2022年11月23日

トイレットペーパーを使いすぎると孫が乞食になる?! 万物を誰よりも愛する主 《史吉子先生》




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私たちが霊界に行くと、神様は必ず
誰にでも三つのことを尋ねるそうです。

一番目は、おまえは地上にいる間に、
神様をどれくらい愛してきたか?
二番目は、おまえは人間をどれくらい愛してきたか?
三番目は、おまえは万物をどれくらい愛してきたか?

史吉子(サ キルジャ)先生の
「原理によるみ言の証」

今日は、上の3番目のお話、
『お父様の万物愛の境地』です。


お父様の万物愛の境地


三つ目は、どれくらい万物を愛して来たのか?
これを探ってみるために私は、お父様が
万物をどのように愛されながら生活されているのか、
注意深く見守ってみました。

先ず、お父様は万物をとても綺麗にされます。

整理整頓をあまりにもきちんとされていて、
急に夜中に3時間くらい停電しても、
ひとつも困ることが無いそうです。

それは整理整頓をちゃんとしておかれていて、
どこにどんな物があり、またどんな物が
無いのかをよくご存知なので、
全てをてきぱきと取り出して使われるのです。

このように整理整頓が、よくなされているのです。


お父様のその性格を子女様の中で
誰が一番よく似ておられるかと言うと、
恩進様だそうです。

お父様がお忙しいので子女様の部屋を
よく覗いてあげることができず、
朝や夕方に時々ご覧になるのですが、
恩進様はいつでもベッドをきちんと整理しておいて、
床で休まれると言うのです。

それでお父様が「恩進!
どうしてベッドの上で寝ないで床で寝るのか?」
と尋ねると、恩進様は
「私がきれいに整理しておいたベッドが
しわくちゃになるかと思うと、
その上で寝られないんです。」と言われたそうです。

お父様がその言葉を聞かれて、
「何とも、おまえはそんなにも私に似たんだろう?」
とおっしゃったそうです。


そのようにお父様は整理整頓も上手で、
物もどれだけ大切にお使いになるのかわかりません。

いつか一度は食口たちと一緒に食事をされた後で、
青いメロンをお盆の上にのせて半月のように八等分し、
皮に添って切り目を入れ食べやすく切って、
フォークで刺して食べるのですが、
最後の一切れをお父様が全部召し上がった後で、
まったく田舎のおじいさんのように
スプーンで皮の内側を掻き集めて召し上がりました。

その姿をご覧になって、横にいらしたお母様が、
「お父様! もう一つ持って来ましょうか?」
と言われました。

お父様は、「いや、そのまま
ゴミ箱に捨てるかと思って、
勿体ないから掻き集めて食べているんだ。」
とおっしゃいました。


そして、お母様が流行に従って
コップなどもクリスタル製品に替えようと、
デパートで新しいものを買って来られると、
すごく残念そうにされながら、
「私が使っていたコップはどこに行ったか?」
と探されます。

「まだ使えるのに、どうして替えるのか?」
と言うことです。
「私がそのコップで水一杯を飲みながら感じた、
美しい思い出が
どれくらい込められているのかわかるのか? 」
と言われます。

水一杯を飲みながらも神様とみ旨を考え、
誰かを懐かしがられたこと、
そのコップを見る度に思い出される
記憶の数々が幾重にも重なっているのに、
それを片付けてしまうと、
その内容までも無くなると言うのです。


セーターなども、長い間着られたにも
かかわらず、お脱ぎになりません。
セーターにも数多くの思いでが込められているそうです。

クリスマスにセーターやネクタイなどが手元に入ると、
新品はちょっと着られた後は、
全て食口たちに分けてくださいます。

反面お父様は、それまで着ておられたものを
ずっとお召しになってその服と対話もされ、
誰かを思い、み旨を思われるのです。

お父様の回りにあるものは、皆生きています。
お父様の対話の相手になります。


そのように、万物をご自身のお体のように考えられます。
例えば、飛行機で海外に出られる時も、
お手洗いに行かれたら、そこをきれいに拭かれるそうです。

そうすると飛行機が気分が良くて、踊りながら飛ぶそうです。
それを体と心で感じられるそうです。

飛行機が、悪い人がどの席に座っているかまでを
教えてくれるのです。


そして誰かの家に行けば、
その主人の家の天井やカーテンなどを見て、
すぐさまその家の雰囲気がわかるし、
主人の性格がどうかもおわかりになるとのことです。

なぜかと言うと、万物が反応するそうです。
家の中で飼っている猫や子犬を見ても、わかるそうです。

主人がせっかちな性格なら、子犬もきゃんきゃん吠えるし、
主人の性格がのんびりしていれば、
ペットものんびりしているとのことです。

このように、お父様は万物と対話されます。

そして、このように万物を心から愛され、
万物を友達にして生活される、
それがアダムとエバが完成したら
万物の主管主になることと同じなのだそうです。


ある時は、うずらを飼っている食口の家に、
お父様と食口たちが一緒に行きました。

その食口は、うずらをたくさん飼っていることで有名でした。

数百羽のうずらが禽舎に入っているのですが、
お父様はじっくりご覧になりながら、
「吉子! うずらはいつが一番
うれしいと思うか?」と尋ねられました。

私が、「それは雌と雄が愛する時が、
一番嬉しいでしょう。」と答えました。

ところがお父様は、「いいや。
万物は神様が人間のために創造されたのだから、
人間が愛する心で見詰める時、
一番幸せになるんだ。」とおっしゃいました。


ですから、万物をどれだけ愛して
霊界に行くかも、重要だそうです。

私たちに、お父様は
万物を大切にするようにと言われます。

たまに祝福二世たちがマグロ釣りの訓練を受ける時、
スケジュー ルが忙しいので、
トイレットペーパーを勢いよく引っ張って長く使うと、
それをご覧になって大変心配されます。

あなたたちがこんなふうに
トイ レットペーパーをむやみに使うと、
あなたたちの子孫たちが乞食になるとおっしゃいます。
それ程です。

このように万物を大切にして初めて、
万物が喜んで人間に従って来るそうです。
そのように理解して、 万物も 大切に使いましょう。

史吉子/ 著「原理によるみ言の証」



文先生が万物を愛する基準が素晴らしいですね。

以前、周藤先生の「焼き栗」の証しを書きましたが、
物の価値というものが、心情が含まれている、
心情を中心に捉えておられると感じます。

一つ一つの万物に愛情を込める世界も
徹底しておられますね。

神様を愛するがごとくに万物を愛される
先生の心情世界を相続する
そのような者にならなければ、と感じます。





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posted by ten1ko2 at 07:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 統一原理・統一思想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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