篠崎部長の「喜びと幸せの生活伝道」
原理のみ言と、具体的な証しを通しての
伝道勝利の秘訣や、
信仰生活に必要なエピソード満載です。
今日は
「天の信頼を勝ち取る」です。
☆
真のお父様は心情の復帰段階について、
縦的八段階を示されました。
それは僕(しもべ)の僕、僕、養子、庶子、実子、
母、父、神の八段階です。
私たちが蕩減条件を立てながら復帰の道を真剣に歩むならば、
「嫌だけれどもする(僕の僕)」から、
最終的に「喜んでしてあげたい(実子)」に至るまで、
心情が変化していきます。
そうして、神様の心情と理想に近づいていくのです。
☆
私たちがみ言を知ったとき、それを戒めのようにとらえ、
「やらなければならない」と感じることがあります。
たとえ「嫌だなあ」という思いを抱きながら
み旨を歩んだとしても、
それは僕の立場を通過しているのであり、
復帰路程を間違いなく歩んでいるのです。
☆
堕落した人間はメシヤによって原罪が清算されます。
ところが、
「堕落人間が創造本然の人間に復帰するためには、
『メシヤのための基台』を完成した基台の上でメシヤを迎え、
原罪を取り除かなければならない」(『原理講論』277ページ)
とあるように、メシヤを迎える
長成期の完成級までは、自らがサタン分立路程を歩み、
信仰基台と実体基台を立てて、
「メシヤのための基台」を造成しなければならないのです。
『原理講論』に、
「人間が堕落したのちにおけるこのような条件物は、
人間の側から見れば、それは『信仰基台』を復帰するためのものであるが、
神の側から見るときには、それはどこまでも
所有を決定するためのものであったのである」(279ページ)
とあるように、人間が神様の信頼を得る条件を立てるとき、
神様はサタンから人間を取り戻すことができるのです。
☆
み旨の最前線で、神様を疑いたくなったり、
置かれた立場から逃げたくなったりすることがあります。
しかし、そこで神様の愛を最後まで信じて疑わない
不変の心情を貫くとき、神様が私たちを抱きかかえてくださるのです。
信仰基台を立てるには、「数理的な蕩減期間」が必要なので、
ある一定期間、神様との約束を死守し、
サタンに奪われることなく無我夢中で一瞬一瞬を歩むのです。
たとえ神様から捨てられたような環境でも、
神様に対する孝の心情で信仰を全うし、約束を果たすのです。
☆
神様との約束を守る道は、
神様に侍(はべ)る(愛し、仕える)生活です。
かつて真のお父様はアラスカで歩んでおられたとき、
毎日、夜遅くまで釣りをする精誠を捧げておられました。
あるとき、お父様がベッドの角で頭を打ち、
けがをされたことがあります。
それは、お父様が海から戻って食口にみ言を語られた後、
2時間もお休みにならずに、
翌朝4時に再び海に出発しようとされたときのことでした。
真のお母様が、
「きょうはお休みになったらどうでしょうか?」
と申し上げると、真のお父様は、
「私は神様と海で5時に会う約束をしているんだ。
行かなければならない」とおっしゃり、
そのまま出発されたというのです。
☆
私たちは、信仰基台の中心人物であるアベルの立場です。
真のお父様は以前、
本然のアダムとして来られたお父様と一つになってこそ、
アベル(霊の親)として立つことができるとおっしゃいました。
真の父母様と一体となり、真のお父様のような
歩みをすることによって
神様の愛が分かり、サタンを分別できるのです。
私たちは父母様の伝統を相続し、
その代身者として伝道に臨んでいきましょう。
篠崎 幸郎・著(光言社・刊
『氏族伝道講座 喜びと幸せの生活伝道 み言の原点に立ち返る』より)
第二章 主と出会った者の行くべき道
二、蕩減条件と責任分担
「天の信頼を勝ち取る」
氏族伝道講座
喜びと幸せの生活伝道〜み言の原点に立ち返る(17)
(blessed lifeより)
『氏族伝道講座 喜びと幸せの生活伝道 み言の原点に立ち返る』より)
第二章 主と出会った者の行くべき道
二、蕩減条件と責任分担
「天の信頼を勝ち取る」
氏族伝道講座
喜びと幸せの生活伝道〜み言の原点に立ち返る(17)
(blessed lifeより)
☆
「神様と海で5時に会う約束をしている」
神様を愛するお父様の心情が表れていますね。
神様との約束を守る、
これは、私たちにとっても、
とても重要なことだと思います。
お父様は神様と心情が通じておられましたが、
私たちの場合は、神様は目には見えないので、
約束しても、曖昧になりやすいかもしれません。
別の言い方をすれば、
自己との闘いだと言うこともできるかと思います。
み旨においても、このような歩みをして、
天の信頼を勝ち取る者になっていきたいですね。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
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