2023年04月03日

監督は神?! WBC勝利の秘訣「信じて、任せて」+「感謝する」 《橘先生》



230403.jpg


橘先生の「続・夫婦愛を育む 」
今回は、『信じて、任せて、感謝する』を紹介します。


WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)における
侍ジャパンの活躍に日本中が熱狂しました。
もちろん私もその一人。

メディアなどで大きく熱く広く細かく
取り上げられてきましたので、いまさら
私が何を言っても二番煎じでしょう。

それを承知であえて、心に残った一点を
書かせていただきたいと思います。


栗山英樹監督の指導方法「信じて、任せる」は、
話題の一つでした。

大会中は特に気に留めませんでしたが、
大会後コーチの一人が同監督の選手への接し方について、
「信じて、任せて、感謝する」と
まとめていたのがとても印象に残りました。


「信じて、任せる」ことの大切さはよくいわれます。
信じて任せなければ、相手の主体性は育たず、
自立できません。

頭ではそれが分かるので、私も心がけていますが、
「信じきる」「任せきる」ことの難しさを
実感することがままあります。

つい心配が前に出るのです。
信じようと思っても、安心したくて
確認したくなりますし、任せようと思っても、
つい口出し手出ししたくなります。

その都度、自分にブレーキをかけるよう努めてはいますが…。


栗山監督は、選手を信じて任せた結果が
好ましくなかった場合でも、
その選手を責めることは決してしないそうです。

任せたら、その結果まで自分が責任を持つ。
たやすいことではありません。

今回、準決勝9回の逆転のチャンス、
不振続きの村上宗隆選手に任せきったのは
典型的なシーンでしょう。

このまま村上選手に打たせて大丈夫か、
と思った視聴者は私だけではないと思います。
もし彼が凡退し、日本が敗退した場合、
責任を問われるのは監督です。

結果によってはバッシングも覚悟しながら、
任せきりました。

良い結果を出せば、栄光は選手のものです。

「信じて任せる」だけでも簡単ではないのに、
そこに、「感謝する」が付いていたのに深い感銘を受けました。

信じて、任せて、結果を出した選手をたたえ、感謝する。
リーダーの首(こうべ)が垂れているのです。


栗山監督について、「サーバント・リーダーシップ」を
採用しているように見える、との記事を見つけました。

サーバント、すなわち僕(しもべ)です。
リーダーが、指導する対象の成長や利益のために奉仕し、
目標に向かって主体的な行動を促していく、
支援型リーダーシップだそうです。

これを読んで、真のお父様(文鮮明〈ムン・ソンミョン〉総裁)が言われた
「父母の心情、僕の体」を思い出しました。

昨今、スポーツ界で指導の在り方に
さまざまな議論がありますが、
そこに少なからぬ影響を与えることになるかもしれません。


とはいえ、こういうリーダーが望ましい、
と言うのは簡単ですが、
誰もがすぐになれるわけではありません。

いざ自分がそのように実践しようと思ったら、
器を幾重にも大きく大きくしていかなければならないでしょう。

リーダーの立場にある・ないにかかわらず、
誰かに何かを任せるときや、
身近な人たちと接するとき、
このフレーズを心に留めておきたいと思います。

続・夫婦愛を育む 2
信じて、任せて、感謝する
ナビゲーター:橘 幸世
(Blessed Lifeより)
わかりやすく読んでいただくため、
行区切りや段落等の区切りを再編集し
括弧書きで注釈を加えることがあります
文責:ten1ko2


先月開催されたWBC、視聴して、感動された方も
多かったのではないでしょうか。。。

準決勝戦は、祝日だったこともあり、
私も観戦しましたが、
村上宗隆のサヨナラタイムリーには、
本当に興奮しました。

優勝の背後には、
栗山監督の存在の大きさがあったことは
感じていましたが、
なるほど、「信じて、任せて、感謝する」
この実践をされていたのですね。

監督の立場というのは、
子供が自分の責任を果たせるように
すべてを見守っていく
家庭における親(父母)の立場、
天の父母である神様の立場ともいえます。

「父母の心情、僕の体」
「信じて、任せて、感謝する」
頭に叩き込んでいきたいと思います。




にほんブログ村 哲学・思想ブログへ
にほんブログ村
良い記事だと思った方は、
応援のクリックをお願いします!

(なお、記事冒頭の哲学・思想ブログのバナーも
ブログ村のバナーとなっています
どちらからでも応援して頂けます)



※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。

さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)

posted by ten1ko2 at 10:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | 夫婦講座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック