一か月前のものですが、日臨節の
田中会長のメッセージがよかったので
ご紹介します。
☆
会長メッセージ
世界平和統一家庭連合 会長
田中富広
「日臨節83周年記念大会」でのメッセージ(要旨)
怨讐を乗り越えるたった一つの方案
世界平和統一家庭連合 会長
田中富広
「日臨節83周年記念大会」でのメッセージ(要旨)
怨讐を乗り越えるたった一つの方案
4月6日、山口県下関市の会場で「日臨節83周年記念大会」が開催され、山口エリアの牧会者をはじめ、教会員たちが集いました。メッセージに立った田中富広会長は、怨讐を愛し、ために生きる生涯を貫かれた真の父母様を証しし、「文鮮明総裁ご夫妻の平和思想を、実体をもって発信していってください」と参加者に呼びかけました。その要旨を紹介します。(詳細は『世界家庭』5月号に掲載)
また田中会長は大会に先だち、崑崙丸(1943年10月、米潜水艦によって撃沈された関釜連絡船)の慰霊碑を訪れ、祈祷の時間を持ちました。
田中会長はメッセージ後の祝祷でそのことに触れ、神様が永遠に記憶される歴史の1ページとして、犠牲者への追慕の思いを持ち続けていくことを誓いました。(下に祝祷抜粋)
☆
本日は、一人の人物の日本上陸を記念して、
皆さんと共にこの場に集いました。
その方は、文鮮明総裁です。
文総裁は1941年4月1日に日本に上陸し、
早稲田大学附属早稲田高等工学校電気工学科で
学ばれましたが、この入国は、
単なる留学ではなかったことを、
私たちはよく知っています。
☆
文総裁は、若き頃から、祖国が
日本に統治される中で目にする理不尽な様相に
苦悩し、天に祈ることが多かったと伺っています。
自分はなぜ生まれたのか。
人生の目的は何か。
神は実在するのか。
死後の世界はあるのか。
今受けている朝鮮半島、
韓民族の苦悩はずっと続くのか。
この苦しみは神が与えたのか。
神が与えたのであれば、何のために与えたのか。
そして、誰もが願う平和とは
本当に訪れるのか……。
☆
文総裁が15歳のとき、イエス様との
劇的な出会いがありました。
そのとき、人類の苦悩、人類の悲しみを見詰める
親なる神様がいらっしゃることを知られたのです。
イエス様は、神様の願いを果たすために
使命を担ってほしいと告げ、
ご自身が成しえなかったことを
成し遂げてほしいと訴えられたのです。
そのような出会いを背景に、
文総裁の日本上陸への道は開かれていきました。
☆
当時の朝鮮半島の人々にとって、
最大の怨讐は日本でした。
この怨讐国家、日本をよく知らない限り、
愛することも困難であると、
このような思いを携えて文総裁は
日本に上陸されました。
その一歩を踏み出したのが、ここ下関です。
文総裁は日本滞在中、あらゆる課題と向き合い、
真理を追い求めていかれました。
こうして解き明かされた宇宙の根本原理、
統一原理は、
誰もが絶対に幸福に至れる方案を示しています。
しかもたった一言です。
それが「ために生きる」です。
この教えに触れた私たちには、
そこにこそ本当の幸福がある
ということを証明する責務があります。
☆
文総裁は、「私の生涯を見れば、
父母であることが分かる」
と語られたことがありました。
北朝鮮に、なぜ死を覚悟して入っていかれたのか。
もう帰ってこられないかもしれないのに、
あえて平壌に向かわれた理由はただ一つ、
父母だからです。
そこに愛すべき子女がいるからです。
北朝鮮を支配する思想を憎んでも、
人々を憎んではなりません。
彼らも神様から見れば取り戻すべき子女だからです。
共産主義の牙城であるソ連に、
なぜ命の危険を顧みずに入っていかれたのか。
愛する子女がいる地に、父母として
行かざるをえなかったからです。
そのことをよく理解しなければなりません。
☆
文総裁は本当に日本を愛してこられました。
しかし、日本のマスメディアは、
文総裁に「反日」のレッテルを貼り、
ご夫人の韓鶴子総裁のことも同様に報道しています。
文総裁は世界宣教の先駆けとして、
日本に一人の宣教師を送られました。
貧しい環境の中で韓国の教会員たちが
借金をして宣教費用をつくり、
日本に送り出してくださいました。
☆
そして、日本に国際勝共連合を創設されました。
世界中に共産革命が燎原の火のごとく広がっていく中、
日本でも革命前夜と思われた1968年に
国際勝共連合を創設し、
真っ向から共産主義と向き合うように指導されました。
「命を懸けて国を守れ」と。
マスメディアが、文総裁ご夫妻に向かって叫ぶ
「反日」という言葉は、
実体とはあまりにもかけ離れています。
おふたりの日本に対する愛の投入は、
一瞬たりともやむことなく続いています。
文総裁が日本で最初に足を踏み出した下関。
天から記憶され、家庭連合の歴史が
100年、200年、300年たっても、
その記憶から決して消されることのない下関です。
山口の皆さんが、文総裁ご夫妻の平和思想に立ち、
その基本的な教えを、実体をもって
発信できるように願います。
☆
真の父母様の生涯路程に
刻まれた崑崙丸事件
─田中会長の祝祷から─
刻まれた崑崙丸事件
─田中会長の祝祷から─
今朝、崑崙丸の慰霊碑の前で
追慕の時間を持たせていただきました。
文鮮明総裁が日本で真理を解き明かし、
韓国への帰途で乗られる予定だった崑崙丸。
文総裁は何かしら天の警告を感じ、
乗船されませんでしたが、
出港した崑崙丸は米軍によって撃沈され、
583人の命が海の中に沈んでいきました。
私たちは、神様が永遠に記憶され、そして、
文総裁ご夫妻の生涯路程の中で、必ず
崑崙丸の事件は語り継がれると知っています。
この下関の兄弟姉妹たちが、追慕の思いを失わず、
毎年、慰霊の時間を持ち続けていることを見ても、
貴く価値ある命だったのであり、
永遠に記憶されると改めて思うのでございます。
中和新聞より
☆
再編集 文責:ten1ko2
真のお父様(文鮮明先生)が
どれだけ、日本を愛されたのか、
そのことを感じていただけたかと思います。
また、真の父母様(文鮮明先生ご夫妻)は、
日本を守るために、
国際勝共連合を創設されました。。。
もしこの団体がなかったら、
日本はどうなっていたでしょう。
その功績を考えたら、日本にとっても
世界にとっても、大きな恩のある立場です。
それなのに、なんで排除しようとするかといえば
左翼を中心とする反対派の
デマに翻弄されているからでしょう。
真の父母様は、私たちを反対する人たちに対しても
憎むことなく、親として愛して
よい方向に導こうとされています。
私たちも、真の父母様のように、
日本を愛する心情をもって、
日々の歩みを成していきたいと思うのです。
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