李耀翰(リ ヨハネ/イ ヨハン)先生のみ言、
「変貌山上のイエスとペテロ」の〆となります。
☆
環境に負債を与える者に
初めのころは、夢を見ても一々報告し、
相談した日々を過ごしたけれども、
今は相当自分に問題をもっておりながらも、
相談したい人をもっていない時が来た。
今がそうなのです。
なぜか。
三年越えれば主体者がいない。
引かれる人がいない。
ほとんど三年越えれば、
慕う、侍る主体を失うのです。
それは成長するからです。
初め来た時は、みな私より素晴らしい人たちだと、
こう思ったけれども、一緒に生活して、
三カ月がたってみると、「別に私よりましな人は、
あまりいそうもないなあ」と思う。(笑い)
それは自分が成長したからです。
そして、みな方向は同じようだが、
お互いに分離しやすい人ばかり集まっていることが分かるのです。
これが統一か、こんなにも砂漠みたいにばらばらか、
世間でもこういう社会はないだろう
というふうに言われています。(笑い)
というのはなぜかというと、自分が
徹底したみ言によって、実っていくからです。
反発しながら、その中で、何かを兄弟のために、
自分を通じて補っていく、お互いに
創造力を発揮していく時なのです。
自分を通じて創造力を与える時、
初めはみな素晴らしい人と思っていたのに、
自分が負債になっていく時、
兄弟とその環境が負債になっていくのです。
しかし自分でなくてはならない面を発見した時には、
自分を通じて何かをプラスしてやらなくてはならない。
その時が実体基台です。
自分は謙遜に殺して相手を重要視するのですが、
どうも自分は骨のない人間のように見られる。
「ああいう者はいじめてもよい」、
「利用してもよい」。
私たちの中で、そういうふうに無視されるかもしれない。
しかし、そういう時は、
自分と神との関係をしっかりもつのです。
☆
だれに主管されるべきか
イエス様はその家庭に尽くしました。
しかしその家庭もマリヤも、自分の子としてしか見なかった。
神との関係を、ただ平面的に見て、
自分の子だと考えたのです。
外典のヤコブ福音書の内容です。
洗礼をさせたり、水をくませたり、
マリヤはイエス様に命令したり、
教会へ行けば、呼んできたり、
こういうふうに主を主管したのです。
それでもイエス様は、
黙って家庭に尽くす期間を終えたあとには、
神の命令によって出掛けました。
自分が嫌だから出掛けたのではないのです。
神の命令によって出発したのです。
だから転換は、私がするのではない。
私はどんな場合においても、いかにその場に
なくてはならない影響を与えるかが私たちの使命です。
その期間が過ぎたなら、その基準で、
その雰囲気では必要ないから行け、
と神様自体が私を主管してくださるのです。
☆
霊的基台は兄弟関係から
神様は、私たち一人一人をよく知っていらっしゃいます。
私たちはそれを体験しなければなりません。
縦的に体験するのです。
イエス様は家庭で、あるいはヨハネの団体で、
それから祭司長を通じて尋ねて回った人々に全部否定されても、
自分一人は人を愛しながら歩んだイエス様の信仰は、
かえって縦的関係がもっと強くなるばかりでした。
イエス様の背後は、霊が全体を占領していました。
モーセもエリヤも、霊界が
イエス様の基台となってしまったのです。
この路程を勝利しなければ、
霊的に勝利できないのです。
人間関係を間違ったなら、
霊的に認められないようになっているのです。
人間関係がまずいと、霊的に絶対認められないのです。
だから、いくら悪い環境にあっても、
それに刺激を受けてはならない。
損してはならない。
そうしないと私は転換期に、共に主管されないのです。
私たちの歩いてきた路程において、
兄弟関係において、どれほど尽くしてきたか。
神と自分との関係をどれほど大事にしてきたか。
イエス様の路程にはこういう原理的な内容があって、
彼は最後まで勝利していきました。
イエス様の姿から、ペテロを通じて
私たちが今まで歩んだ内容を再び反省して、
これから新しい時を迎えていきたいと思います。
9.変貌山上のイエスとペテロ
「」
信仰生活シリーズ 5
心霊を育てる生活原則「心情開拓」李耀翰
(「信仰と生活 第一集 原理の生活化」増補、改編)
「」
信仰生活シリーズ 5
心霊を育てる生活原則「心情開拓」李耀翰
(「信仰と生活 第一集 原理の生活化」増補、改編)
☆
あくまでも個人的な意見ですが、
平面的に読むと、なかなか
理解しづらいみ言のような気がします。
李ヨハネ先生ならではの文章のような。。。
変貌山のイエス様が光り輝き、
モーセとエリヤが現れ、
会話をしていた、と聖書に記されています。
真のお母様が「初臨の創造本然のエバ」
として、堂々と証しされています。
霊的にお父様をはじめ、多くの高級霊たちが、
お母様の元によりそっています。
私たちは霊的に見えないので、
そのことはわかりませんが、
多くの義人たちが、お母様に侍る現象を通して、
そのことを実感することができます。
ただ、ペテロのように恐れおののくものでなく、
ともにお母様の天運を相続する者になれるよう、
精誠を尽くしていきたいと思います。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
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