久しぶりに、李相軒(イ・サンホン)先生の
霊界メッセージをご紹介します。
霊界は、大きく分けて、
3つの層に分かれているといいます。
今日は、「上流層(高級霊界圏)」と
「中流層(中間霊界圏)」に現れる神様ついてです。
☆
階級別に現れる神様
上流層(高級霊界圏)上流層の霊界圏では、神様の顕現が最も自由です。
あたかも神様が我が家のように安心して
闊歩(かっぽ)できる所と言えば、その表現は適切でしょうか。
上流層の霊界圏では、
神様の動きを容易に知ることができ、
神様の光彩の中で互いに意思伝達ができるため、
ここにいる人々は常に神様の温かい愛を
感じながら暮らすことができます。
したがって、ここは
神様の自由な活動舞台だといえます。
ここでは、神様はその姿を自由に表現できるのです。
例えば、一刻一刻の環境に応じて神様の姿は、
きらびやかな光彩として、華麗な色彩として、
美しい虹として、輝く星の光として、
あるいは広く静かな湖として、
時には大きく雄壮な火の玉として現れます。
このように、神様の姿は想像を絶するほど
無数に多く、正確に形容することはできません。
ここでの神様の姿は、実に様々です。
子供が親の前で思いきり自由に歌や踊りを披露するように、
神様は自らの姿をどこにおいても意のままに表現されます。
そのため、こちらで生活する人々は常にうれしいし、幸福です。
これが高級霊界圏の実情です。
ここは、神様の安らかな安息所であり、
神様の家であると表現できるでしょう。
(1999年11月26日)
☆
中流層(中間霊界圏)
中間霊界をさらに細分すると、いくつかの段階に
分類できますが、ここでは一つにまとめて
中間霊界と表現しながら、そこでの
神様の姿を概観していこうと思います。
上流層の霊界において、神様は多様に
自らの姿を思う存分に現していましたが、
ここでは息子の家を訪ねても、
「どこに座ろうか、ここに座っても
かまわないだろうか」とためらいながら、
緊張を隠しえない姿でいらっしゃいます。
☆
ここでの神様の姿は、あたかも光を
存分に放つことのできない、
闇の中で火花を散らすだけの鍛冶屋と同じです。
煙の中の明かりのように、雲に遮られた光のように、
神様は沈鬱(ちんうつ)な
明かりの姿であちこちをさまよっていらっしゃるのです。
そうしているうちに完全に去ってしまったり、
再び明るい光で神様御自身の姿を現すこともあります。
その時の神様の姿は、あたかも朝日が昇るとき
四方から明るくなっていく光彩のように、
とても大きく光を発散します。
☆
その明かりは、まるで自らの体温ですべてのものを暖め、
抱き締めようとする姿に例えることができます。
その明かりは、四方をぐるぐると回りながら、
ある一方を光で包み込んでいくのです。
ところが、それ以外の所はそれと同時に、
たちまち暗くなってしまうのです。
一方に光が集まると、他方には暗黒の雲が滝のように
押し寄せてきて、たちまちその周囲を覆い尽くして
暗闇に変えてしまうのです。
この時、ゆらゆらと遠くはるかに消えゆくその明かりを見て、
相軒は涙でいっぱいになり、
「神様! 神様……」と呼んでみましたが、
消えてしまいました。
そのような神様の姿があまりにも不憫(ふびん)だったからです。
☆
そのような日が一日だけでなく、限りなく続くのです。
そこで神様は、御自分の子女たちを抱き締めてみたくて
胸を大きく広げて待っていらっしゃいます。
きょうはこちらで、あすはあちらで、そして中央で、
あるいは空中でと、神様は四方八方に
その姿を愛の光として現そうとされます。
しかし、四方には穴がたくさん空いていて、
神様がすべてを愛の中に抱こうとしても大変難しいのです。
☆
このような神様の姿に接しながら
相軒は深く何度も考えてみました。
そして神様の願いをかなえてさしあげるために、
中間霊界においても小グループをつくって、
神様が完全に安息できる所を
つくらなければならないと決心しました。
かわいそうな神様、愛の神様、上流層の子女たちから
慰労を受けて安息なさればよいのに、
神様は子女たちが一人も漏れることなく、
みな一緒に神様の愛の揺籃(ようらん)で暮らせることを夢見ながら、
絶えることなく待ちに待っていらっしゃいます。
そのようなお方が、まさに私たちの親なる神様なのです。
このような神様の事情を知っている子女が
どれほどいるでしょうか。
中間霊界において神様の実存と姿を説明し
教育するには、多くの時間が必要とされます。
こちらにまだ神様のために果たすべき使命が
残っていることを思うと、地上にいらっしゃる
真の父母様に申し訳なくて恥ずかしさを禁じえません。
(1999年11月26日)
李相軒(1914〜1997)(光言社刊
『霊界の実相と地上生活』【霊界の様相編】より)
第二部 天上天下の救世主・真の父母
第一章 神様の実存
二 階級別に現れる神様
霊界の実相と地上生活(37)
上流層(高級霊界圏)/中流層(中間霊界圏)
Blessed Lifeより
『霊界の実相と地上生活』【霊界の様相編】より)
第二部 天上天下の救世主・真の父母
第一章 神様の実存
二 階級別に現れる神様
霊界の実相と地上生活(37)
上流層(高級霊界圏)/中流層(中間霊界圏)
Blessed Lifeより
☆
再編集 文責:ten1ko2
地上の人生において、神様を知ること、
そして、神様の心情を感じていくこと、
そのことがどれほど貴いことかと感じます。
神様は私たち人類の親であり、父母である、
そのことを実感し、また証ししていくことを
改めて決意していく所存です。
昨日は、1000回目の天心苑徹夜精誠でした。
たった8名から出発したこの徹夜祈祷会。。。
ここまで発展したことを、神様はどれほど
喜ばれているかと感じます。
さらに多くの精誠を捧げていきたいと思うのです。
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※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
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その猛き事獅子の如く
その天真なる事小児の如く
謙遜にしてまた剛毅
涙もろくしてまた勇敢
情に篤くしてまたこれに勝つの力を有し
「総ての事これ信じ、総ての事これ忍ぶ」
天国とは実にこういう者の行く処にございます。」