2024年08月05日

とても陰気で不愛想、中流霊界以下の植物たち 《李相軒・霊界メッセージ》



240805.png


李相軒先生の「霊界の実相と地上生活」
『植物の世界』の続き。
先回は、上級層の霊界での植物の様子でしたが、
今回は、中流・下級層での様子になります。

中流層の植物世界

中流層の植物の姿は、上流層の姿ほど美しくありません。
そして中流層の植物界は、人間の心の状態に伴う
変化が少なく、あたかも地上で季節と気候によって
植物の姿が変わるのに似ています。

地上の家庭の草花は、主人がうまく世話をすれば、
生き生きと美しく生長しますが、
世話をしなければそのように生長しません。
中流層の植物の姿も同様です。

そして、ここの大部分の植物は
人間の心にほとんど照応しません。

中流層の花や木や草は、人間と関係なく、
そのまま存在します。

上流層の植物が優しいなら、
中流層の植物は無愛想です。

下流層の植物世界

ここは、光がほとんどないので陰気です。
山奥でまばらに立っているような草や樹木は、
実に哀れでかわいそうに見えます。

植物は、太陽の光を受けてこそ生長し、
その色もきれいになります。

しかし下流層の植物は、太陽の光を
ほとんど受けることができません。

地上の数多くの雑草は光を存分に受けるために生
長できますが、こちらの植物は
地上の枯れた雑草よりも劣ります。

時々風が吹くとやせこけた木の枝が揺れますが、
この時はぞくっとさせられます。

このような雰囲気の中で、万物と対話しながら
花や葉に触れる気になれるでしょうか。

誰からも愛されない植物は、
まるで笑うことを忘れた人の表情と似ています。

植物世界と神様の愛
私たちは、万物を見つめれば見つめるほど、
神様の愛をより一層感動的に感じることができます。

神様が願っていらっしゃった本然の人間世界は、
すべてが豊かで平和な美しい自由天地でした。

しかし人間の堕落によって、人間はもちろん
動植物をはじめとするすべての被造世界が、
悲しみの世界と化してしまったのです。

このような悲しみの世界を見つめる
神様の心境はどうでしょうか。

一刻一刻新しい服に着替えて
自らの主人が現れることを待ちわびてきた
美しい万物と、いくら無言の対話を限りなくつづり、
数多くの感嘆詞を詠じてみたとしても、
それはただ美しい文章が私たちの脳裏をよぎるだけです。

私たちは、人間を創造してから今日まで
がら空きになっている神様の心を、
熱くいっぱいに満たしてさしあげなければなりません。

(1999年12月2日)

李相軒(イ・サンホン)先生(1914〜1997)
「霊界の実相と地上生活【霊界の様相編】」
(光言社刊『霊界の実相と地上生活』より)
第二部 天上天下の救世主・真の父母
第二章 被造世界(宇宙論) 二 植物の世界

霊界の実相と地上生活(45)
中流層の植物世界/植物世界と神様の愛
(Blessed Lifeより)
再編集 文責:ten1ko2



最後までお読みいただき ありがとうございました!
ポチッ!がまだの方はお願いしますm(__)m
ポチッは1日1回有効で、1週間の合計で
ランキングの順位が決まります。
ポチッとすると、現在の順位が出てきます ↓

にほんブログ村 哲学・思想ブログへ
にほんブログ村
良い記事だと思った方は、
応援のクリックをお願いします!

(記事冒頭の哲学・思想ブログのバナーも
ブログ村のバナーとなっています
どちらからでも応援して頂けます)



※ 当ブログ記事の転載、拡散について
その際は、リンクを貼っていただくか
当ブログ名とURLを記載して頂くようにお願いいたします。

なお、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、無断転載
に関しては、固くお断りいたします。

※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。 
写真は:https://www.pakutaso.com/20160419092post-7473.html
フリー素材サイト「ぱくたそ」より

posted by ten1ko2 at 12:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | 霊界 霊人と共に歩む生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック