ファミリーフォーラムに
田中会長の紙上説教が紹介されていました。
題目は『「試練」と「摂理」』です。
最初に、真のお父様(文鮮明先生)の預言とも
言うべきみ言が引用されています。
☆
「神様は終わりの日になれば、人類の前に
七年の大患難があるだろうと予告されました。
この患難時期は六千年の歴史路程において、
天の悲しい曲折が聖徒にぶつかる時です。
人間の絆がみな壊れていき、
信じられない環境にぶつかる時です。
自分がどんなに良心的に正しく生きたとしても、
その良心で自らの生涯を主張できない時です。
み旨を抱き、考えのある者であればあるほど、
眺めるあちこちに苦痛を感じる時です。
そのような時が、終わりの日の七年大患難の時です。
その時は、希望が揺れる時であり、
私たちが信じている信仰の中心が揺れる時であり、
信じて従った指導者が揺れる時です。
主義はもちろん、宗教、良心、
父母の心情までもすべて揺れる時です」(『訓教經(経)(上)』418〜419ページ)
☆
「終わりの日」には、必ず大患難があります。
サタン主権の罪悪世界が、メシヤの降臨を転換点として、
善主権の世界に転換される時代(終末)を
迎えるというのが、神の復帰摂理から見た歴史観です。
原理的観点から見れば、
地上地獄が地上天国に変わる時代です。
悪主権と善主権が交差する時です。
そうであるならば、「終わりの日」は
明らかに希望の時でありながら、
なぜ大患難の時になるのでしょうか?
なぜ人間の絆が壊れていくのでしょうか?
なぜ、み旨を抱き、考えを持っていたら、
苦痛を感じるようになるのでしょうか?
なぜ、希望が揺れ、信じるものが揺れるのでしょうか?
☆
「終わりの日」は、古い歴史の終わりであり、
一方で新しい歴史の始まりでもあります。
『原理講論』によれば、
「新しい時代の摂理は、古い時代を
完全に清算した基台の上で始まるのではなく、
古い時代の終末期の環境の中で芽生えて
成長するのであるから、その時代に対しては、
あくまでも対立的なものとして現れる」(173ページ)のです。
それはちょうど、荒れ狂う濁流が、時間を経るに従って、
泥は水底に沈み、水は上の方に澄んで、
ついには泥と水とが完全に分離されるがごとしです。
☆
「家庭連合は、なぜ、こんなに社会と衝突し、
敵が多いのですかね……」と、よく問われます。
一言で返答すれば、
「本気で地上天国を目指しているから」です。
地上において、天の父母様(神様)の愛を中心として、
四大心情、四大愛を成熟させて、
永遠の喜びと幸福の世界に行くことが、
創造の原則だからです。
逆に言えば、地上天国ができない限り、
永遠に天国はできないのです。
☆
神様の救援摂理は、正に、
地上地獄を地上天国に転換するための摂理です。
神様を追い出し、エゴを中心とした、
偽りの愛と生命と血統圏でつくられた、
ゆがんだユートピア思想と対峙していかなければなりません。
文化、芸術、教育、哲学など、あらゆる分野に潜む、
エゴを中心とした価値観に立ち向かうことになります。
☆
人間の堕落は、「自分」を優先するところから、
心情、思考、行動、関係性が崩れ始め、起こりました。
まず「自分」、あるいは「個人」の価値観が
主流となっている人類歴史は、
他者の幸福よりはまず自分の幸福、
自分の家族、自分の国家の幸福が
優先されるようになってしまいました。
☆
その視点から、いくらのぞいても、
「ために生きる」価値観から生まれる
考えや行動は、理解しがたいのです。
世界平和や他者の幸福実現のために人生を捧げたり、
自ら高額献金をしたりする行為は、
「自分」を優先する価値観からすれば、
理解できないのです。
そんな人生を選択するはずがない!
と考える人たちからすれば、洗脳されたとしか思えないか、
そう結論づけたほうが、自分が楽なのです。
古い価値観の環境の中で真逆の価値観が
芽生えたとき、異端に映るのは必然です。
☆
『原理講論』は、神が新しい時代をつくるために、
善主権の中心を必ず立てることを教えています。
「歴史的な転換期において、神が願うところの
新しい歴史の賛同者となるためには、
神が立てられた新しい歴史の中心がどこにあるか
ということを、探しださなければならない」(同)のです。
言うまでもなく、歴史の終末期を迎えた今、
新しい歴史の中心点は、「真の父母」です。
☆
私たちは古い価値観と対峙しながら、
天正宮博物館の前庭に堂々と立つ一松亭のように、
変わらない姿勢で真の父母様と
一つとなっていかなければなりません。
ために生きる人生ゆえの試練に立ち向かう者は、
天の摂理を進める勇士であり、寶(たから)なのです。
天正宮の前庭に
堂々と立っている松の木
四季を通して変わることなく
常に青く立っているね
おまえの名前は 一松亭
ああ、愛している 一松亭
おまえは天一国の希望である
おまえを愛する兄弟たちの夢だから
永遠に輝く 天一国の誇りである
ああ、愛している 一松亭
おまえは天一国の誇りである
☆
再編集 文責:ten1ko2
最初に紹介されていたお父様のみ言は、
お父様が聖和された時にもよく紹介され、
このブログでも何度か取り上げています。
(もう少し長く引用しています↓
「信じ侍った指導者が揺れる時も、
悲しまないでください」文先生の預言)
「信じ侍った指導者が揺れる時も、
悲しまないでください」文先生の預言)
お父様の聖和も私たち食口にとっては、
衝撃的な出来事でしたけれど、
この一年、日本で起こっていることは
別の意味で衝撃を受けるものでした。
田中会長が語られているように、
『本気で』地上天国を目指している私たちです。
それは、お父様が地上で成したかった夢、
それを必ず実現する、とお母様が決意して、
実践しておられるからです。
改めてそのことを想起し、
決意させられるみ言でありました。
田中会長、ありがとうございました。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
【信仰生活・信仰講座・礼拝説教の最新記事】
- 「みんなハンサムだね」 接見予定を、3日..
- どちらがお得? 「ありがとう」を言わない..
- *TMの健康の秘訣* 「当たり前」ではな..
- 信教2世の私が叫びたいこと、子供たち(3..
- なぜ、あの時神様は助けてくれなかったのか..
- 私は「信教2世」です! 学校で起こった殺..
- 神の目には、肌の色の違いはない 世界平和..
- TPとの出会いは、人生を変えた特大インパ..
- どうしてここにいるか、私の過去をすべてご..
- 旧統一教会、どうして否定ばかり受けるのか..
- 旧統一教会の家庭に、なぜ問題が起きるので..
- 私は、宇宙のごみとして消えていくのか?!..
- 愛したらよかった! 母を亡くした時の後悔..
- 愛さないといけないと分かっていはいるけれ..
- 愛せない人を愛する…ってムリなんじゃない..
- (証し)私が愛せなかった人、父を愛せるよ..
- 神様がたった一度だけ、この腕を動かして下..
- アベルを無視すると、実績が出てもサタンに..