2024年08月02日

なぜ「憲法9条」が問題なのか・・日本を守る人は誰? *ニュースがわからない人に《5分で解説》



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待ってました。
これは、当然理解していなければなりませんね。
憲法9条について、
分かりやすく解説していただきます。

憲法9条とは?

今回は「憲法9条」についてです。

まずはどんな条文か、読んでみましょう。

9条の第1項は、
「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を
誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、
武力による威嚇又は武力の行使は、
国際紛争を解決する手段としては、
永久にこれを放棄する」。

第2項は、
「前項の目的を達するため、陸海空軍
その他の戦力は、これを保持しない。
国の交戦権は、これを認めない」です。


簡単にまとめると、日本は1項で「戦争はしません」、
2項で「戦力を持ちません」
「交戦権を認めません」と言っています。

9条の内容はこの三つです。
この中で、どれが問題なのでしょうか。

1項の戦争放棄は当然です。
たとえもめ事があっても絶対に戦争で解決してはいけません。
これは国際社会の基本的なルールでもあります。

ですから、問題は第2項ということになります。

対内的な主権と対外的な主権

ここで、「主権」という言葉について説明します。

実は主権には、大きくは二つの意味があります。
国内の主権と、国外に向けての主権、
対内的な主権と対外的な主権です。

対内的な主権というのは、
「日本の中で法律がいきわたっていますよ」
という意味です。

例えば、うちの町では暴力団が幅を利かせている。
警察も手に負えない。
みんな怖くて外に出られませんという状況であれば、
「日本の主権が維持されている」とはいえません。

これが対内的な主権です。
この主権を守るために重要なのが警察の力です。

 
日本にある外国の大使館は、日本に住む
外国人のためにパスポートの更新などをする場所です。

実はこの大使館の中に犯罪者がいても、
日本の警察は逮捕できません。

言ってみれば、大使館は外国の国家機関が
日本に出張してきているようなものです。
だから犯罪者がいれば、その国の警察が逮捕します。

いわゆる治外法権です。

 
では問題です。

仮にですが、日本に外国の軍隊が
攻めてきたら誰が対応すべきでしょうか。
相手は戦車やロケット砲を持っています。
さあ、どうしたらいいでしょうか。

国際社会のルールではどうなっているでしょうか。

警察と答えたかた、ハズレです。
警察には外国の軍隊を取り締まる権限がありません。
大使館と同じ理屈です。

もし捕まえたらその警察官が捕まってしまいます。

では誰が守るべきかというと、答えは「軍隊」です。


このように、外国の勢力から国を守るときの主権が、
もう一つの主権、つまり対外的な主権です。

言い換えれば、国の独立性です。
この国の独立を守る役割は、国際社会では
警察ではなく、軍隊が果たすことになっているのです。

ところが日本では、その軍隊がありません。
ではどうやって日本の独立を守るのでしょうか。

それで日本では、自衛隊という、軍隊ではない、
でも誰がどう見ても軍隊にしか見えない組織をつくりました。

憲法学者の大半は憲法違反だと言っています。

だったら自衛隊をなくすか、憲法を変えるか、
本当に憲法が大事だと思うのならどちらかにすべきだ
と思うのですが、不思議なことに、
両方とも反対だ、という人がいます。

しかもその人が、普段は
「憲法を守れ」という人だったりします。

自衛隊を軍隊として認めるのが、
普通の国らしくていいのではないでしょうか。

ほぼ5分で読める勝共理論 9
「憲法9条」
https://www.kogensha.jp/news_app/detail.php?id=22533
再編集 文責:ten1ko2


とてもわかりやすく教えていただき、
ありがとうございます。

祖国を愛する、ということは
とても貴いことであります。

自衛隊、という組織があるのも、
自国を守るがゆえの組織であるわけです。

そのことを反対する、というのは
どのような発想なのかな、と疑問です。

理論・理屈が通っていなくても、
とにかく「反対」のための反対をしている
という感じを受けます。

日本は独立した国のはずですが、
どうしたら私たちの大切なこの国を
守っていくことができるのか、
そして、世界の平和に寄与することができるのか、
深刻な問題だと思います。


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posted by ten1ko2 at 10:29 | Comment(1) | TrackBack(0) | 勝共理論 勝共活動  | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
普通日本人としては自衛隊を軍と認め、米軍基地は撤退してもらって、自分の国は自分で守る。という事を望んでます。
憲法では攻める事を禁じ、守り事にのみ軍を使う様にすれば良いと思います。
両方反対している人は間違いなく、共産主義が日本を攻める時に、障壁になる軍隊を解体しておきたい人達だと思います。
Posted by 山口多聞 at 2024年08月02日 12:46
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