橘先生の「続・夫婦愛を育む 」
今回は、『信じて、任せて、感謝する』を紹介します。
☆
WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)における
侍ジャパンの活躍に日本中が熱狂しました。
もちろん私もその一人。
メディアなどで大きく熱く広く細かく
取り上げられてきましたので、いまさら
私が何を言っても二番煎じでしょう。
それを承知であえて、心に残った一点を
書かせていただきたいと思います。
☆
栗山英樹監督の指導方法「信じて、任せる」は、
話題の一つでした。
大会中は特に気に留めませんでしたが、
大会後コーチの一人が同監督の選手への接し方について、
「信じて、任せて、感謝する」と
まとめていたのがとても印象に残りました。
☆
「信じて、任せる」ことの大切さはよくいわれます。
信じて任せなければ、相手の主体性は育たず、
自立できません。
頭ではそれが分かるので、私も心がけていますが、
「信じきる」「任せきる」ことの難しさを
実感することがままあります。
つい心配が前に出るのです。
信じようと思っても、安心したくて
確認したくなりますし、任せようと思っても、
つい口出し手出ししたくなります。
その都度、自分にブレーキをかけるよう努めてはいますが…。
☆
栗山監督は、選手を信じて任せた結果が
好ましくなかった場合でも、
その選手を責めることは決してしないそうです。
任せたら、その結果まで自分が責任を持つ。
たやすいことではありません。
今回、準決勝9回の逆転のチャンス、
不振続きの村上宗隆選手に任せきったのは
典型的なシーンでしょう。
このまま村上選手に打たせて大丈夫か、
と思った視聴者は私だけではないと思います。
もし彼が凡退し、日本が敗退した場合、
責任を問われるのは監督です。
結果によってはバッシングも覚悟しながら、
任せきりました。
良い結果を出せば、栄光は選手のものです。
「信じて任せる」だけでも簡単ではないのに、
そこに、「感謝する」が付いていたのに深い感銘を受けました。
信じて、任せて、結果を出した選手をたたえ、感謝する。
リーダーの首(こうべ)が垂れているのです。
☆
栗山監督について、「サーバント・リーダーシップ」を
採用しているように見える、との記事を見つけました。
サーバント、すなわち僕(しもべ)です。
リーダーが、指導する対象の成長や利益のために奉仕し、
目標に向かって主体的な行動を促していく、
支援型リーダーシップだそうです。
これを読んで、真のお父様(文鮮明〈ムン・ソンミョン〉総裁)が言われた
「父母の心情、僕の体」を思い出しました。
昨今、スポーツ界で指導の在り方に
さまざまな議論がありますが、
そこに少なからぬ影響を与えることになるかもしれません。
☆
とはいえ、こういうリーダーが望ましい、
と言うのは簡単ですが、
誰もがすぐになれるわけではありません。
いざ自分がそのように実践しようと思ったら、
器を幾重にも大きく大きくしていかなければならないでしょう。
リーダーの立場にある・ないにかかわらず、
誰かに何かを任せるときや、
身近な人たちと接するとき、
このフレーズを心に留めておきたいと思います。
続・夫婦愛を育む 2
信じて、任せて、感謝する
ナビゲーター:橘 幸世
(Blessed Lifeより)
信じて、任せて、感謝する
ナビゲーター:橘 幸世
(Blessed Lifeより)
☆
わかりやすく読んでいただくため、
行区切りや段落等の区切りを再編集し
括弧書きで注釈を加えることがあります
文責:ten1ko2
行区切りや段落等の区切りを再編集し
括弧書きで注釈を加えることがあります
文責:ten1ko2
先月開催されたWBC、視聴して、感動された方も
多かったのではないでしょうか。。。
準決勝戦は、祝日だったこともあり、
私も観戦しましたが、
村上宗隆のサヨナラタイムリーには、
本当に興奮しました。
優勝の背後には、
栗山監督の存在の大きさがあったことは
感じていましたが、
なるほど、「信じて、任せて、感謝する」
この実践をされていたのですね。
監督の立場というのは、
子供が自分の責任を果たせるように
すべてを見守っていく
家庭における親(父母)の立場、
天の父母である神様の立場ともいえます。
「父母の心情、僕の体」
「信じて、任せて、感謝する」
頭に叩き込んでいきたいと思います。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
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