2024年08月14日

獄中で主に会った人たち 大同保安署へ連行されたいきさつ 《金元弼先生のベストアンサー》




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20世紀中盤の平壌(日帝時代)


金元弼(ウォンピル)先生のみ言。
今回は、「大同保安署へ連行される」前半、
「聖主教と腹中教」の続きのお話です。


先生が四六年に北に来られてから、約四、五か月たった時に、
毎日のごとく礼拝や集会をもたれ、朝早くから
夜遅くまで涙に満ち、霊的雰囲気が高まっていました。

それで静かではなかったのです。
村の人たちは、この集団はどういう人たちが集まって、
何をしているんだろうと相当気を付けて見ていました。

先生は南から北に来られた時に、
身分証明書も何も持っていなかったので、
村の人たちは、李承晩大統領が外形は牧師という
かたちで密使として送ってきたのだという疑いをもち、
四六年八月十一日、先生は保安署(警察署)に
連行されるようになりました。


先生が連行された大同署では、
先ほどお話ししました腹中教の幹部の人たちが
全員連行されていて、調査を受けているその時でした。

その幹部たちは、神の啓示にあったごとく、
全員が教会に集まっていて、その所へ警察の幹部がやってきて、
その人たちを警察に連行したのです。

その時は、共産党が主権を握っていたのですが。
「自分たちを迎える」というのですから、彼らは、
再臨の主が来て自分たちを迎える、と解釈していました。

ところが、共産党の官吏が彼らを迎えて、
警察に連行したわけです。(腹中教幹部拘禁事件)


その人たちがなぜ投獄されるようになったかといいますと、
彼らは自分の家財を全部売って、ただひたすらに
メシヤを迎え入れるためにすべてのものを準備したのです。

ところが共産党は、それを逆にとらえて、
集団の責任者が何も分からない人をだまして財産を全部奪い取り、
また信徒のお金をだまして全部自分のものにした
という口実をつけて、全員を投獄したわけです。

共産党というのは、地主や資本家が貧しい農民や
労働者を搾取することに対して非常な敵意をもち、
それでもって大衆を団結させるのです。

ですから、宗教の宗主が何も分からない人たちを
だましてお金を着服したという理由で捕らえたのです。


彼らは、もう一つ大きな調査を受けました。

イエス様が腹中教の責任者に現れて啓示する時には、
おなかに子供がいて動くような、
そういう兆候が必ずあるはずです。
信徒はそれを信じていました。

調査官はいくら調べても着服した事実がないので、
その口実を今度はそこへ向けて、
「おなかを通じて神の啓示があるということを
否定するならば、全員釈放してあげよう」
という二者択一を迫ったのです。

彼らは、長年の間そういうことを
絶対的に信じていました。
それを否定しなさいということですから、
それは死ぬことと同じです。

そこで、女の人を連れ出して、戦争中に
日本車が韓国人を拷問したのと同じような形で、
ひどい拷問を始めました。

その女の人は白い着物を着ていましたけれども、
その白い着物に穴がポンポンポンと全部あくほどに
あまりにも殴られたので、
死んでしまうという悲惨なことが起こりました。

そのように拷問をされながらも、
絶対に信仰を曲げなかったということです。


先生は、腹中教の幹部の人たちが
収監されていた部屋に入れられました。

先生が入ると、その部屋にいた腹中教の幹部の一人(黄元信)は、
誰なのか分からないけれども先生に非常に心が引かれて、
自分たちの集団の歴史のすべてと
自分の心のすべてを先生にお話ししました。

先生は幹部の人の話をずーっと聞かれて、
非常に哀れみながら、その人に
なぜそういうことが啓示されたのかということを
原理的に教えてあげながら「あなたは、まずそれを
否定して出て行くようにしなさい」と教えました。

そこで彼は先生のみ言どおりに否定して
牢屋から出て行くことができました。
しかし、牢屋にいる時の拷問があまりにも激しかったので、
彼は後に死んでしまいました。



大同保安署での事件はよく知っているつもりでした。

腹中教の教祖である許孝彬氏が
お父様を受け入れるかどうか、
歴史をかけた出来事だったといいます。

その内容に関して、幹部の黄元信は、
「お父様の言うことを聞かなかった」
という認識を持っていましたが、
この元弼先生の証しを読むと違っていました。

お父様の言うことに従い、
啓示は嘘だった、と言って、
牢屋から出られたとのこと。。。

実は、そのあとの内容も
今まで認識していたものと
少し違っていました。
いずれにしても、壮絶な状況だったと思います。

続きは、20世紀の春香が、主の花嫁になれたのか、
結論のエピソードとなります。


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posted by ten1ko2 at 19:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | 金元弼先生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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