2022年10月30日

神様を実感できない、そんな私への絶妙なアドバイスは── 「自分のことも祈りなさい」 




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右端が申美植先生


77双の前川浩子先生の誌上説教
「感謝と笑いの生活」より、
とても貴重なお話です。


神様を実感できずにいた私は、申美植(シン・ミシㇰ)先生
〔崔奉春(チュェ・ボンチュン)〈日本名・西川勝〉宣教師夫人、36双〕
に相談すると、このように言われました。

「自分のことも祈りなさい」

「あなたはもっと自分のことを
神様に祈らなければなりません。

人間を創られたのは神様ですから、
私という人間を創り変えるのも神様しかいらっしゃいません。

自分のことを神様に祈らなければ、
神様もあなたに関心をもって
干渉することができないんですよ」


びっくりしました。

統一教会(世界平和統一家庭連合)は神様と人類、
世界、国家のために祈るところだと考えていたので、
祈祷では、常に心にもない
公的なことばかりを祈り、疲れ果てていました。

この3年間、自分のためになど、
一切祈ってこなかったのです。

歩めども、生まれ変わるどころか、
ますます自己中心的になっていた私でした。


美植先生は、神様に聞かれる祈りと
聞かれない祈りがあることも教えてくださいました。

人が天に向かって祈るとき、
最も自己中心的になります。
祈りながら、我知らず
自分の要求ばかりをしてしまうというのです。

「最初からそのように祈ると、サタンが喜びます。
それでは、何年、祈りを捧げても神様は聞かれませんよ」
と、神様に聞かれる祈り方を教えてくださいました。

まず、悔い改め、公的に祈るということです。


祈りは、悔い改めから出発します。

私たちは自分でも知らないうちに罪を犯しています。
ですから、心から神様の前に悔い改め、
(ゆる)しを請えば、赦される道があります。

最初に、アダムとエバの堕落について
悔い改めるようにと言われました。
人間の不幸がここから始まったからです。

アダムとエバの堕落が、神様を悲しませ、
人間世界をめちゃくちゃにしてしまいました。

次に「公的な祈りをしなさい、み旨のため、
教会長のため、兄弟姉妹のため、夫のため、
子供のために祈って、それから、
謙虚な心情で自分のことを祈るように」と言われました。

「原理的な祈りは、
原理的な神様に聞かれる」と知りました。

前川浩子(777双)
『祝福家庭』78号(2015年 秋季号)
誌上説教
感謝と笑いの生活
(blessed lifeより)
http://uc-itsumokamisama.seesaa.net/article/484780492.html
↑昨年紹介した記事
同じ説教の前編になります


前川先生のように、古い先輩たちは、
ただひたすら、神様のみ旨のことを思い、
公的な祈りを捧げ続けたのだと思います。

しかし、「自分のことを神様に祈らなければ、
神様もあなたに関心をもって
干渉することができない」というのです。

神様を信じない人でも、
困難な壁にぶち当たったとき、
自分の力ではどうすることも出来ないとき、
思わず「神様!」
と呼び求めることがあると思います。

公的な祈りを捧げつつ、
私自身の祈りをしていく、
原理的な祈りを心掛けていきたいと思います。


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