2023年06月05日

終末には人類が滅亡、するわけではない?! 《史吉子先生・原理に関するみ言の証》



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≪ノアの時も終末だった≫


史吉子(サ キルジャ)先生の
「原理に関するみ言の証」より
今回は、『終末の現象と意義』の前編です。


私たちのみ旨を知らない人々は、
終末には地が割れて
空から火が落ちるなどの現象が起こり、
人類が滅亡する時と言いながら、
終末をとても絶望的に見ています。

しかし、原理がわかる私たちは、
この終末をサタンの主権が完全に亡びて
神様の主権が現れ、
地上天国と天上天国が出発する、
本当に良い時であると見ています。


メシヤが来られるこの時は、
サタンの主権が完全に滅亡する時であるので、
その罪の根が全て現れる時です。

今はまた、 最高の悪人も生きているし、
メシヤについて行きながら神様の主権を
立てるために善良に生きようと
努力する人々も、入り混じっている時です。

それ故に、一見して誰が善人で、
誰が悪人なのかわからないし、
言葉に表現できない混乱の時代であります。


どうして今が混乱しているのかと言うと、
復帰摂理 (救いの摂理)は再創造摂理なので、
メシヤが再臨して堕落したこの世をもう一度、
再創造するはずですが、

神様が被造世界を創造する時、空虚で混沌する中で
秩序を立てながら創造なされたように、
メシヤも混乱の中で
再創造しなければならないからです。


今は行く方向性がわからなくて、さ迷う時です。

特にエデンの園で青少年が堕落したので、
青少年たちの犯罪が、想像もできないことが
たくさん起っており、
たくさんの人々が苦悩していますが、

私たちはありがたいことにも、
メシヤに誰よりも先に待ってついて行くので、
悪に傾いて行く心配が無い、
本当に真に幸せな者たちです。

終末には様々な徴兆がありますが、
終末の徴兆に関する全てのことは原理を通じて、
あるいはお父様のみ言を通して、
よく学んだことでしょう。

問題は、終末に起きる現象の
意味を知ることが重要です。


お父様をこの地に誕生させるために、
歴史的に韓国の先祖たちは、
言葉にできない蕩減の苦難路程を歩んで来ました。

私も日帝強制占領期間と
共産主義時代を生きながら、
「私たちの先祖は何の罪が多くて、そうなのか。
馬鹿なのでそうなのか。」

と、 とても悩みながらその時代を生きて来ましたが、
知ってみると、これは主をこの地に
誕生させるための民族的な苦難でした。

今の時代では、真の父母様の家門に
おびただしい蕩減を受けてきたことを、
私が既にお話ししたと思います。

史吉子/ 著「原理に関するみ言の証」
再編集 文責:ten1ko2


原理講論では、終末とは、「サタン主権の罪悪世界が、
神主権の創造理想世界に転換される時代」とあります。

終末は、終わりではなく、
希望と喜びの時、なのです。

しかし、終末を迎えていながらも、
いまだに、目に見える形で、
その現象が表れているでしょうか。
残念ながら、そうとも言えない気もします。

神様は、復帰摂理の段階では、
直接主管することはできません。

人間の責任分担の結果により、
主管される「原理結果主管」をせざるを得ないのです。

ですから、私たちがどのような歩みをするかにより、
神様が主管なさるわけです。

今も、地上天国が実現できないのではなく、
私たちの歩みが問われている時なのだと思います。


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posted by ten1ko2 at 09:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | 史吉子先生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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