2024年07月05日

責任を果たせない人は、天が交替させる メシヤも例外ではない 《史吉子先生》



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史吉子(サ キルジャ)先生の
「原理に関するみ言の証」より
予定論の内容です。

予定論を徹底的に実践されるお父様

予定論では神様のみ旨に対する予定は
絶対的なのに、人間に対する予定は
人間が自分の責任分担を全うしなければ、
その人物を変えると言うのが核心です。

お父様はこの内容がお父様自身にも該当する
と言うことを、本当に骨身に滲みるように
感じたとおっしゃいました。

それで予定論がわかった後は、
少しも気を緩めることができなかったと言われました。

お父様は先ず、この貴い原理を
誰かに盗まれてはいけないと思われたそうです。

エデンの園で天使長が、神様が将来なさることを先に知って、
神様よりも先に実践してしまったように、
原理のみ言を他人に盗まれて、
その人がこの原理を悪用しては大変だと言う思いで、
盗まれないようにとても気を揉み、
心を焦がしたとおっしゃいました。

しかし、今原理を全世界に発表されたと言うことは、
時が来たからだそうです。


お父様にはソウルで一緒に高校に通った、
郭魯弼(クァクノビル)と言うとても親しい友達がいました。

北朝鮮から南下された後に、
お父様は釜山でその郭魯弼さんの家を尋ねました。

その日の夜、狭い部屋で数人が一緒に寝ましたが、
いきなりお父様がおっしゃるには、
「魯弼、たとえ私が今はみすぼらしい乞食のような姿だが、
時が来たら、 私が発表した原理を聞いて、
全世界の人々が私について来るようになるだろう」
と言われたそうです。

そのみ言を聞いてその方は、
「ああ、あんなに賢かった友達が苦労をし過ぎて、
頭がおかしくなったのか」
と思って、びっくりしたそうです。

後になって私がその方の話をお父様に申し上げたのですが、
高笑いされながら、「おい、おい、その程度まで話したのも、
私がその親友を信じていたからだ」 と言われました。

それくらいに、お父様は原理に関するみ言を、
時が来る時まで人々に語られませんでした。


そして、たとえ神様が願われてお父様をメシヤとして送られても、
お父様が責任を果たすことができなければ、
メシヤの使命をお父様よりもっとよくできる人に移すことも
あり得ることがわかるようになったとおっしゃいました。

それでお父様は、自ら責任を果たさなければならないと、
絶えず決意されたそうです。

「私が過去、現在、未来のどんな人よりも
メシヤとしての責任分担を果たすためには、
最高の精誠を尽くさなければならない」
と思われたのです。


このように、お父様は身悶えをしながら耐えて来られたことを、
心の底から悟らなければなりません。

私たちが容易く「お父様、お父様」と言いますが、
その声を聞いておられるお父様は、深刻になられるのです。

「果たして、私が父としての役割を果たしているか?
果して、私が自分自身よりも人をもっと愛しているか?
本当に人のために犠牲になっているか?」
と、このようにお父様はいつも自問自答なさるのです。

お父様は地上にいる人だけではなく、
地上に生まれて死んで行った
霊界にいる数多くの霊人たちからも、
侍られるべきではありませんか?

そして、人類の真の父母はお一人なので、
これから生まれる私たちの子孫たちも、
真の父母様が地上でどのように生きたかについて、
知りたいと思わないでしょうか?

彼らは、お父様が人類に対してどれだけ精誠を尽くされ、
どれだけ犠牲になりながら愛して逝かれたのか、
その行跡を調べて、知ろうとするのです。

史吉子/ 著「原理に関するみ言の証」
再編集 文責:ten1ko2




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posted by ten1ko2 at 10:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 史吉子先生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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