名講師、本部の蝶野(ちょうの)家庭教育部長の講座。
若い2世圏の人たちにもお勧めです。
祝福を受けても堕落性が多く、
「原理は、自分に適用したときにだけ、愛になる」
というのに、人に当てはめては
葛藤して、なかなか成長できない私たち。
どうしたら堕落性を脱げるのでしょうか。
☆
堕落の血統を清算したんですが、痕跡がまだ残っています。
(祝福家庭の夫婦も)祝福2世も、
堕落性がまだ残っているが、でも無原罪。
その堕落性をどうするか。
実は、堕落性の根はないんですね。
祝福で堕落性は残っているものの、
根は清算されたというのですが、
しみ込んで残った癖があります。
祝福を通して血統転換したのであれば、
神の息子娘にふさわしくなっていかなければなりません。
(祝福までは、)
堕落性を脱ぐ条件としてメシヤを迎えていきましたが、
祝福を受けちゃった場合には、堕落性の根はありません。
根はないんだけれども、痕跡は残っています。
赤いインクの色水に植物を浸けたら色がつきますが、
でもこれが、祝福を受けたら真水に変わっている。
でも残っている色がある。
早く気化させて色を抜かなければならない。
☆
これは(つまり)、人間の5%によってしか
(堕落性を)脱ぐことができないということです。
霊的役事で恩恵がある時代です。
しかし、自分で自分のことをやるというこの部分、
ハードルは(以前より)下がったのですが、
走るのは自分だということ、
自分の責任分担を忘れてはいけないのです。
ですから、霊的恩恵プラス、
自分が自分で堕落性を脱ぐというのが必要です。
☆
ですけど、そうした時に、私たちは
祝福を受けても堕落性を完全には脱いでいない
状態で、原理を聞くものですから、
(原理を)相手に当てはめるようになる。
もっと悪い場合には伝道対象者に当てはめるんですね。
(伝道対象者は)まだ原理を聞いていないにも関わらず、
「こういう所がゲストにはあるんだ」と言うのですが、
それはあなたでしょう、ということです。
結局、相手に見えるもの
相手によって自分がぶつかるものは、
実は自分のものなんです。
これが原理原則です。
ですから夫婦で、配偶者にうーん?と思っているものは、
実は自分の中のものなんですね。
しかし自分の中の癖が分からないので、それを教えるために
天の配材で、自分の配偶者がいるんです。
これ、既成祝福もマッチングも(2世祝福も)同じですよ。
☆
ですから、配偶者に対していろいろ思うところ、
躓くところ、カチンとくるところ、
えーっと思うところ、食べ方が気になる、清潔にしない。。。
男性の側からも、女性の側からも
いろいろあるかもしれません。
相手に見えるもの
例えば、子女のマッチングに向かうために
どんな相手を願うかという時に、
夫がえらい外的な要望ばかりする。
年収800万、1千万以上、背が高い人でないと等々
そのように夫が言っていると、それに奥さんが葛藤している。。。
☆
宗教の門をくぐったということは、
なぜそのたたかうことをいう夫が
自分の配偶者なのかということを考えるのが、
信仰者の道なのに、こういう
天の配材(はいざい) は一切吹っ飛んでいます。
それは一般人の葛藤のし方です。
私たちは、神様を中心に出会った関係であり、
配偶者だというところに、
もう一回帰っていかなければなりません。
夫婦が一つになるというときに、こういう現実的な見方や、
意見、感性が合わないなどというところで
葛藤してしまうと(ひとつになれません)。
原理を、相手に適応してたたかう(葛藤する)人は、
だいたい自分には適応していない、という場合が多く、
「自分はどうなんだ」と言われて、玉砕するんですね。
そして、それを子供たちが見ながら、
『これなら一般の夫婦の方がいいんじゃないか』
と思われたとしたら、
それは原理を聞かない方がよかったということになります。
☆
お父様の願いはどこにあったかということですね。
本来は、祝福を受けるまでに完全に堕落性を脱ぐ、
そのための条件(が信仰基台)だというんです。
ですから、血統転換後はサタン分立はいらない、
というのが本来なんですね。
ところが私たちは祝福を受けても堕落性をもち、
それを原理で裁いて(指摘して)いたら、どうなる。
大きくなる。
信仰基台を立てることによって私心、
自分がなくなるというのが条件です。
私はこういう信仰基台を立てたと自慢が始まる場合には、
サタン増幅になる。
サタン分立にならないのです。
(文責:ten1ko2)
☆
み言を相手に適用すると裁きになってしまう、
原理は自分のため、愛は人のためにある、
そのことを肝に銘じていかないといけないと思います。
それとともに、今回は、
さらに踏み込んだことを話されています。
今回は夫婦講座ですので、
自分の配偶者に対して言っておられますが、
すべての人間関係に通じることでしょう。
たとえば配偶者に葛藤するところ、
それが本人の課題というのではなく
自分の課題である、
そのことを悟らなければならない、といいます。
相手に戦って(葛藤して)いる部分は、
自分自身の堕落性なのである、
夫は「頑固で頑固で・・」と言いますが、
頑固であったとしても、
そのことが問題なのではない、
頑固な夫に戦っている、
あなた自身が問題なのだ、
そのようにも話されています。
自分が正しいと思って
み言を振りかざしていくと
サタン分立路程をいっているつもりが、
「サタン増幅」になってしまう。。。
そうではなく、
相手に対して引っかかっているところを
自分の問題として悔い改めていく。
とても高度な捉え方ですし、
簡単でないかもしれませんが、
これがお父様に通じる道である、
信仰の基本となるものだと思うのです。
不定期に続きます。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
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