2024年06月15日

「教会員は先生のお蔭で金持ちに」 神様が絶対損をしない理由 《史吉子先生》

全てを与えても惜しくない父母の愛



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史吉子(サ キルジャ)先生のみ言。
今回は、「神様の両面性」です。

神様の両面性

では、もう一度神様についてお話します。
お父様(文鮮明先生)は、その誰よりも深く
神様について研究されました。

それでお父様は、誰よりも神様についてよく知っておられます。

そのように研究された結果、
神様は全く別のように見える両面性を持っておられる
と言うことに気づかれました。

すなわち、神様は相対性の神様、
数理性の神様としておられます。


先ずは相対性の神様についての部分、
相対性について説明します。

相対性とは、主体と対象があると言うことです。

そして、主体は投入する、与えると意味です。
主体は与える側で、対象は先に受けて
主体に再び返してあげなければなりません。

ところで、返してあげる時には、 ここに何がつくのか?
受けたそのままを返してあげるのではなく、
利子がつくと言われました。

私たちが銀行に貯金をたくさんすれば
するほど、利子がたくさんつきます。

ところが、もし対象が受けるばかりで、
それを返してあげなかったら、
この対象は存在することができないのです。
自滅するのです。

それで、 この授受作用の原理に拠って見ると、
与えれば与えるほど、より多くの利子が返って来ます。
神様は、絶対に損をすることはしないのです。


天宙の中心には、神様がおられます。
そして、この地上の中心は人間です。

神様はまた、父母であられます。
そして、人間は子女です。

皆さんに子女がいると思います。
ところで子女に対してはどうですか?
子女は無条件に愛らしく、
無条件に全てを与えてあげたいし、
限りなく全てを与えても惜しくはありません。

それがまさに主体である父母が、
対象である子女に与える愛の本能です。

これは、どこから出て来ましたか?
神様から出て来ました。


神様は父母であられるので、
子女である人間に無条件に与えるのです。
損得勘定をすることなく与えます。

神様がくださればくださる程、
その子供はそれを受け取ってお返しする時には、
より多くお返ししなければならないのです。

その子供が大きくなって孝行息子になり、
国の忠臣となり、素晴らしい人になればどうなりますか?

父母はその子供を見つめる時、
子供のために全てを与えても惜しくなく、
もっと大きな生き甲斐を感じつつ愛おしく思います。

それが、父母が子供に投資した利益です。
父母はつまらない物質的な利子のことを言ったりはしません。
真心を込めて子供に投資すればする程、
自動的に利子がつくからです。


神様をなぜ父母と言うのか?
神様はなぜ父母の心情を持っておられるのか?

神様が人間を創造された時、
ご自身のことを全くお考えにならず、
ただ自分の子女にどうすればもっと良くして
あげられるかと言うことだけ考えられたのです。

神様は父母の心情しかありません。
兄弟の心情や夫婦の心情もそこまでは行けません。
それで神様を父母だと言えるのだとおっしゃいました。
これが授受作用の愛の原則です。

人間も、自分の子女が
父母である自分より優れていることを願います。

お父様が私たちに教えてくださった
驚くべきことは何かと言うと、
神様が父母であり、人間が子女であるが故に、
神様はご自身よりも子女である人間が
より高くなることを願っておられるのです。


このみ言も、初めて聞くみ言です。

私が既成教会に通っていた時、
いつも神様は高い所にいらっしゃって、
人間は罪人で、イエス様を信じれば天国に行き、
救われたと言いながらも、いつも罪人だと言います。

神様と人間の距離が縮まりませんでした。

私が統一教会に入って創造原理を聞いて、
お父様のみ言を聞いてみると、
神様はそのまま高い所にいらっしゃり、
私が上がると言うのです。

私が神様の子女になれば、私は神様の所まで上がるのです。
それが変わりました。


神様は父母であられるので、子女である人間が
ご自身よりもっと優れているからと言って、
絶対に嫉妬される方ではありません。

人間の父母も、子女がより優れていると言えば喜びます。

お父様は、「ああ、そうか!
父母であられる神様は、
子女である人間がより優れていることを願われるんだ!

