちが捧げる孝情であり、
43家庭実勢化の出発点です。

最後の一人まで大切に愛してくださり、
一人残らず全員に恩恵を与えようとされる
真のお母様の愛に応えてまいりましょう。

世界家庭6月号 真の父母様との小さな出会いA


心に沁みる証しでした。。。
真の父母様の深い愛情は、
ちょっとしたことにも、
表されているのだと感じます。

また、お父様、お母様、それぞれの描写の中に、
父の愛、母の愛を感じるのです。

証しを読みながら、私たちは、
すでに「愛されている」のだと感じました。
だから、あとは精誠を尽くしていくのみです。

父母様に喜んでいただけるよう、
与えられた立場で、
責任と使命を果たしていきたいと思うのです。


にほんブログ村 哲学・思想ブログへ
にほんブログ村
良い記事だと思った方は、
応援のクリックをお願いします!

(なお、記事冒頭の哲学・思想ブログのバナーも
ブログ村のバナーとなっています
どちらからでも応援して頂けます)



※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。

さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)


この記事へのコメント
栗原さん、何度もコメントしましたが、改善されるお気持ちにはなっていただけないようです。ま、私は地位も認められてもいないですからわからないでもないです。

各先生のお話しは各先生に誰にも何も言えない権利があります。(著作権)
この世のルール(法律)では侵害と言います。
ご本をお持ちのようですがそのまま写すことはれっきとした犯罪です。だからそのまま書き写す場合
良くその文章の中にある心を汲み取らないと天法も許さないですよね。

いいね!して見過ごしている人も犯罪幇助になります。

私もそんなに思い親切心でコメントしていましたが改善していただけないようですし、私も他に勉強するモノがあり、親切もほどほどにします。犯罪幇助にもなりたくありません。

とりあえず栗原さんは犯罪者ですから活動が見えないようにFB友達解消します。

「毎日雑な無責任ブログ書くより一行の韓国語み言葉解読しなさい」ということを伝えながら最後です。とても迷惑行為でした。真横にあるでしょ?マルスム。最後の忠告です。霊界に行ってからじゃ遅いですよ。あなたの子供に必ず来ます。

地位のない教会員を馬鹿にする偽教会員さま、またいつか✋
Posted by 坂口哲男 at 2022年06月07日 21:56
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック