石尾局長の証し。
今回は、「食口一人一人に注がれる
真の父母様の絶対愛に感涙」です。
☆
『原理講論』 に、
「人間は、元来、取って食べてはならない
と言われた神のみ言を、命を懸けて守るべきであった。
しかし天使長からの試練に勝つことができないで、
堕落してしまったのである。
それゆえに、『メシヤのための基台』を復帰し、
家庭的カナン復帰完成者となるためには、
サタンと命を懸けて闘う試練に
勝利しなければならなかった」(344ページ)とあります。
また、聖書には、
「自分の命を救おうとするものは、それを失い、
それを失うものは、保つのである」(ルカ1733)
と記されています。
私たちは、アダムとエバが
命を懸けてサタンと一つになり、堕落したので、
私たちが命よりも神様を愛してこそ
救われるということを知っています。
2003年の秋から2004年の春にかけて、
この内容について、
真の父母様から教えられた「出会い」があります。
その一連の出来事について、
今回と次回の2回にわたって証しします。
そして、この証しをもって、昨年から連載してきた
「真の父母様との小さな出会い」シリーズを終えようと思います。
☆
2003年10月は、国連関連の行事がめじろ押しでした。
摂理史上、 大切な時期であったと思われます。
10月3日、午前中はニューヨークの
マンハッタンセンターで行事があり、
午後は国連前で集会がありました。
翌4日午前5時から、 イーストガーデンで
真の父母様を中心とした訓読会が行われました。
私は、訓読会が始まる前に通訳を言い渡され、
一度は断りました。
真のお父様のみ言は北朝鮮のなまりがあって、
韓国語を母国語とする韓国人でなければ、
聞き取れないからです。
しかし、成り行き上、私が通訳をすることになりました。
☆
集会場のいちばん後ろで通訳をしていると、
案の定、通訳できない時間が生じました。
その時です。
真のお父様が、「日本のメンバー、分かりました?
日本語で同時通訳するだろう?
分かりました?
今、何を言ったか、言ってみな」とおっしゃったのです。
私が通訳をできていないのに、
日本のメンバーたちが答えられるはずはありません。
責任を重く感じた私は、勇気を出して立ち上がり、
真のお父様に向かって、大声で、
「申し訳ございません。
同時通訳が良くできませんでした」とお伝えしました。
すると、真のお父様が大声で、
「○○○○」 (私に言われたプライベートな
ことなので、 文字にするのは避けます) と
言いながら、激しく叱責されたのです。
☆
あまりにも激しい叱責であったため、
私は何も考えられなくなり、
心も体も固まってしまいました。
その後、私は何週間も悩みました。
文字どおり、死ぬほど悩んだのです。
しかし、実際に死ぬなどということはありえません。
悩みに悩んだあげく、あの訓読会で
自分が叱られたあと、 真のお父様が
何を語られていたのかを確認するため、
録音を聞いてみようと思いました。
☆
実は、お叱りを受けたあとのことを全く覚えていなかったのです。
真のお父様は、「○○○○」とおっしゃってから、
日本語で、大きな声で「ばかは?」と尋ねられました。
すると、日本の女性食口たちは、大声で口をそろえ、
「死ななきゃ治らない」と唱えまし た。
その後、お父様は笑いながら、「そういう場合には、
ばかは生きなければならないと言ってね。
...... ばかは生きなければならない」 と、
同じ言葉を2回重ねて話されていたのです。
そして、「教育方法、方便はいろいろあるが、
親しい関係では理解できるので、
(叱られた者は) 悟りが早くなければならない」
との趣旨で、フォローするみ言も語っていらっしゃいました。
私は、真のお父様が
「ばかは生きなければならない」と言われたことを根拠に、
恥ずかしながら、歩み続けることにしました。
☆
約3か月後の2004年1月1日、「神の日」を迎えました。
韓国・清平の天城旺臨宮殿には、
真の父母様のみ言を受けて1年を出発しようと、
全世界から責任者や中心食口たち数千人が集まっていました。
私は通訳室で、真のお父様以外の先生方の通訳をしました。
天城旺臨宮殿は、その構造上、
真の父母様からは見えない位置に通訳室がありました。
真のお父様は、世界中の大切な責任者たちを前に
年始のみ言を語りながら、
ふいに、「きょう参加した者の中に、
先生から 『○○○○』と言われて悩んでいる者がいるだろう。
『〇〇〇〇』 と言われたことを通して、
メシヤと因縁を結べたならば、
それは、とても良いことではないか」
との趣旨で語られたのです。
それは、年始のみ言の文脈とは全く関係のないものでした。
そのとき、真のお父様がイーストガーデンで、叱責しながら、
大声で 「○○○○」とおっしゃったお姿が思い浮かび、
「これは、私に向かって語ってくださっている」と分かりました。
私は本当に驚きました。
何千人もいた参加者たちには、必要のないみ言だったからです。
また、前述のとおり、真の父母様から通訳室を見ることはできず、
私がいることなど、真のお父様に分かるはずもなかったのです。
通訳室で、私は思わず泣き崩れました。
大切な世界の責任者たちの集会で、
私のような、こんなにも小さな者のことを
心配してくださった真の父母様の愛に感動したからです。
世界家庭より
☆
再編集 文責:ten1ko2
先日紹介した「どのようにして叱るのか」という
金元弼先生のみ言に
真のお父様の叱り方がありましたが、
激怒されているような時でも、
決して感情的に怒っているわけではない
ということでした。
http://uc-itsumokamisama.seesaa.net/article/499948194.html
石尾局長に対しても、
ただ怒りにまかせて叱られたのではなく、
何か意味があったことは確かでしょう。
それにしても、
「○○○○」とお父様が何を言われたのか、
とても気になるところですが。。。
個人的なことを言われたのに、
それを公的な場でもう一度、
お父様が語られたということは、
石尾局長に直接語られたということになりますね。
やはり、どんなことであっても、
真の父母様と因縁を結ぶ、ということは、
とても貴いことなのだな、と思わされます。
私たちは、真の父母様とお目にかかれる機会、
さらには、直接縁を結ぶ機会はありませんが、
真のお母様が、私たちを愛してくださっていることは
本当に確かであるし、感謝すべきことだと思います。
真の父母様を意識しながら
日々のみ旨をなしていきたいと改めて感じるのです。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
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