どうしてそうなのか?
人間は神様の子であり、神様の愛の対象であるからだ。」
と感じられました。

このような内容は、世界中のどこに行っても
聞くことができないみ言です。
お父様はこのような貴い内容を明らかにされたのです。


いつかお父様が、こうおっしゃいました。

「神様も人間と共に成長する!」。
これは、どれ程驚くべき内容でしょうか?

神様のように完全な方が人間と共に成長すると言うみ言が、
私には理解ができませんでした。
それで、お父様にお伺いしてみました。

「お父様、神様が本当に小さな子供のように成長しますか?
この話を既成教会の信者が聞いたら、変に思うでしょうね。
しきりに、自分たちとは違うことを言うといって迫害するのに、
神様が本当に成長するんでしょうか?」。

そうしたら、
「神様はもちろん完全であられるけれど、
愛だけは対象が無ければ感じることができない。
皆さんは子女を産んでみたからわかるだろう。

子供が5歳になれば、5歳の友達として
ママゴトも一緒にしなければならないし、
子供が大きくなればなる程、
そこに合わせてやらなければならない。」
とおっしゃいました。


そのみ言を聞いた時、私はぼーっとしていました。

そうしたらお父様が、
「愛と言うものは目に見えないじゃないか?
だから、外部から、 相対から刺激が来ないと、
あっても無いのと同じだ。」とおっしゃいました。

昔、お父様は私たちの心は、体の中にあると言われました。
ところが、人間は、自分の体の中に
私の心があるのに心がわからないと言い、
神様もどこにでもいらっしゃるのに、
神様がいないと言います。

神様は、何か刺激がある所に現れます。
お父様が「君たち、手を上げて、
自分の太ももを力一杯、叩いてみなさい。
痛いだろう。

これがまさに、私の心が私の体全体の
どこにでもあると言うことを語っているのである。」
とおっしゃいました。

心は、体全体に満ちています。
外部から体をばしっと叩くと、自動的に
「痛い!」と言う声と共に、心が動くのです。

このように外部の刺激を受けたその所に心が現れるように、
神様も刺激がある所に現れるのです。

相対から刺激を受けてこそ愛を感じるように、
愛は相対的です。

そして、人間が成長するにつれて、
神様の愛も相対的に成長します。
それで神様も成長すると言う言葉が成立します。

どうですか?
理解できますか?
そのように、神様と人間の間はとても近いのです。

私たちは今、相対性の神様、
愛の神様について学んでいます。
そして、授受作用を学んでいます。


お父様が、「授受作用さえ確実にわかれば、
原理をほぼわかったと言えるだろう。」
とおっしゃったことがあります。

続けて、
「本当に私たちが相対のために与えて、
また与え、それがすぐには返って来なくても、
とてつもない大きな利子がついて返って来る。

私はそれを知っているために、
常に与えて、また与える。
損をしても与える。

これからの一生の間、
私が全世界に投入したものが全部返って来て、
統一教会員はそのお陰でお金持ちになるだろう。

人も帰って来るし、お金も返って来る。
だから、私は絶対に損をしていないと思う。」
と、おっしゃいました。

史吉子/ 著「原理に関するみ言の証」
再編集 文責:ten1ko2


「神様はご自身よりも子女である人間が
より高くなることを願っておられる」
「神様も人間と共に成長する」
本当にこれは、驚くべきみ言です。

神様の本当の御姿に出会われた、
真のお父様ならではのみ言であると思います。

全知全能な神様ではありますが、
愛においては、対象が完成しない限り、
完成してはいない、ということです。

神様は、親であり、父母である、
そのように証しされた真のお父様。
授受作用の原則通り、
与えて忘れる歩みをし続けていかれました。

私たちも本当の「金持ち」になれるよう、
与えて忘れる精神を持って、
日々のみ旨を歩んでいきたいと思うのです。


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posted by ten1ko2 at 07:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | 史吉子先生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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