2022年12月12日

神に命じられてここにいる 意外と大切な、私の立ち位置  《李ヨハネ先生の信仰サプリ》 




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李耀翰(リ ヨハネ/イ ヨハン)先生のみ言、
「自分に勝とう」から『原理的主管性』を紹介します。  

 
社会で秩序を無視するようになると、
主管性が崩れてきます。

家庭で例を挙げてみると、
父母がいて、兄弟がいて、
そこには秩序があります。
その位置は変えることはできません。

例えば食事をする時も、
親が先に箸をつけてから、
子供たちが食べ始めるのです。

親よりも先に子供たちが食事をする時は、
親の承諾をもらわなければなりません。

「私は学校に行かなければならないので、
先に食事を頂きます」と言われなければなりません。


このような秩序が家庭に、社会にも必要です。

そのことは一般的には礼儀といい、
「原理」では主管性といっています。

この原理的な主管性が壊れた時に、
即、サタンが私たちを主管しようとしてくるのです。

ですから主管性を無視して、
自分勝手に行動する人を
サタンは主管しようとするのです。

そういう人を神様は干渉することができません。
神様から命じられ、承諾を受けた立場に従うならば、
神様はいつも責任をもたれます。

神様が「行きなさい」と命じられて従った行動ならば、
それは自分勝手の行動ではなく
神様による行動なので、
神様が責任をもってくださるのです。


それゆえ、私たち信仰者は、
たとえいかなる所に行ったとしても、
「だれからここに呼ばれたのですか」
と聞かれたならば、
「神様がここに送ってくださいました」
と言えるような心構えが必要です。

それが神様による信仰であり、
自分勝手に行動してはならないというのです。

信仰者はいつもこのことに気をつけて、
深く悟らなければなりません。

 
私たちが神様に祈祷する時、
動機が横的であったならば、
神様は応じることができません。

つまり、他の人が真心からある行動をするのに、
自分はただ単にその人を見聞きして行動するならば、
自分の心の中心が揺れていることになるのです。

自分がただ受動的にその行動を受け入れることは、
一種の誘惑されたようなことで、問題が生じるのです。


ですから聖書では、「自分自身を知って、
他の人に誘惑されないように。
他人がやるからといってまねをしてはならない。
自分が動機とならぬ他の人の行動に従ってはならない」
などと戒めています。

堕落論によれば、神様は、アダム・エバに対して
「取って食べてはいけない。
お前はこのように生きなさい。
神様の主管に従いなさい」と言われました。

このような戒めをアダム・エバに与えたのは、
アダム・エバが神に相談しなければならない
責任があったからです。

エバは天使長が何と言って誘惑してきても、
「神様がそのようにおっしゃったのですか」、
「神様に聞いてみましょう」と言ったならば、
天使の言ったことが
うそであることが判断できたのです。

(『統一世界』一九九〇年六月号より翻訳転載)
19.自分に勝とう
「原理的主管性」

信仰生活シリーズ 5
心霊を育てる生活原則「心情開拓」李耀翰

(「信仰と生活 第一集 原理の生活化」増補、改編)


原理講論の堕落論に
『自由と堕落』という項目があります。

そこに、「原理を離れた自由はない」
また「責任のない自由はない」と記述されています。

私たちには、神様から与えられた位置や
環境があり、秩序を守りつつ
責任を果たしていくことが、
天の願いでもあり、
私たちの幸福にもつながっているのでしょう。

今ある私の立場は、神様から来たもの。
そう思うとすべてが感謝です。

私の立ち位置をしっかり守ることを通して、
私たち自身、家庭や教会、私たちの国や世界が
さらに、神様に愛され、守られていくに
違いないと思うのです。



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posted by ten1ko2 at 08:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | 李ヨハネ先生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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