神明先生のエッセイ、
今回は、「お父様は絶対にメシアだ!」です。
先回の10日間の南米ツアーの時の
エピソード続編です。
☆
今、統一運動はさまざまな課題を抱えているようです。
このようなときに私たちは
信仰の試練を受けやすいと思います。
「原理」は本当だったのだろうか、
真の父母様は本当にメシアであられたのだろうか、
などという疑問が襲ってきて、
私たちを悩ますこともあるかもしれません。
私自身も弱い一人間として、最も難しい試練を
受けるようになれば、信仰が
どうなってしまうかも分からないのだと思います。
しかし私は、真の父母様が絶対にメシアであられる、
と強く証しをしたいです。
それは、『原理講論』を熟読しても分かるし、
真の父母様の生涯路程を学んでも分かるでしょう。
ここでは私の小さな個人的体験から、
それを証ししてみたいと思います。
☆
1997年8月3日、私は、サンパウロにある
ブラジルの本部教会の建物の、ある部屋で祈っていました。
真のお父様はぶ厚い大理石の壁で隔てられた
隣の部屋におられました。
その日は、お父様との10日間の南米旅行の
最終日でした (お母様は韓国にご滞在)。
いよいよ夕方には米国に飛行機で帰るというときでした。
最終日に記念として、お父様と私の二人だけ
写真を撮らせていただきたいという欲望が出てきたので、
その欲望を消すために必死になって祈っていたのです。
どうせそのような写真を撮ったとしても、
あとで皆に誇らしげに見せるだけであって、
霊的には害になるだけだから、それよりもまず、
この悲惨で哀れな堕落世界を復帰して、
それをお父様にお捧げして喜んでいただくまでは、
そのような欲望は持つまい、と祈りで誓っていたのです。
しかし、堕落世界を復帰してお父様にお捧げする日は、
だいぶ後のことになるだろうから、
もはやお父様はこの地上界にはいらっしゃるまい。
そうすればお父様と二人だけの写真を撮る機会は、
このときを見逃せば永遠に失われる≠ニ思ったとき、
とても悩みましたが、それでもいいのだ≠ニ
祈りの中で自分に言い聞かせました。
そして霊界に行ってからでも、
お父様にはめぐり会えるのだ≠ニ思いました。
☆
そのとき、不思議なことに霊眼が少しばかり開け、
この堕落世界の一切の真っ黒な悪人や悪霊たちが
私の目の前に現れて、私の前で一礼をするのを見たのです。
一礼をしたのは、多分、私が
お父様とのツーショットの写真のことなどを忘れて、
哀れな彼らの事情を優先しようしたので、
彼らがありがたく思ったからだと思います。
彼らが切なく救いを求めていることを目の当たりにしたとき、
私は彼らに対する真のお父様の愛を強く感じ、号泣しました。
お父様とは写真を撮るまいと決意したのに、
逆にお父様をすごく近く感じることになってしまいました。
☆
祈りが終った直後に昼食の時間が来たので、
昼食のためにお父様のいらっしゃる隣の部屋に
行かねばなりませんでした。
タオルで涙を拭き、顔を洗い、何事もなかったかのごとく、
お父様の部屋の扉を開けて中に入ろうとしたとたん、
お父様は待ってましたとばかりにこちらをごらんになって、
「神明、どうしたんだ!」と強く叫ばれました。
お父様は全てをお見通しだったのです。
写真のことは一切言わず、
「お父様の愛を実感しました」と簡単にお答えしたら、
お父様は大きくうなずかれました。
そのあと、食前の代表祈祷をお父様から指名され、
涙、涙の祈祷となりました。
☆
かわいそうなこの堕落世界をいつも愛を持って
救おうとされる、そのようなお父様が
メシアでなくて、一体何なのでしょうか!
絶対にメシアです!
だから今でも、この地上でお母様と共に
私たちがこの世界を愛して復帰しようとすれば、
聖和されて霊界にいらっしゃるお父様に
100パーセント、必ず通じると思います。
UTS時代の神体験
:ドクター神明の信仰エッセー
お父様は絶対にメシアだ!
神明忠昭
(世界家庭に連載)
:ドクター神明の信仰エッセー
お父様は絶対にメシアだ!
神明忠昭
(世界家庭に連載)
☆
お父様の霊的感性の鋭さは、
本当に凄いものだと再確認しました。
お父様と実体で交流された
神明先生を羨ましく思いつつも、
今、お父様が霊界におられる時だからこそ、
父母様のために歩む心情と動機が強く持てば、
父母様はともにおられるのだ、
そんな思いにもさせられました。
神明先生、とても貴重な証しをありがとうございました。
(ちなみに上の写真は、同じ南米ツアーの時のものです。
一緒に写真撮影はされなくても、
すでにしっかりツーショットの写真が撮られていたようですね。)
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
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しかし、ある人がこの人はメシアであると言った、又はこの人はメシアではないと言った所であなたは信じますか?
いいえ、他人に判断は任せられないでしょう。
御父母様は自身で自分はメシアであると宣言しました。
それでは、その御父母様の言われた言葉を聞き、やって来られた行動を見て、本当にメシアであるのかと判断するのは自分自身です。自己の責任分担です。
聖書と原理講論を学び、また色々な聖人達の言葉を学び、御父母様の行動を見て、最終的に出した答えは、このお方こそ再臨のメシアであると言う答えでした。
そして御父母様と一緒に撮る事が出来た写真は、私達のご先祖は実態の真の父母に仕えたという証となり、後世までの宝となると思います。
御父母様は忙しい時間をぬって、なるべく多くの祝福家庭と共に写真を撮ってあげようとされました。
私達の家庭を残念ながらその機会を得ることが出来ませんでしたが、記録に残らない所でも神様のみ旨のために頑張っていこうと思います。