朴普熙先生の
「真のお父様の身近に侍って
人間・文鮮明先生」より
「お父様の理想は『神様の解放』」の
前編をお送りします。
☆
一、お父様の理想は「神様の解放」
ところで、今まで、誰も神様の悲しみと、
神様の苦痛を論じたことがありません。
2000年のキリスト教歴史も
神様の悲しみと、神様の苦痛に対して
説き明かすことができませんでした。
神様といえば全知全能、完全無欠なかたとして、
天の宝座にお座りになり、
祝福を与えておられるかたとして、
私たちはいつも理解してきました。
☆
私たちはお父様に対して、今まで人類が
理解していた程度をはるかに超えて、
具体的で実践的な面から、神様を
徹底的に知られたかたであるといえば正しいでしょう。
ですからお父様は、
「私は神様を信じるのではなく、
私は神様を知っているのであり、
神様を見ているのであり、
神様を感じているのである」と語られるのです。
信じるという単語は、
実証することができないという意味でもあります。
私たちは、「父母が、私を生んでくれたかたであると
私は信じます」とはいいません。
厳然たる事実については、信じるという言葉は使いません。
今日まで、キリスト教は神様を信じてきました。
その言葉は、彼らが神様を厳然たる事実によって
知ることができなかったことを意味するのだ、
と言っても必ずしも過言ではありません。
☆
ところで、お父様は歴史以来初めて、
「私は神様を知っている」
と宣言されたかたであられるのです。
コリント人への第一の手紙13章12節を見れば、
「わたしたちは、今は、鏡に映して
見るようにおぼろげに見ている。
しかしその時には、顔と顔を合わせて、見るであろう。
わたしの知るところは、今は一部分に過ぎない。
しかしその時には、わたしが完全に
知られているように、完全に知るであろう」とあります。
☆
お父様が神様を知っておられることは、
まさしく、コリント人への第一の手紙13章12節で
語られたその預言の実現であります。
神様を鏡で見るようにおぽろげに知るのではなく、
顔と顔を合わせて知られるかたがお父様であられるのです。
このように神様を隅々まで知り、
神様と顔と顔を合わせて知り、
神様の心情の中に飛び込んで知ってみると、
その神様は、栄光の中におられる
喜びと尊貴と平和の神様ではあられなかったのです。
その神様は、創世以後今日まで、
到底形容することが難しく、
言葉に表すこともできないほど
胸痛む事情の中で呻吟され、
苦痛を経られながら、
哀痛なる立場でおられる
神様であることを発見したというのです。
この発見は、人類の歴史上、
偉大な発見であり、最初の発見であります。
☆
神様のことを知ってみれば、
その神様は喜びの神様ではなく、
栄光の神様でもなかったのです。
まるで子供を失って、その死んだ子供を
抱き締めて泣かれる、その父母の姿に
似た神様を、お父様は発見されたのです。
父母であられる神様が、子供である人間たちが
互いに争って相克している実状を
ごらんになっておられるのですから、
悲惨な神様であることに間違いはありません。
苦痛の父であり、その父の心は
裂かれるように痛むことでしょう。
☆
ですから、神様の真の歴史は、
哀痛なる歴史であったのです。
英語で"Heartbroken God"という言葉があります。
「心情が傷ついた神様」、その神様を
誰も肖像画に描写してみることができなかったのです。
人類の歴史において、
お父様が初めてそのお姿をお分かりになり、
その神様の真のお姿を
肖像画に描いてみたのだといえましょう。
そして、その肖像画を全世界に発表したのです。
真のお父様の身近に侍って 人間・文鮮明先生
朴普熙
(ファミリー1994年 5月号)
朴普熙
(ファミリー1994年 5月号)
☆
ブログ記事に合わせ
構成を一部組み替えて紹介しています
文責:ten1ko2
構成を一部組み替えて紹介しています
文責:ten1ko2
朴普熙先生は、真のお父様(文鮮明先生)を
「神様を知っている
歴史上最初の発見者である」
という風に表現されています。
しかし、もう一人、重要な方を忘れてはならないと思います。
それはイエス・キリストです。
イエス様も本当の神様の心情を知っておられ、
神様を解放されるために、
生涯を捧げられた方であるに違いありません。
ただイエス様は、志半ばで十字架に
倒れられ、神様の真の姿を
はっきりと伝えることができませんでした。
真のお父様は、苦悩の中、
イエス様と出会われることを通して、
神様の本当のお姿に出会われました。
神様と出会われて、目がぐちゃぐちゃになるまで
泣き明かされたといいます。
神様は悲しまれている、神様を慰めなければならない、
と神様解放の道を行かれたのです。
その思いはどんな時にも変わりませんでした。
真のお父様を心から敬服し、感謝いたします。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
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