田中会長の説教より、
「家庭救援摂理時代に
ふさわしい文化革新を!」です。
☆
「今まで教会は、個人救援時代でした。
今からは、祝福を受けた家庭を中心とした
家庭救援摂理時代です。
家庭が連合するようになれば、
氏族救援摂理、国家救援摂理時代に
越えていくようになります。
氏族が祝福を受ければ、
氏族が救いを受けるのです。
国が祝福を受ければ、国が救いを
受ける時代に入っていくのです。
次元が飛躍するというのです。
ですから、教会(を中心とした摂理)時代は過ぎ去ります」(1997年5月1日)
☆
世界基督教統一神霊協会(統一教会)は、
再臨主を迎えて一つとなり、
地上天国創建を果たすべきだったキリスト教の
使命を担って、1954年に創立されました。
淪落する青少年の解放と、
紛争の絶えない宗教間の和合統一を目指し、
そして何よりも、神を否定する
共産主義思想の世界的蔓延に真っ向から対峙して、
日本や米国をはじめ、世界に宣教師を派遣し、
自由主義圏の連帯を図ってきたのです。
1958年、日本に一人の宣教師が派遣されました。
命懸けの伝道を通して、
1959年に初めて礼拝が捧げられ、
日本統一教会が産声を上げたのです。
☆
それから63年間、救国救世を旗印に、
多くの先輩が、統一原理を新しい真理として
街頭で叫び、開拓伝道に赴きました。
愛する家族を故郷に残した、
片道切符での命懸けの開拓伝道でした。
それは正に、次のイエス様の言葉を
絵に描いたような歩みでした。
「わたしよりも父または母を愛する者は、
わたしにふさわしくない。
わたしよりもむすこや娘を愛する者は、
わたしにふさわしくない。
また自分の十字架をとってわたしに
従ってこない者はわたしにふさわしくない。
自分の命を得ている者はそれを失い、
わたしのために自分の命を失っている者は、
それを得るであろう」(マタイ10・37〜39)
☆
統一教会時代は、正に40年にわたる歴史的な
蕩減の時代であり、サタン分立の時代でした。
命懸けで天の父母様(神様)と
真の父母様のみを慕いながら
走り切ってきた時代とも言えます。
残してきた、愛する家族や親族を思う
心の痛みを胸に秘め、甘受する道、
サタンも越えられなかった愛の蕩減の道を、
我知らず歩むこととなった期間でした。
子女たちを荒野に追いやる真の父母様の涙は、
天の父母様の痛みも、
子女たちの残した家族が負った痛みも、
全てを抱いて流されたものでした。
その蕩減時代の四十年を経て、真の父母様は
「家庭連合時代到来」を宣布され、
43年目に全世界に向けて、
統一教会の名称変更を指示されたのです。
「宗教は、家庭が安着することを
最高の目標にしなければなりません。
家庭が安着すれば、宗教という名前自体も
外してしまわなければならないのです。
それで、1997年4月8日に、
『世界基督教統一神霊協会』の看板を外し、
『世界平和統一家庭連合』の名称を
4月10日から使用しなさいと言ったのです。
家庭の定着です」(2002年5月13日)
☆
家庭は、神様の愛の着地点であり、
四大心情を通して私たち自身が成長し、
愛の感性を体恤する基地でもあります。
時代は、個人救援時代から
家庭救援摂理時代に突入しているのです。
愛する家族や親族を犠牲にし、
天の父母様や真の父母様のみを見詰めて
歩んできた時代から見ると、
青天の霹靂とも言える
大転換時代を迎えていたのです。
しかし、私たちはそのみ言を耳にしながらも、
真の父母様の心情に立って理解を深めることができず、
心で受け止めることもできていませんでした。
40年の蕩減時代に大きな心の痛みを抱えた
家族や親族に向き合い、愛し、その痛みを共有しながら、
共に天の父母様、真の父母様のみ前に
出ていかなければならなかったのです。
いや、むしろ、家庭的メシヤとして、氏族的メシヤとして、
真の父母様を迎え入れ、個人救援時代に立てた伝統を、
家庭に、氏族圏に着地させなければなりませんでした。
☆
あれから25年、真の父母様の願いと
天の摂理を正しく理解し切れず、
個人救援時代の価値観を家庭救援摂理時代に向けて
転換し切れていなかったことを、
私たちは改めて反省し、根本的な教会革新に
向かって取り組んでいかなければなりません。
真のお母様は、神様を知っているだけではなく、
神様に侍る日本になりなさいと語られ、
「神日本」の称号を下さいました。
その基盤は、正に家庭です。
私たちは、神様に侍る「神家庭」
「神氏族」を築いていかなければなりません。
天の父母様に侍り、孝情の伝統を立てた兄弟姉妹となって、
家庭救援摂理時代にふさわしい
文化革新を果たしてまいりましょう。
田中富弘会長のメッセージ
「家庭救援摂理時代にふさわしい文化革新を!」
世界家庭2022年11月号
(ファミリーフォーラムより転載)
「家庭救援摂理時代にふさわしい文化革新を!」
世界家庭2022年11月号
(ファミリーフォーラムより転載)
☆
引用は、文鮮明先生のみ言です
(1997年5月1日、2002年5月13日)
マタイ10・37〜39は新約聖書
わかりやすく読んでいただくため、
行区切りや段落等の区切りを再編集し
括弧書きで注釈を加えることがあります
文責:ten1ko2
(1997年5月1日、2002年5月13日)
マタイ10・37〜39は新約聖書
わかりやすく読んでいただくため、
行区切りや段落等の区切りを再編集し
括弧書きで注釈を加えることがあります
文責:ten1ko2
今までは、「家庭よりもみ旨」
という意識をもって歩んできた私たちでした。
それは、何よりもイエス様がそうであり、
真の父母様もそうであったからです。
真の父母様は、愛する子女様たちを置いて
私たちを愛してくださいました。
ですから、先輩たちも草創期には、
田中会長が言われるように、
開拓伝道の道を歩んでいかれました。
しかし、時代が変わりました。
先日の研修会で、
田中会長は、「まず家庭」と語られました。
家庭を優先していく時代になったのです。
そして、証しを立てていく私たちに
ならなければならないと思うのです。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
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