全てを与えても惜しくない父母の愛
史吉子(サ キルジャ)先生のみ言。
今回は、「神様の両面性」です。
☆
神様の両面性
では、もう一度神様についてお話します。
お父様(文鮮明先生)は、その誰よりも深く
神様について研究されました。
それでお父様は、誰よりも神様についてよく知っておられます。
そのように研究された結果、
神様は全く別のように見える両面性を持っておられる
と言うことに気づかれました。
すなわち、神様は相対性の神様、
数理性の神様としておられます。
☆
先ずは相対性の神様についての部分、
相対性について説明します。
相対性とは、主体と対象があると言うことです。
そして、主体は投入する、与えると意味です。
主体は与える側で、対象は先に受けて
主体に再び返してあげなければなりません。
ところで、返してあげる時には、 ここに何がつくのか?
受けたそのままを返してあげるのではなく、
利子がつくと言われました。
私たちが銀行に貯金をたくさんすれば
するほど、利子がたくさんつきます。
ところが、もし対象が受けるばかりで、
それを返してあげなかったら、
この対象は存在することができないのです。
自滅するのです。
それで、 この授受作用の原理に拠って見ると、
与えれば与えるほど、より多くの利子が返って来ます。
神様は、絶対に損をすることはしないのです。
☆
天宙の中心には、神様がおられます。
そして、この地上の中心は人間です。
神様はまた、父母であられます。
そして、人間は子女です。
皆さんに子女がいると思います。
ところで子女に対してはどうですか?
子女は無条件に愛らしく、
無条件に全てを与えてあげたいし、
限りなく全てを与えても惜しくはありません。
それがまさに主体である父母が、
対象である子女に与える愛の本能です。
これは、どこから出て来ましたか?
神様から出て来ました。
☆
神様は父母であられるので、
子女である人間に無条件に与えるのです。
損得勘定をすることなく与えます。
神様がくださればくださる程、
その子供はそれを受け取ってお返しする時には、
より多くお返ししなければならないのです。
その子供が大きくなって孝行息子になり、
国の忠臣となり、素晴らしい人になればどうなりますか?
父母はその子供を見つめる時、
子供のために全てを与えても惜しくなく、
もっと大きな生き甲斐を感じつつ愛おしく思います。
それが、父母が子供に投資した利益です。
父母はつまらない物質的な利子のことを言ったりはしません。
真心を込めて子供に投資すればする程、
自動的に利子がつくからです。
☆
神様をなぜ父母と言うのか?
神様はなぜ父母の心情を持っておられるのか?
神様が人間を創造された時、
ご自身のことを全くお考えにならず、
ただ自分の子女にどうすればもっと良くして
あげられるかと言うことだけ考えられたのです。
神様は父母の心情しかありません。
兄弟の心情や夫婦の心情もそこまでは行けません。
それで神様を父母だと言えるのだとおっしゃいました。
これが授受作用の愛の原則です。
人間も、自分の子女が
父母である自分より優れていることを願います。
お父様が私たちに教えてくださった
驚くべきことは何かと言うと、
神様が父母であり、人間が子女であるが故に、
神様はご自身よりも子女である人間が
より高くなることを願っておられるのです。
☆
このみ言も、初めて聞くみ言です。
私が既成教会に通っていた時、
いつも神様は高い所にいらっしゃって、
人間は罪人で、イエス様を信じれば天国に行き、
救われたと言いながらも、いつも罪人だと言います。
神様と人間の距離が縮まりませんでした。
私が統一教会に入って創造原理を聞いて、
お父様のみ言を聞いてみると、
神様はそのまま高い所にいらっしゃり、
私が上がると言うのです。
私が神様の子女になれば、私は神様の所まで上がるのです。
それが変わりました。
☆
神様は父母であられるので、子女である人間が
ご自身よりもっと優れているからと言って、
絶対に嫉妬される方ではありません。
人間の父母も、子女がより優れていると言えば喜びます。
お父様は、「ああ、そうか!
