2023年02月22日

教会も高齢化社会 妻に先立たれた老人と、夫に先立たれた妻 *夫婦で美しく老いるために 《大陸会長2》



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方相逸・大陸会長のメッセージ
「み言の力を確信して歩みましょう」です。



夫婦、親子が、お互いのために
百パーセント投入する

ここには、六十代、七十代の方が多くいるように見えます。

皆さん、日本には百歳を超える方が、
九万人以上いるそうです。

南太平洋には人口三万人以下の島嶼国があり、
十万人だと大きいほうと言われます。

そう考えると、日本の高齢者人口には驚かされるばかりです。
そして、日本の百歳以上の方の
約九割は女性だということです。


私の母は、韓国南部の順天という所で
一人暮らしをしています。
九十七歳になりました。

だいぶ前のことですが、母を訪ねた四月のある日、
日ざしが暖かくて、家の前の道路の脇で、
母と一緒に日なたぼっこをしていました。

すると、身なりの汚いおじいさんが、
私たちの方に向かって歩いてきました。
よく見ると、私の友達のお父さんのようです。

それで母に、「あれは◯◯のお父さんでしょう。
昔はピシッとした決めた格好をしていたのに、
どうしたんですか?」と尋ねると、母が、
「奥さんが二年前に亡くなったんだよ。
朝昼晩、できあいのものを食べて、
ごみは捨てずに、そのまんま。
服も着替えないんだ」と答えました。

それからしばらくして、
きれいなおばあさんが歩いてきました。

「あれは◯◯のお母さんでしょう?」
「そうだよ」
「何であんなに若く見えるの?」
「旦那さんが二年前に亡くなったんだ」。

夫の面倒を見なくてもよくなり、
朝から晩まで、暇さえあれば化粧をしているそうです。


私の二人のお姉さんは嫁いでいき、
二人のお兄さんは、交通事故で亡くなりました。
弟が一人いて、実家から離れた所で暮らしています。

母は、「六人生んでも、
私のそばには誰もいない……」と嘆きます。
兄は二人共、四十九歳のときに事故に遭いました。
母は、どれだけつらい思いをしたでしょうか。

本来なら、私が兄たちに代わって、
母のそばにいなければならないのです。

母から、「あなたは、生きてはいても、
死んだのと同じだ」と言われたときは、
心が張り裂けそうに痛みました。

それでも母は、私と電話をするたびに、
「体に気をつけなさい。
車には気をつけるんだよ」と言うのです。

どれだけ月日がたっても、変わらずに
子供の健康と安全を願う母です。
私は、いくら長く信仰生活をしてきたといっても、
子供を思う母の心情の深さには遠く及びません。
親というのは本当に偉大です。


夫婦で元気に暮らし、美しく年老いていきたいものです。

そのためには、お互いに
尊敬し合わなければならないでしょう。
そして、ために生き合うのです。

夫は妻のために、妻は夫のために、
親は子供のために、子供は親のために、
百パーセント投入するのです。


日本人は、男性も女性も
愛情表現をあまりしないようですね。
米国人は、一日に何回も
「アイ・ラブ・ユー」と言うといいます。

家族に「愛しているよ」と
語りかけるのにお金がかかりますか? 
かかりません。

それなのに、お金では買えないほどの
大きな喜びが返ってきます。

男性の皆さん、帰ったら奥さんに、
「愛しているよ。
あなたがいてくれて、私は本当に幸せだ」
と言ってみてください。
おいしい食事が出てくるのは間違いありません。(笑い)


私は牧会者の集会で、
「出勤するときには必ず、奥さんと
ハグをしてください」と、牧会者たちに伝えました。

ここにいる牧会者の皆さんは実践していますか? 
ハグをしながら、「きょうも頑張ってくるよ」
「体に気をつけてね。いってらっしゃい」。

夫婦でこのような言葉を掛け合って
一日を出発するのです。
婦人代表の皆さんも、明日から必ず実践してください。

「ために生きる」「真の愛」という言葉を
どれだけ語っても、『原理講論』を何回通読しても、
愛する実践をしなければ意味がありません。

子供たちは、親の姿をよく見ています。
その純粋な目が審判するのです。

「うちのお父さんとお母さんは、けんかをしない。
いつもラブラブだ!神様みたいだな」。
そのように言われるようにしていきましょう。

方相逸・大陸会長のメッセージ
み言の力を確信して歩みましょう
(世界家庭2023.1月号)

https://familyforum.jp/2023020248092
Family Forum.Jp
(世界平和統一家庭連合会員の合同ニュースブログ)


夫婦で愛の表現をする。。。

昨日、役事集会があり、講師から
「家庭生活の芸術化を研究しなさい」
というお父様のみ言を解説してくださいました。

夫婦が愛の表現をするということは、
一つの「芸術」なのだ、と思います。

日本人は、とかく愛の表現が苦手である、と言われますが、
愛する実践をすることが
神様の喜ばれることでもありますので、
実践あるのみ、ですね。

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