朴先生の書籍『青年よ行け、そして世界を救え』
今回は、「神の創造と堕落と復帰」です。
☆
三、神の創造と堕落と復帰
では今しばらく、この神の創造と堕落の世界を比べてみましょう。
善なる世界とは、神の創造目的に
かなった世界、すなわち神の理想世界であります。
その世界は、まず真理の世界であり、
ゆえに絶対正直の世界でありました。
また、神の理想世界は、
愛の純潔なる世界でありました。
そして、純潔なる愛によってつくられた
美しい家庭は、理想社会の基礎でありました。
また、善なる神の理想世界は、
人類がお互いに神を愛し、隣人を愛して、
為(ため)に生きる奉仕の世界でありました。
奉仕とは、他を喜ばせることであります。
そして、神の理想世界は、
喜びがあふれる世界でありました。
人類がみな、人種、民族、国境を乗り越えて、
兄弟姉妹となり、そして、神の人格をもって、
絶対正直、絶対純潔、絶対奉仕に生きる
喜びの世界、これがまさしく、
神の真の愛の主管圏下にある
地上天国であったのであります。
このように神様は、この地上に
天国を設計されたのでございます。
☆
神から離れた世界
ところが今、この神の理想世界は、どこにも見当たりません。
それは、人間が堕落したからであります。
堕落とは、人間が神から離れたことを申します。
これが今の世界が悪くなった原因でございます。
相互に愛すべき人類は、お互いに
憎しみ合う怨讐の間柄になりました。
今、私たちが住んでいるこの世界は、
偽りの世界、不正直がみなぎった世界であります。
☆
最も恐ろしいことは、この世界が
淫乱に満ちた世界であるということです。
この淫乱の罪は、神が最も憎悪される罪であります。
また、この堕落世界は、利己主義の社会であります。
自分の利益、自分の民族の利益、
自分の国家の利益のために、人を殺します。
何でもします。
ここには、不正直とインチキと
憎悪と葛藤が渦巻いております。
そして、神が嘆き悲しむ世界となりました。
人間は神の喜びの対象になっていないのでございます。
☆
このような世界を皆様、
何と名づけたらよいでしょうか?
それは言うまでもなく、悪魔の、すなわち
サタンの主管圏下にある地上地獄であります。
不幸にも私たちは今、地上地獄に生きております。
☆
神の救援摂理は復帰
では、その神は、この堕落世界をどうしようとなさるのでしょうか?
もし、神様がこの世界を滅ぼして満足されるならば、
その神は失敗の神であります。
全知全能なる神でもなく、愛の神とも言えません。
皆さん、ご安心ください。
神の目的は、人類の撲滅ではありません。
今、神の意志は、正に人類の「救い」でございます。
☆
では、神の救援とは、どうすることなのでしょうか?
それは、この堕落の世界、地上地獄を転換して、
地上天国に復帰することでございます。
それで、人類の歴史は、復帰の歴史であります。
それすなわち、救援でございます。
健康な人間が病気になったから、それを治して、
元の健康な人間に戻すのであります。
☆
救世主
では、その救援の役事は、だれがなさるのでしょうか?
新時代、地上天国は、
だれが始めるのでしょうか?
それを行うために、神様から
地上に送られた方が、メシヤ、
すなわち救世主でございます。
ところが、その救世主がこの世に現れるのは、
今度が初めてではありません。
救世主が、一番初めに地上に遣わされたのは、
約2000年前であり、
その救世主がイエス・キリストでありました。
☆
ところが、不幸にもその救世主は当時、
選民イスラエルによって、受け入れられずに
迫害され、最後に十字架に付けられました。
これは、人類最大の悲劇でありました。
それで神はまた、2000年を待ち、
再臨の救世主を地上に送ることを
約束されたのであります。
そして、その2000年がおよそ過ぎ去ったのが
今であります。
今年が1995年ではありませんか。
まさしくその再臨の時が来たのであります。
この再臨の救世主によって、
終末は始まり、審判は行われ、
新時代が現れ始めるのです。
(光言社・刊『青年よ行け、そして世界を救え』より)
青年よ行け、そして世界を救え
21世紀の青年運動への提言(6)
https://www.kogensha.jp/news_app/detail.php?id=12168
(Blessed Lifeより)
青年よ行け、そして世界を救え
21世紀の青年運動への提言(6)
https://www.kogensha.jp/news_app/detail.php?id=12168
(Blessed Lifeより)
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再編集 文責:ten1ko2
「皆さん、ご安心ください。
神の目的は、人類の撲滅ではありません」
朴普熙先生からこのように言われると、
「そうなんだな。。希望を持たないといけないなぁ」
このように思ってしまうのではないでしょうか。
神様がおられるなら、なんでこんな世界に・・・
そんなことを思ったこともありましたが、
神様は、私たちを救い、真の幸福を与えようと、
必死であり、切実なのです。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
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