鄭元周(チョン・ウォンヂュ)総裁秘書室長の
「真のお母様の人生」よりパンタナールの証し、
「パラグアイ川踏査の船上で
訓読会の伝統が出発」です。
☆
【パンタナール】パラグアイ川踏査の船上で訓読会の伝統が出発
1997年9月21日、パンタナール
(ブラジル、ボリビア、パラグアイにまたがる熱帯性の湿地帯)開拓のため、
ブラジルのカセレス(Caceres)のホテルに到着しました。
ホテルとは名ばかりの、粗末な宿でした。
その日は、翌日から始まる歴史的な
パラグアイ川踏査のための準備をする日でした。
準備の実質的な責任者はお母様です。
お父様がお使いになる物、召し上がる物、
常備薬など、全て準備なさるのです。
お母様はいつでもどんなときでも合理的に
仕事をなさり、整理整頓も完璧です。
ですから、私だったらたとえメモをしておいても
まともにできないような煩雑な仕事を、
お母様はほとんど自動的にこなしていかれるのです。
船の中はあまりにも狭く、その狭い空間の中で
全てのことをしなければなりません。
お母様は、お父様がお部屋のどこに座って勉強をされ、
トイレはどのように使われ、ということを
一つ一つ考えながら、お父様が
少しでも楽に生活できるよう準備なさいました。
☆
翌22日からいよいよ、パラグアイ川の
最上流にあるカセレスを起点に、
パラグアイ川の踏査が始まりました。
早朝、船が出発すると同時に、
甲板や船室で訓読会が行われました。
蚊とウシバエに体のあちこちを刺されながら、
その日から1日に12時間ずつの訓読会が始まったのです。
☆
踏査では、50キロメートル地点ごとに
杭を打つ作業が行われました。
真の父母様は船から下りて、虫に刺されながら
密林に分け入り、ご自身で杭を打たれました。
そして「ここは私の土地である」と宣言なさり、
写真を撮って万歳を叫ばれるのです。
☆
この期間、羽アリのような虫が
父母様を苦しめました。
船内の床はその虫から落ちた羽が積もり、
ドアの開閉もできないほどになりました。
体を洗うのも狭い船内でしなければなりませんでした。
浄水した川の水を使うのですが、
船の設備からいって完璧な浄水は不可能でした。
ましてや、お湯などは想像だにできませんでした。
☆
ある日、お母様が冷たい水で体を洗った後、
このように語られました。
「食口(シック/家庭連合の教会員)たちは、私が
13人の子供を生んだと思っているけれど、
実際は14人生んだのよ。
統一教会の人たちのために、
私は死ぬ覚悟をして多くの子供を生んだの。
五男と六男の間が5年離れているけれど、
その期間、3、4回、自然流産をしたの。
それは1971年から1975年までの、
お父様がアメリカに来られて最も困難な時期だった。
当時、12歳だった孝進(ヒョウジン)が
お父様を狙う人々に気づいて、
『母さん、僕があいつらを懲らしめてやろうか』
と言うほど、お父様の身辺は危うい状態にあったの。
そのような中、緊張しながらお父様に
侍っていたので、流産せざるをえなかったのよ」
そして、「そのなごりで、今も冷たい水で
シャワーを浴びると悪寒がして、
5分くらい動くことができないのよ」とおっしゃったのです。
☆
そのようにして踏査期間を過ごされたお母様でした。
毎日薬を飲みながらも、そんなそぶりもされず、
常にお父様を喜ばせ、
安らかにしてさしあげようとなさる
お母様の精誠は最後まで変わらなかったのです。
鄭元周(チョン・ウォンヂュ)総裁秘書室長
「韓鶴子総裁還暦記念文集」第2巻に掲載(2003年)
(『TODAY'S WORLD JAPAN』2014年1月号
「証し お父様、子女様、統一家食口のために
歩んでこられたお母様の人生〈後編〉」より)
真のお母様の人生 7
お父様、子女様、統一家食口のために歩んでこられたお母様の人生
https://www.kogensha.jp/news_app/detail.php?id=19500
(Blessed Lifeより)
「韓鶴子総裁還暦記念文集」第2巻に掲載(2003年)
(『TODAY'S WORLD JAPAN』2014年1月号
「証し お父様、子女様、統一家食口のために
歩んでこられたお母様の人生〈後編〉」より)
真のお母様の人生 7
お父様、子女様、統一家食口のために歩んでこられたお母様の人生
https://www.kogensha.jp/news_app/detail.php?id=19500
(Blessed Lifeより)
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わかりやすく読んでいただくため、
行区切りや段落等の区切りを再編集しました
さらに括弧書きで注釈を加えたり、
プライバシーに関わる部分は省略等することがあります
文責:ten1ko2
行区切りや段落等の区切りを再編集しました
さらに括弧書きで注釈を加えたり、
プライバシーに関わる部分は省略等することがあります
文責:ten1ko2
真夏でも、冷水でシャワーを浴びれば
悪寒が止まらない。。。
胸痛い流産のことを
きっと、つらい船上生活をともに過ごす食口たちだから、
証してくださったのでしょう。
そんなお母様が、今も、最前線で歩まれているということが、
本当に奇跡的なことであり、
どれほど大変なことでしょうか。。。
常に前を向いて歩まれるお母様に
心からの敬意と感謝の思いでいっぱいです。
ありがとうございます。
愛しています。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
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過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
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