2023年11月14日

UTS時代の聖霊体験*お母様に慰めていただいた 夢の証し 《神明先生の信仰エッセー》



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神明(しんみょう)先生の「UTS時代の神体験」、
今日は、真のお母様にまつわるお話。

UTS時代の祈りの中での聖霊体験、
また、後半は数年前の夢の証しです。


私はアメリカに住み、活動しながら、真のお母様を内的に、
心情的にすごく近く感じた体験がありました。
1980年代のころからです。

それは、お母様がエバの立場で通過しなければならない
苦労の路程が、エバ国家である日本出身の自分の歩みと
重なっていると感じたときでした。

韓国のかつての怨讐国家であり、
さらにはアメリカのかつての怨讐国家でもある
日本からやってきた私たち日本人がアメリカで活動するときに、
いくらエバ国家出身であっても、
発言権が自動的に与えられたわけではありません。

日本人であるがゆえに、
「愛を知らない民族だろう」というような
すごく侮蔑的な言葉を投げかけられたことも、
たくさんあります。
こちらがいくら愛の思いを持って尽くしてもです。

それで、僕の僕のような立場から侍って、
神様の愛と奉仕の精神をとことんまで
証しせねばなりませんでした。


そのようなときに思い出されたのが、真のお母様の境遇でした。

もちろん、お母様は趙元模ハルモニと
洪順愛大母ニムから神様中心の愛と信仰の伝統を
深く受け継いでいらっしゃったはずですが、
人類の真の母として立つために歩まなければならない
厳しい路程がおありだったのです。

人類歴史の全ての問題を収拾するために、
さらなる愛と忍耐を持って消化していかねばならない
お母様の路程は、どれほどつらかったことでしょうか。

そう思ったときに、お母様にぐっと近くなったように感じ、
お母様が自分と共にいらっしゃるように感じ、
大きな慰めと励ましを受ける聖霊現象を体験しました。

そして、「お母様、エバ国のこの私も頑張りますからね」
という言葉を発して、涙で祈る自分でありました。


その後のことですが、真のお父様のダンベリー入監中に
イーストガーデンでの名節行事に呼ばれて、
お独りであられた真のお母様を慰労してさしあげるために
ハーモニカ演奏をする機会が与えられたことがありました。

そのとき、お母様は喜ばれて、
笑顔でアンコールを要求されました。

その後も、お母様から何回か
「ドクター・シンミョウ」と声をかけられました。

私がUTSの責任者になったときに、
個人的にお母様から買い物と食事に招待されたこともあります。
そして、UTS周辺の復帰の状況を
お母様に直接ご報告させていただいたこともあります。

ここでは、そのような真のお母様との個人的な体験を
誇示するのが目的ではありません。
真のお父様の苦労の路程もさることながら、
お母様の苦労の心情路程も私たちが尋ね求めていけば、
私たちの霊的生活に潤いが与えられるのではないかと言いたいのです。


もちろんお母様は、今は勝利された立場におられますが、
お母様の勝利までの切ない路程を振り返り、
勉強する必要もあるかと思います。

そのために、『真の御父母様の生涯路程I
真のお母様と世界女性時代』という本をお薦めしたいです。

これを訓読すれば、お母様の偉大さがよりよく分かると思います。
もちろん、今では『韓鶴子総裁御言選集』や
お母様の自叙伝もありますが。


私は真のお母様の夢をよく見るほうですが、
UTSの責任者の立場を降りてから大分経ったときに見た夢があります。

それは、お母様のアメリカのナソー・コロシアム大会が
成功裏に終わった後の2018年末のことです。

夢の中で、真のお母様はお独りでどこかに行かれるごようすで、
乗り物か何かを待っておられました。

そこを通りかかった私は、お母様とお互いに目が合ったので、
まずおじぎをして、その次に握手をしました。
お母様の柔らかい手と優しい眼差しがとても印象的でした。

会話の中で、「ところで今どうしているの」と訊かれました。
私がかつてUTSの責任者をしていたときのことをよくご存じなので、
そんな質問が出たのだと思います。

それで、「○○をしています」とお答えすると、
少し心配そうなお顔をされました。
年輩になった私が現在、決して組織で良い地位を
持っているわけではないので、心配されたのだと思います。

でも、「私は、お母様が今、アメリカ以外にも
アフリカやネパールを訪問してみ旨を必ず成そうとする
鉄のような意志で全ての苦労を乗り越えて歩んでいらっしゃる
そのお姿に感動して非常に慕わしく思うので、
それだけでもとても幸せで満足です。

私も今の与えられた立場で懸命に頑張ります」
と心の中で叫びました。

それが伝わったせいか、お母様は
大きくほほえんで喜ばれ、私を抱いてくださいました。

そして、そのときに私の手が失礼ながら
お母様のおなかに触れてしまいました。
すると驚いたことに、お母様のおなかが
大きくなっていることに気がつきました。

これは、全世界をくまなく巡回されて、
全世界を生み直してくださっているのだなと、
とっさに思いました。

この夢から目が覚めた後、真のお母様に対する
慕わしさの余韻が残り、それをしばらく味わっていました。

ドクター神明の信仰エッセー:UTS時代の神体験
神明忠昭
(「世界家庭」より)


神明先生は、お母様の夢をよく見られるとのこと。
お母様をお慕いする心情、孝情の心情が深いので、
そのような体験を頻繁にされるのだな、と思います。

うまくいかないとき、難しいとき
ただただ慰めや励ましを得たいと思ってしまいますが、
それには、お母様と一つになるしかない。。。。

誰よりも厳しい状況を
「犠牲」という言葉が代名詞のような
路程を歩んでこられたお母様。

神明先生の証しを通して、
困難な状況にあった時ほど、お母様を求めていくと
お母様のご心情に通じることができるのだと
教えていただきました。

お母様と実体で接する機会、
特に個人的にお会いすることは、
めったにないかもしれませんが、
それでも、
求めていく者でありたいと思うのです。






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posted by ten1ko2 at 10:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | 霊界 霊人と共に歩む生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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