金元弼先生のみ言。
『何よりも神のものを愛す』から
今回は、「兄弟の力を生かす」です。
☆
特に若い人は時間がたくさんあると、
他人のことを考えないで、
個人的な行動ばかりすることがあります。
この時間は何もすることがない、
朝は何をやろうかなあ、次は何をやっていいかなあ、
こうなってしまいますと、
個人的な行動がどんどん起こってくると思います。
やらなければならないことがたくさんあれば、
次はこうして次はこうだとなりますけれども、
それが中断すると、その次はなかなか難しいのです。
☆
例えば十人が一挙に一致化するのは難しいのです。
三位基台というものがありまして、
いい三位基台もあれば、良くない三位基台もあります。
それで十名いれば、まずリーダー自身が
み旨と常に一致化しなければいけません。
そして次に十名の中から、
一番近い者と授受作用すると、
その力は次の者を引き付けます。
そうすると、三つの力が出てきます。
☆
ですから、核を作るということが必要なのです。
イエス様自身は十二人を一致化させるために、
まずイエス様を中心として
三人の弟子を一致化させたのです。
それは力強い磁石が、ほかの物を
どんどん引っ付けるのと同じです。
一挙に一つになるわけではありません。
一から始めるのです。
☆
その次、その次というふうに、
五人を過ぎれば早いのです。
雰囲気が作られていきます。
六人目からは、雰囲気でいくのです。
良くない人も、その雰囲気について
行かなくてはいけなくなります。
逆に良くない人が六人以上になると、
良くない雰囲気ができて、
いい人もそっちへどんどん行ってしまいます。
☆
小学校の運動場などで遊んでいるのを見ると、
ある者は団体で群れになって遊ぶのが好きだったり、
ある者は二人で色々話し合っていたり、
一人でポカーンとただ見ていたりします。
また、全体の目標を達成するために
十人が必要な場合、先頭に立って闘う者、
後方で補給してあげる者と、それぞれ役割があります。
ですから、孤立しているメンバーには
役割を分けて与えることも一つの方法です。
☆
サッカーでは、十一名の目的は
相手側のゴールに得点することです。
そのために全員が前に出て行ったらどうなりますか。
あるいは全員後ろに立って守っていたらどうなりますか。
ですからポジションを分けて、
責任を分担してあげることです。
目的は同じでも、分野は違ってきます。
☆
個人的にはいろいろなやり方があるでしょうが、
たまには、ポジションを決めてあげるのも
いいだろうと思います。
例えば、十名が全員伝道に出掛けたら、
人を連れてきた時は、誰が話してあげますか。
連れてくる者、世話をしてあげる者、
準備してあげる者、このように
それぞれのポジションがあればもっといいのです。
U 先生の道は我々の伝統
第七章 何よりも神のものを愛す
「兄弟の力を生かす」
信仰生活シリーズ 6
「伝統の源流 主と歩んだ教会創立以前の道」
金元弼(1998年7月1日発行)
*『信仰と生活第二集伝統の生活化』を改題
第七章 何よりも神のものを愛す
「兄弟の力を生かす」
信仰生活シリーズ 6
「伝統の源流 主と歩んだ教会創立以前の道」
金元弼(1998年7月1日発行)
*『信仰と生活第二集伝統の生活化』を改題
☆
再編集 文責:ten1ko2
元弼先生のみ言を読みながら、
「働きアリの法則」が頭に浮かびました。
働きアリは、みんなが一生懸命働くのではなく、
20%くらいが熱心に働くそうです。
60%は普通に働き、
残りの20%は怠けているといいます。
ところが熱心に働いている20%を
間引いたらどうなるでしょうか。
残りのアリの中で、
20%が熱心に働く、というのです(笑)
人間のチームにおいては、
自然の法則のように、
自然的にはできないとしても、
核を作ることが重要なのだと思います。
決して怠け者になることだけは、
避けないといけないですね。。。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
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