方相逸(バン サンイル)神日本大陸総会長の
「世界のために生きる韓国と日本に」
2回目です。
☆
過去に怨讐関係にあった国民同士の
結婚を奨励された真の父母様
結婚を奨励された真の父母様
韓国人は日本人のために、日本人は韓国人のために、
お互いに、ために生き合わない限り、
韓国と日本は、怨讐の国として永遠に平行線を
たどり、一つに交わることはないでしょう。
私は、日本に対して深い恨みを抱く父がいるにも
かかわらず、真の父母様の祝福によって
日本人の妻を授かりました。
もちろん激しく葛藤しました。
しかし、真の父母様が、その実体で示してくださった
「ために生きる」「怨讐を愛する」
という教えを実践するうちに、
日本に対する嫌悪感が消えていったのです。
☆
真の父母様は、「個人主義」はサタンの主義であり、
「共産主義」と同じように問題が大きいと語られました。
日本にも、個人主義は蔓延しています。
世の中にはびこる個人主義を、
私たちは払拭しなければなりません。
真の父母様が強調された「利他主義」により、
自分が困難な立場にあっても、
相手のために投入するのです。
それが、真の愛です。
☆
日本と韓国は、自国のことだけを考えてはいけません。
両国が一つになってアジアのために生き、
アジア諸国が一つになって世界のために生きるのです。
これが、真の父母様の教えであり、
家庭連合が世界に訴え続けるべきことです。
真の父母様は、国際結婚を通して
世界を一つにしようとしてこられました。
中でも過去に怨讐関係にあった
国民同士の結婚を奨励されたのです。
韓国と日本、米国の黒人と白人、
キリスト教とイスラーム、
イスラエルとパレスチナ……。
怨讐の背景を持った相手と愛し合い、
許し合い、一つになることで
世界に平和が訪れ、霊的な恨みも解かれるのです。
日日家庭だとしても、相手の血統をさかのぼれば、
韓国人ということもあるでしょう。
ですから、目の前の相手だけを
見詰めて愛するのではなく、
歴史的な恨みを解くという視点が必要なのです。
☆
祈りによって怨讐を愛する
「祈祷」は偉大です。
祈るときは、不思議と怨讐を愛することができます。
ところが、目を開けた瞬間、
怨讐は、やっぱり怨讐なのです。
ですから、目を閉じて歩きましょう。(笑い)
それは冗談ですが、私たちは常に、
祈るような気持ちを抱いて歩かなければなりません。
ひととき、自分の心が痛む原因になっている人を
思い浮かべてみてください。
夫、妻、親、子供、隣人……。
皆さんが祈るとき、今、思い浮かべた人を、
「どうしたら懲らしめることができますか?」
と尋ねることがあるでしょうか。
ふだん、怒りがふつふつと湧いてくる相手に対しても、
「私は、あの人を愛したいです。
何とか和解したいのです。
天の父母様(神様)、どうしたらいいでしょうか?」
と尋ねると思います。
皆さんは、祈る時間が多くなればなるほど、
心が清められ、人生に喜びがあふれるようになります。
真の父母様は、祈りの生涯を貫かれました。
親がそのようにされたのに、
なぜ、子女である私たちが、まねをしないのですか?
親にならなければ、分からない世界があります。
親になるということは、
お金を儲けること以上の価値があります。
☆
最近は、韓国でも日本でも、
結婚したくない≠ニいう若者が増えています。
結婚しないという選択は、
天の本来の願いではありません。
一人で好きかってに生きるのが幸福だ
という考えは、大間違いです。
男性は、女性の気持ちや感覚が分からないでしょう。
逆に、女性は、男性のことが分かりません。
夫婦は、お互いの心の世界に入っていけばいくほど、
ダイヤモンドのように輝く宝物を発見することができます。
ですから、夫婦の暮らしは飽きないのです。
百年一緒に過ごしても、刺激がなくなることはありません。
世の中では、夫(妻)の心から、
鬼や虎のように恐ろしいものが出てくることを心配して、
極力、触れないようにしています。
私たちは、そのような風潮を打破しなければなりません。
夫婦や親子、家庭の本来の在り方を教えるために、
家庭連合が設立されたのです。
☆
韓国の草創期に導かれた古い先輩家庭の多くは、
キリスト教出身でした。
キリスト教徒が偏見なく「原理」を学べば、
ほとんどの人が家庭連合に入教すると思います。
皆が家庭連合の信徒になってしまうのを恐れ、
牧師たちが、「異端だ、サタンだ」などと言って
行かせないようにしてきたのです。
『原理講論』には、多くの聖句が引用され、
従来の聖書解釈を正す内容が書かれています。
聖書になじみのない仏教徒に、
堕落論について話しても、
「えっ、どういうこと?」と、
ピンと来ないかもしれませんが、
キリスト教徒に話すと、
「すごい!」と感動するのです。
知り合いにキリスト教徒がいれば、
ぜひ、「原理」を伝えてあげてください。
彼らは、聖書を拝読し、天の雲に乗ってこられる
再臨のキリストを待ちわびて、
朝から晩まで祈るなど、信仰の基台が整っているので、
皆さんよりも、りっぱな信仰者になります。
本当です。
☆
再編集 文責:ten1ko2
恩讐を愛する・・・
言葉では簡単に表せますが、
それを実践することは、
本当に簡単ではありません。
特に先祖代々受け継いでいたなら、
その感情も血の中に染み込まれているでしょう。
祈りをもって克服する、
と大陸会長は言われています。
ただ、口先だけの祈りではなく、
血のにじむような「祈闘」を
ささげる必要があるように思います。
日韓の関係は難しいとはいえ、
若い世代では、そんなシガラミもなく
もっと自由に価値を認め合っている気がします。
私たちが許し合い、認め合うそんな
基準を立てたなら、後の世代には
すんなり受け入れることができるようになる
そのように思うのです。
来週に続きます
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
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