2022年12月27日

霊界では、愛し合った夫婦は一つの体に見える?! 《霊界メッセージ》




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李相軒先生の霊界からのメッセージ
今回は、「四位基台造成と愛の一体理想」です。

四位基台造成と二性性相

四位(よんい)基台とは、神様を中心とした夫婦が、
愛を中心として夫婦一体を成し、
そして子女を繁殖することですが、
それが『原理講論』の主要な核心です。

しかし、霊界から見た四位基台造成とは、
『原理講論』よりずっとおもしろく、
神秘的なものだということができます。

四位基台とは、神様を中心として
夫婦が一つになることであり、
また、子女を繁殖することですが、
夫婦が愛するときは、完全に一体となり、
主体と対象という区別がありません。

完全に一つの体を成すようになるのです。

その上に神様の愛が覆ってしまうので、
我々の目に確認されるものは、
ただきらびやかな光彩だけです。
美しさそれ自体だけが目に見えるのです。

愛の一体理想

では、子女の愛はどのように見えるのでしょうか。
夫婦が愛すれば、一体になるように、
子女の愛も完全一体になってしまうのです。

つまり、子女と父母が完全に愛で一つになります。

明らかに、父、母、子女の3人ですが、

愛で一つになるときは、3人の姿が個体として見えないのです。

父の姿として、母の姿として、
子女の姿として現れますが、
対話をするときは、
再びそれぞれ3人としても見えるのです。

四位基台を造成するという言葉は、
神様を中心として一つになれば、
完全な一体の姿になるために、
地上のように四つの存在として見えないのです。

それゆえ、二性性相として一つになった夫婦は、
一つの体を成したような姿で暮らしていくのです。

これが天上の最高基準にある霊人たちの姿です。
しかし、主体と対象が一つになれない存在は、
決して一体の姿ではありません。

神様のきらびやかな光彩も見ることができないのです。
天国の関門を通過した者だけが、
そのような姿を持つことができるのです。

それゆえ、四位基台の根本は、神様を中心として、
夫婦という二性性相が愛で一体を成すことなのです。

すなわち、四位基台は、神様の究極的な目的であり、
神様が力(愛)で運行されうる基盤になり、
根本的な力(愛)の基台になるのです。

(1997年8月4日)

李相軒(1914〜1997)(光言社刊『霊界の実相と地上生活』より)
第一部 霊界の実相と地上生活
第三章 原理から見た霊界の暮らし
六 四位基台造成と愛の一体理想

霊界の実相と地上生活(23)
四位基台造成と二性性相/愛の一体理想
(blessed lifeより)


李相軒先生が言われているように、
「『原理講論』よりずっとおもしろく、神秘的なもの」
霊界に行ってみなければ、その面白さを体験できないでしょう。

霊界では、夫婦が完璧に重なり合っている、というのです。

ところが子女の愛を表現するのに、
「愛で一つになるときは、3人の姿が個体として見えない」
ということなのです。

そんなことがあるのだな・・・
と、とても不思議な気がします。

いずれにしても、夫婦が一つになるために、
今から準備しないといけないし、
親子が一つになるために、
今から備える必要がある、ということだと思います。


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posted by ten1ko2 at 08:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 霊界 霊人と共に歩む生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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