篠崎先生の「喜びと幸せの生活伝道」
今回は、『真のアベル』です。
☆
聖書にヤコブの話があります。
『原理講論』ではヤコブは
サタン屈伏の典型路程を
最初に勝利した人物として紹介されています。
ヤコブは、
@パンとレンズ豆のあつもので兄エサウから長子の嗣業(しぎょう)を奪い、
A21年のハラン苦役で家庭と財物を成し、
Bヤボク川で天使との組み打ちに勝利し、
天使に対する主管性を復帰することによって、
「イスラエル」(勝利者、神の戦士)という称号を得ました。
そして、
Cエサウを感動させ、自然屈伏させて勝利したのです。
☆
そのヤコブ路程は象徴的、モーセ路程は形象的、
イエス路程は実体的なサタン屈伏路程であったと説かれています。
旧約聖書のアモス書3章7節に、
「まことに主なる神はそのしもべである預言者に
その隠れた事を示さないでは、何事をもなされない」とあります。
神様はヤコブ、モーセの生涯を通して、
イエス様が歩むべき道を示してくださったのです。
真のお父様も、ヤコブ、モーセ、
イエス様から学び、生涯を歩まれたのです。
☆
真のお父様は、自叙伝『平和を愛する世界人として』
について、次のように語られています。
「私はこの本を通して、
人類のための天のみ旨がどこにあり、
子女である私たち人間が歩むべき道が
どこにあるかを詳しく示しています。
また、天命に従って90年の生涯を歩んできた私の人生を
加減なく収めたこの真の愛の記録を
もう一度精読され、
大いなる悟りを得てくださることを願います」
(「天地人真の父母定着実体み言〈ことば〉宣布天宙大会」から)
自叙伝は、子女である私たちが歩むべき
公式路程を詳しく示しているのです。
私を、真のアベルの本流、すなわちヤコブ、モーセ、
イエス様、真のお父様と続く流れの上に置いてこそ、
神氏族メシヤの勝利の道が見えてくるのです。
☆
祝福家庭がアベルとして責任分担を果たすことが
強調される時ですが、
アベル・カインの復帰の原則は変わりありません。
私たちはアベルであると同時にカインでもあります。
カインとしてアベルの主管を受けて共に
神の元に復帰されていくのです。
☆
機関車を例に考えてみましょう。
1台の機関車が一度に多くの貨車を牽引(けんいん)することができますが、
それは連結部に秘密があります。
連結部に隙間が空いているのです。
発車する瞬間は、先頭の1台だけが動きます。
次に、先頭の機関車の力が連結部で2台目に伝えられ、
引っ張られて動き出します。
さらに、動き出した先頭の2台の力が3台目を引っ張ります。
このようにして、わずかな時間差で
次々と後続の車両に力が伝わっていき、
すべての貨車が引っ張られていくようになるのです。
もし貨車の連結部に隙間がなければ、
一度に全体を動かさなければならないことになり、
重くてとても動かすことができません。
☆
この先行する車輌(しゃりょう)と後続の車輌の関係こそ、
アベル・カインの原則です。
アベルはカインを連れてきてこそ
神の前に帰ることができるのであり、
カインはアベルを通してこそ神に帰ることができるのです。
これが、神様が人類の最後の一人にまで手を差し伸べ、
救うための復帰の原則なのです。
私たちは、カイン圏を救うために、
神氏族メシヤとして先に導かれた
アベルであり、氏族の父母なのです。
篠崎 幸郎・著(光言社・刊
『氏族伝道講座 喜びと幸せの生活伝道 み言の原点に立ち返る』より)
第四章 伝道のポイント
一、神様の理想を目指して
(一)真のアベルと神氏族メシヤ
真のアベル
氏族伝道講座
喜びと幸せの生活伝道〜み言の原点に立ち返る(25)
(blessed lifeより)
『氏族伝道講座 喜びと幸せの生活伝道 み言の原点に立ち返る』より)
第四章 伝道のポイント
一、神様の理想を目指して
(一)真のアベルと神氏族メシヤ
真のアベル
氏族伝道講座
喜びと幸せの生活伝道〜み言の原点に立ち返る(25)
(blessed lifeより)
☆
車両の例え話、なるほどな、と思いました。
一度にすべての貨車を引っ張るのではなく、
一両ごと、連結部分を通して引っ張られていく・・・
アベルとして、
しっかりと自分の役目を果たすこと。
カインを神に繋げつつも、
後は、自分が機関車として、
日々ひたすら力を出して走ること
それが自分の責任なのだ、と感じました。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
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