自己牧会プログラムの体験談。
「囚われを手放すと見えてきた父の愛」です。
☆
(女性 20代)
私は東北で生まれ育った祝福二世です。
同世代の二世が少なかったせいか、
小さい頃から教会を楽しいとは思えず、
高校に進む頃にはほとんど教会に行かなくなりました。
高校卒業後、上京して専門学校に進み、
縁があってCARPの学舎に入りました。
でも卒業して、そのまま東京で就職してからは、
また教会と関係のない生活に戻ってしまったのです。
教会に行かなくなると、教会の人から、
心配というより否定されているような気持ちがして、
ますます距離を置くようになりました。
同時に、実家の家族とも連絡を取らなくなっていました。
かといって、私には一般の友達もいませんでした。
小さい頃から、二世以外の友達と付き合うと、
どうしても悪い方に流されてしまうという恐れがあり、
それなら縁を切ろうと思い、自ら交流を絶っていたのです。
祝福は子供の頃から考えていましたが、
全ての人間関係に距離を置いた結果、
誰にも相談することができませんでした。
「どうして私だけ孤独なんだろう。
二世として全然ダメだな」と、
自分を責めることも多くあり、
仕事のない日はほぼ、
家に引きこもったような生活をしていました。
☆
そんなとき、CARP時代の同期の姉妹を通して、
自己牧会プログラムに出合いました。
聞いてみて、これが私の求めていたものだと確信しました。
自己牧会プログラムに取り組む中で、
一番変化したのは両親との関係でした。
私はずっと父を避けていました。
どうしてこんなに冷たい態度を
父に対して取ってしまうのか、
自分でも分からなかったのです。
ワークをしながら「囚(とら)われ」を外し続けて
いく中で、理由が分かってきました。
幼い頃、よく母が父の愚痴を私に言っていたので、
いつしか私は「父は母を傷つける人」
と思い込むようになっていたのです。
でも、よくよく思い返してみると、
父から何か嫌なことをされたことは一度もなく、
実はとても愛してくれていたことに気付いたのです。
そして、知らない土地で家庭を出発し、
相談できる人もいない中で4人の子供を生み育ててきた
母は、きっと孤独でつらかったのだろうなあと、
母の事情も理解できるようになりました。
囚われがなくなると、両親との会話も増えて、
帰省した折には、両親が復帰された時の話、
祝福を受けるに至った経緯などを聞く機会が増えました。
真の父母様と両親の間の愛の深さを感じ、
そこから生まれた私であることが感じられるようになりました。
そして、神様と真の父母様、両親やたくさんのかたがたの
精誠の中で私が存在していること、
祝福二世という存在がどれだけ貴いものかも実感できたのです。
☆
両親は私にこう言ってくれました。
「あなたを祝福に導きたいと思っていたが、
どうしたらいいのか分からず苦しんでいた。
とにかくあなたのために祈っていたよ」
私はずっと孤独だと思っていましたが、
実は愛されていたのです。
私を信じ、投入し続けてくれていた両親がいたのです。
このことに気付いた時、私は初めて、
祝福を通して親孝行したいと思うようになりました。
この両親の選んだ人なら誰でも受け入れたい、
全てを委ねたいという気持ちになったのです。
そういう中で主体者と出会いました。
主体者に会った時、それまで経験してきた
つらいことは全て、この人に出会うために
あったのだなと思い、涙しました。
今は、神様と真の父母様、両親に
親孝行したい気持ちでいっぱいです。
主体者と共に、感謝してワクワクして歩みたいと思います。
☆
再編集 文責:ten1ko2
心情が変わるとものごとの捉え方が、
こんなにも違うのだな、とつくづく感じます。。。
人間関係の中で一番重要なのが、親子の関係です。
ここが改善されれば、すべて改善されるのではないでしょうか。
今回、証しをした女性も、
両親との関係を回復したことをきっかけに、
神様、父母様との心情も深まり、
祝福にも向かうことができました。
自己牧会プログラムは、
本当に心情回復のきっかけになるのだ、
改めて感じるのです。
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なお、当ブログの記事に対して
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に関しては、固くお断りいたします。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
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