金元弼(ウォンピル)先生のみ言。
『理想の出発点は「ためにあること」』
続編です。
☆
明確にすべき真の父母の価値
先生は、先回こう聞かれました。
「先生はあなたたち一人一人にとってどれくらい必要であるか?
世界にとってどれくらい必要であるか?」
そして「すべての食口は、
それを理論的に自分で整理しておくべきである」
と言われました。
ですから、私たちは自分自身にとって
真の父母がどれくらい必要であるかということを、
はっきりと知っておかなければならないということです。
人から必要であると言われて、
「そうかな」と思うのではなくて、
一人一人が、自分自身で、理論的に
どうして先生が必要であるかということを、
原理を通して理論的に明らかにして
おくべきであるということです。
そして特に、私たちはみな、
自分の利益を求めているけれども、
「自分の利益の基準は何であるか」、
これをまた明確にすべきであると言われました。
何が利益であるか、本当の利益は何であるか?
物質的なものが本当の利益であるか、
それとも永遠の生命が本当の利益であるか?
本当の利益が何であるかという基準をはっきりしておけば、
私たちは自分の生活基準をいつでも
元に戻すことができるというのです。
しかし、先生に出会ったという事実、
これは自由にできるものではありません。
神は長い歴史の点のようなある短い期間を選んで、
ここに先生を送ったのです。
ですから歴史の中から見れば、
一瞬にすぎないこの時点において
先生に出会えたということ、
これは奇跡中の奇跡なのです。
そういう観点から見れば、
私たちに先生が必要であるという次元は、
自分の家庭を中心としたものではないのです。
もちろんそれもそうですけれど、
自分の個人的な先生として必要である
ということだけではなくて、
もっと大きい、世界のための、全人類のための
先生として必要であるということを
知るべきであると言われました。
ですから自分の事情で先生の価値を
判断するのは、一番愚かなことです。
先生としては、神が苦労して摂理を成してこられ、
結局、自分のことばかり思う人を
つくったということを考えれば、
本当に腹が立つと言われました。
何の意味か分かりますか?
ですからこれから私たちは、
本当に自分の価値判断基準を再点検すべきです。
先生の価値は全宇宙を与えても
代えることのできない、そういう価値なのです。
ですから私たちは、この天宙を
目的として仕事をしなければなりません。
日本なら日本、それだけではだめです。
日本を捨てないけれど、しかし日本を越えて、
天宙を目的として仕事をすべきであると強調されました。
日本で働く人は、肉体は確かに日本にあるけれども、
しかし仕事は天宙的な神のみ旨のためにやっているという、
天宙的な神のみ旨に合わせて仕事をすべきだということです。
これをはっきり知らなくてはいけません。
1986年5月18日 オーストリア教会
理想の出発点は「ためにある」こと
(生活伝道・真の父母に倣う伝道の精神 金元弼)
理想の出発点は「ためにある」こと
(生活伝道・真の父母に倣う伝道の精神 金元弼)
再編集 文責:ten1ko2
☆
「先生が必要である、と理論的に整理しておくべき」
お父様は、そのように言われたとのことです。
確かにそうですよね。。。
もっと言えば、元弼先生が書かれているように、
「真の父母が必要である」
と本当に理解しなければなりません。
そうでないと今の摂理には
従うことができないでしょう。
先日、清平の地で21日研修会を受けた、
神日本巡回講師、台湾巡回講師や
日本天心苑事務局スタッフなど40名も
真の父母論の教育を受けたことと思います。
また、何よりも私たちは心情において、
真の父母様と切っても切れない関係を結んでいます。
政府が家庭連合の解散命令請求をしております。
考えられないことではありますが、
しかし私たちはどんなことがあったとしても、
この道を離れることはできません。
拉致監禁を受けても、
この道に戻ってきた食口たちが
少なからずいるという事実も、
そのことを物語っています。
これからも、絶対的な信仰を持って、
歩んでいきたいと思うのです。
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※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
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人は苦しむ為に生まれて来たのかと問わざるを得ない人生でした。
究極の救いはこの世からもあの世からも完全に消滅して何も感じない事なのかと思ってしまいます。
朝起きて夜遅くまで労働の苦しみに耐え、帰宅して寝る。やがて起きてまた労働の苦しみに耐える。
その繰り返し。
人間とは労働する為に生まれて来たのかと問いたくなります。
キリストを信じ、真の父母を知り、神様を信じる私ですらこう思うのですから、真の父母を知らず、神を知らない人は絶望の内に自殺するのもうなずけます。