父母であられる神様は、
子女である人間がより優れていることを願われるんだ!
どうしてそうなのか?
人間は神様の子であり、神様の愛の対象であるからだ。」
と感じられました。
このような内容は、世界中のどこに行っても
聞くことができないみ言です。
お父様はこのような貴い内容を明らかにされたのです。
☆
いつかお父様が、こうおっしゃいました。
「神様も人間と共に成長する!」。
これは、どれ程驚くべき内容でしょうか?
神様のように完全な方が人間と共に成長すると言うみ言が、
私には理解ができませんでした。
それで、お父様にお伺いしてみました。
「お父様、神様が本当に小さな子供のように成長しますか?
この話を既成教会の信者が聞いたら、変に思うでしょうね。
しきりに、自分たちとは違うことを言うといって迫害するのに、
神様が本当に成長するんでしょうか?」。
そうしたら、
「神様はもちろん完全であられるけれど、
愛だけは対象が無ければ感じることができない。
皆さんは子女を産んでみたからわかるだろう。
子供が5歳になれば、5歳の友達として
ママゴトも一緒にしなければならないし、
子供が大きくなればなる程、
そこに合わせてやらなければならない。」
とおっしゃいました。
☆
そのみ言を聞いた時、私はぼーっとしていました。
そうしたらお父様が、
「愛と言うものは目に見えないじゃないか?
だから、外部から、 相対から刺激が来ないと、
あっても無いのと同じだ。」とおっしゃいました。
昔、お父様は私たちの心は、体の中にあると言われました。
ところが、人間は、自分の体の中に
私の心があるのに心がわからないと言い、
神様もどこにでもいらっしゃるのに、
神様がいないと言います。
神様は、何か刺激がある所に現れます。
お父様が「君たち、手を上げて、
自分の太ももを力一杯、叩いてみなさい。
痛いだろう。
これがまさに、私の心が私の体全体の
どこにでもあると言うことを語っているのである。」
とおっしゃいました。
心は、体全体に満ちています。
外部から体をばしっと叩くと、自動的に
「痛い!」と言う声と共に、心が動くのです。
このように外部の刺激を受けたその所に心が現れるように、
神様も刺激がある所に現れるのです。
相対から刺激を受けてこそ愛を感じるように、
愛は相対的です。
そして、人間が成長するにつれて、
神様の愛も相対的に成長します。
それで神様も成長すると言う言葉が成立します。
どうですか?
理解できますか?
そのように、神様と人間の間はとても近いのです。
私たちは今、相対性の神様、
愛の神様について学んでいます。
そして、授受作用を学んでいます。
☆
お父様が、「授受作用さえ確実にわかれば、
原理をほぼわかったと言えるだろう。」
とおっしゃったことがあります。
続けて、
「本当に私たちが相対のために与えて、
また与え、それがすぐには返って来なくても、
とてつもない大きな利子がついて返って来る。
私はそれを知っているために、
常に与えて、また与える。
損をしても与える。
これからの一生の間、
私が全世界に投入したものが全部返って来て、
統一教会員はそのお陰でお金持ちになるだろう。
人も帰って来るし、お金も返って来る。
だから、私は絶対に損をしていないと思う。」
と、おっしゃいました。
史吉子/ 著「原理に関するみ言の証」
☆
再編集 文責:ten1ko2
「神様はご自身よりも子女である人間が
より高くなることを願っておられる」
「神様も人間と共に成長する」
本当にこれは、驚くべきみ言です。
神様の本当の御姿に出会われた、
真のお父様ならではのみ言であると思います。
全知全能な神様ではありますが、
愛においては、対象が完成しない限り、
完成してはいない、ということです。
神様は、親であり、父母である、
そのように証しされた真のお父様。
授受作用の原則通り、
与えて忘れる歩みをし続けていかれました。
私たちも本当の「金持ち」になれるよう、
与えて忘れる精神を持って、
日々のみ旨を歩んでいきたいと思うのです。
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