2023年06月16日

盲人は天国では、見える? 願えば、待ち時間0で御馳走が出てくる 《李相軒先生の霊界メッセージ》



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李相軒(イ・サンホン)先生の
霊界からのメッセージ、
天国と地獄、一言でいうと──

天国は思いと行動が一つになる所

天国という名詞がどこから出てきたのか、
私は知りませんが、すべてが天国とか
エデンとかいう文字を書いています。

天国(エデン)とは、
思いと行動がまさに一つになる所です。

例えば「きょう、何かを食べたい」
と考えれば、考えると同時に、
自分の前に豪華な御馳走(ごちそう)が
準備されているのです。

また「きょうは誰かと一緒に、
どこかに行かなければならない」と考えれば、
既にそこに行っているのです。

「服を着ないで、人が裸になって歩けば
どうか」と思うと、本当に素っ裸になった
自分になってしまい、ひとしきり笑いました。

 
「目の見えない人と、目の見える人が、
共に天国に来たら、見えない人と
見える人との差はどうか」と考えたら、
おじいさんと子供が私の前に立っていました。

子供は盲人で、おじいさんは目のよく見える人でしたが、
「天国にも盲人がいますか?」と聞くと、
子供が「地上にいる時は盲人だったのですが、
天国には盲人という表現もないばかりでなく、
見えないものがありません。
すべて見ることができます」と答えました。

「おじいさんは見えるはずなのに、
なぜここに来られたか」と言うと、
「目で見ることができるものと、
心で見ることができるものがある」と答えながら、

「目は見える物体だけ見るが、
心で見るものは、その人に今現れないとしても、
それはもっと明るく見える」
という難しい答えをしました。

 
天国には、宝石よりもっと明るい光が
いつも周囲にあります。

その明るい光のために、お互い困難を
覆うことができず、互いが読み取るようになるから、
目と心によってすべてが分かるようになる所です。

天国は光で表現するなら、輝く金髪、
光り輝く恍惚(こうこつ)の金の光
とでもいえるかもしれません。

いつも心が平和である所です。
言葉では表現できなくて、
説明することの難しい所が、まさに天国です。

地獄は天国から想像することができない所

地獄は、おなかが空(す)いて、
つらさ、ねたみ、嫉妬、
不便なものがあまりにも多い所です。

いつもつらいから、けんかしか
することがないのです。
すべて不便です。

 
例えば、天国は安心して歩く自由がありますが、
地獄は自分の思いどおりになるものが
一つもない所です。

思いどおりにならないから、
人のものを奪ってきて、
盗み食いします。

地獄とは、人間の世の中で考えるより、
ずっと想像しにくい所です。

相軒(サンホン)よ! それが愛である

愛というこの言葉が、いかに
とてつもないものかということを知りました。

神様の愛というものは、
膨大に広がっています。

経験したことを書いてみると、次のようです。

 
「相軒よ」と呼ばれるその声に、
すべてが溶け出すような愛の感性を抱くのです。

それは、どんな凶悪犯も、許すしかない
感性を持たせるものです。

愛の体臭や香りが、すべてを忘れさせる
平安感、温かさ、安堵感(あんどかん)を感じさせます。

一言で「愛」という単語自体が
ふさわしくないのです。
もう少し良い、もっと柔らかい言葉が
ないかという感じを持つようになります。

歩むとき、言葉を話すとき、服を着るとき、
「愛」という言葉自体に納得できず、
考えて、また考えて、「愛」より愛を
もっと濃く美しく表現する文言がないか
と考えると、神様がおっしゃるには、
「相軒よ! それが愛だよ」と言われました。

「愛」という言葉一つだけ完璧に
意味が分かるなら、地上には
争いも苦難もなくなるはずです。

「愛」という言葉は、それを完璧に
解釈する者がいません。それが「愛」です。

天国と地獄の概念

天国とは、愛で一つになったまま、
調和しながら暮らしていくから、
あらゆる心配や気掛かりがありえない所です。

地獄とは、愛を忘れたまま、それが何か、
分からない世界で暮らしていくから、
争いながら、心配、気掛かり、
不平、不満に囲まれて、
ぐるぐる回っています。

要約すれば、天国は愛の至聖所であり、
地獄は愛に背を向けた所です。

易しく言えば、天国は愛しかなく、
地獄は愛という言葉が芽も出さない所です。

それゆえ、地獄の解放は、愛の芽を出して、
愛の実を結んでこそ可能なのです。

(1997年6月1日)

(光言社刊『霊界の実相と地上生活』より)
第一部 霊界の実相と地上生活
第二章 霊界で見た暮らしと地上生活
二 霊界で見た天国と地獄

霊界の実相と地上生活(5)
霊界で見た天国と地獄
(Blessed Lifeより)
再編集 文責:ten1ko2


天国・・・
なんとも言えない恍惚の世界です。

言葉で表現するのは、難しいくらい
素晴らしい世界ですが、
それを李相軒先生は、わかりやすく
解説してくださいました。

もし、もう一度地上に戻れるなら、
誰もが天国に行ってみたい、と思うのではないでしょうか。

逆に地獄には絶対に行きたくない、
そう思うことでしょう。

しかし、霊界は一度行ったら、
帰ってくることができません。

なので、良心を中心とした生活、
本心に恥じない自分になるために、
精誠を尽くして、悔いのない生活を
送っていかなければ、と思うのです。

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posted by ten1ko2 at 07:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | 霊界 霊人と共に歩む生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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